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【1週間コーデ】50代葉山暮らし。「20代からの愛用品」でつくる大人の夏カジュアル8選~桐野恵美さん#022EmiKirino~

  • 2026.8.3

おしゃれ賢者のリアルな着こなしとワードローブを拝見する「1週間コーデ」。今週は海辺の町、葉山(神奈川県)で「ecru(エクリュ)」を主宰する桐野恵美さん(59歳/165cm)。築55年の平屋を舞台に、ヨガや金継ぎ、石けんづくりなどのワークショップ、野菜中心の料理教室などを共催します。そんな桐野さんの、上質な大人カジュアル1週間、8スタイルをご紹介します。

ショートヘアにナチュラルメイク。葉山のセレクトショップ「サンシャイン+クラウド」のロゴTとリラックス感のあるパンツやスカートを着こなす桐野恵美さん。高校卒業後に渡米し、語学力をつけてから現地の大学に進学して、建築やインテリアを専攻しました。「家族の都合で1年休学し、5年間アメリカで暮らしました。卒業後は帰国して、ホテルのスタッフとして国内外のお客さまをお迎えしていました」と桐野さん。当時のファッションについて聞くと、「ワンレン、ボディコンでした(笑)。ソバージュにしたことも。かっちりしたジャケットにひざ丈のスカートが基本でした。90年代のトレンドを楽しんだあと、今のスタイルに近づいていきました。」(桐野さん)。結婚、離婚を経て、昭和40年代建築の平屋暮らしを始め、『小さな暮らしの道具店ecru(エクリュ)』をオープン。「雑貨が好きで、集めていた器や暮らしの道具を販売していました。その後、物販は終了して、現在はワークショップを共催したり、スペースのプロデュースにシフトしました」と桐野さん。夏の盛りのいま、着こなしのポイントは?「とにかく涼しくてラクなこと。手持ちの服やバッグ、小物は、20代のころに買ったものも、あります。若いころは好きで似合っていたベージュが、だんだん似合わなく感じて、自分でイエローやピンクに染めてリメイクしました」(桐野さん)。それは、若いころから「好きなもの」が変わらずブレがないことにつながります。
留学先で買ったジェイクルーのストライプシャツ、セルフ染めしたスピック&スパンのカーデなど、名品を甦らせるセンスは、ぜひお手本にしたいです。

【月曜日】 ピンクギンガム×ストレートパンツ サイズアップで抜け感を

ワークショップ前日は、旬の食材の買い出しへ。ワンサイズ大きめのストレートパンツをひと折りして、ギンガムシャツの袖を折り返して、抜け感を。

【月曜日のコーデアイテム】
ボタンダウンシャツ/サンシャイン+クラウド
コットンパンツ/サンシャイン+クラウド
トートバッグ/L.L.Bean(エルエルビーン)
ポシェット、財布、キーホルダー/すべてロッコワークス(みつばちミシン)
黒縁メガネ/鎌倉眼鏡店 一目
スニーカー/ニューバランス

【火曜日】 マスタードのロゴTをキュロットで品よく

ワークショップ当日は、野菜中心のランチとおやつでゲストをもてなします。「動きやすくて、きちんと見えるキュロットを合わせました」と桐野さん。セルフ染めしたバッグとレザーシューズを合わせて品よく。

【火曜日のコーデアイテム】
ロゴTシャツ/サンシャイン+クラウド
キュロットスカート/イトット
裂き織りバッグ/ザッカ
黒縁メガネ/鎌倉眼鏡店 一目
オーロラシューズ/サンシャイン+クラウド

【水曜日】 ジャストサイズのストレートパンツで美シルエットに

「月曜日に着たストレートパンツと同じデザインの色違い。こちらはジャストサイズにして、すっきりと」と桐野さん。赤のメッセンジャーバッグとデニム地のコンバースで、ポップに。

【水曜日のコーデアイテム】
プリントTシャツ/サンシャイン+クラウド
コットンパンツ/サンシャイン+クラウド
ロゴ入りショルダーバッグ/サンシャイン+クラウド
黒縁メガネ/鎌倉眼鏡店 一目
スニーカー/コンバース

【木曜日】 デニム調ラクちんパンツをきれいに着こなすコツは?

「一見デニムに見えますが、ウエストがゴムのリラックスパンツです。立ち仕事のバイトの日は、動きやすくてラクなのが一番」と桐野さん。大きめのポケットがポイントになって、腰まわりがもたつかずにすらりと見えます。

【木曜日のコーデアイテム】
ロゴTシャツ/サンシャイン+クラウド
ワイドパンツ/イトット
かごバッグ/サンシャイン+クラウド
黒縁メガネ/鎌倉眼鏡店 一目
シューズ:スニーカー/ヴァンズ

【金曜日】着まわし➀ セルフ染めロゴT×フレアスカート こなれカジュアルのお手本

色褪せたロゴTは、モスグリーンに染めてリメイク。「フォグリネンワークのリネンスカートは、ギャザーがたっぷり入っていて、夏でも涼しいです」と桐野さん。ロゴTの裾は折って、ウエストマークにオンすると、すっきりときれいに見えます。

【金曜日】着まわし② 留学先で買った想い出のストライプシャツ 一気に夏気分満喫

「このストライプのノースリーブシャツは、20代のころに留学先のアメリカで買ったものです。夏が来るたびに大切に着続けています。前ボタンがあるので、涼しいのにきちんと見えるところがポイントです」と桐野さん。ラフィアハットをかぶると、一気に夏っぽさが高まります。

【金曜日のコーデアイテム】
着まわし➀
ロゴTシャツ/サンシャイン+クラウド
リネンスカート/フォグリネンワーク
かごバッグ/マーガレット・ハウエル
サンダル/ビルケン シュトック

着まわし②
➀のリネンスカートを着まわし
ノースリーブシャツ/ジェイクルー
ラフィアハット/ヘレンカミンスキー
布バッグ/ドゥ ファミリィ

【土曜日】 汚れを補修テープでリメイク 愛着あるロゴTと白パンツで畑仕事へ

「自分が食べる分は、自分でつくりたい」と思い、1年かけて農業の基礎を学んだ桐野さん。裏庭に小さな畑をつくり、季節野菜の栽培を始めました。畑仕事のときは、ワークブーツとリメイクロゴTと白パンツで、元気よく。

【土曜日のコーデアイテム】
ロゴTシャツ/サンシャイン+クラウド
コットンパンツ/イトット
黒縁メガネ/鎌倉眼鏡店 一目
ワークブーツ/ノーブランド(アマゾンで購入)

【日曜日】 夏の夜は、海の家で夕涼み きれいめワンピとセルフ染めカーデで爽やかに

胸元にダーツがあるデザインは、大人の女性をきれいに品よく見せてくれます。「一枚でもサマになりますが、ベージュからイエローに染め直したカーディガンを差し色にしました」と桐野さん。精麻を紐にしたペンダントは、サンゴとムーンストーンが付いています。

【日曜日のコーデアイテム】
カーディガン/スピック&スパン
ワンピース/マル
ラフィアバッグ/ヘレンカミンスキー
レザーキーホルダー/ロッコワークス(みつばちミシン)
ネックレス/ヒカリノタネ(ライフ アファ)
ビーチサンダル/イパネマ

30年愛用の名品から作家ものまで! 実用とセンスを両立する大人のバッグ8選

「L.L.Bean(エルエルビーン)のトートバッグは、もとはネイビーカラーだったんですよ」と桐野さん。小花模様のドゥ ファミリィのバッグ、裂き織りバッグ、マーガレットハウエルのかごバッグなど、セルフヴィンテージの30年もの。「若いころから好きなものが決まっていて、変わらないですね」(桐野さん)。最近、買い足したものは、「ecru(エクリュ)でイベントをしたロッコワークスさんのぺたんこショルダーとアフリカのかご、ケチャップモチーフのメッセンジャーバッグなど」と桐野さん。シンプルなコーデの差し色にしたり、ポイントにしたりします。

毎月5千円のメガネ貯金で買った6万円の名品。 愛着と物語のある大人のファッション小物

桐野さんの人生哲学は、「ムリをしないでコツコツと自分らしく」。たとえば、モダンな黒縁のメガネ。「ぜひ買いたいと思いましたが、6万円は大金です。ひと月5千円ずつメガネ貯金をして、貯まった今年5月に、お店に試着にうかがって購入しました。普通のレンズを私の目が見えやすいように、遠くも近くも見えるようバランスよくレンズの度を調整してくれました。おかげで長年愛用していたコンタクトはやめて、メガネがメインになりました。ヘアスタイルもメガネが似合うようにカットしてもらって、イメージチェンジできました」と桐野さん。また、夏の定番、ヘレンカミンスキーのラフィアハットは、縁を折って顔まわりを見せたり、日よけに深めにかぶったりと、着こなしに合わせて工夫します。普段はから指輪やピアスをつけない桐野さんが、大切にしているジュエリーは、精麻の紐にサンゴとムーンストーンをつけたペンダント。「御守りのようなペンダントで、シンプルなワンピースなどにつけます」(桐野さん)

ニューバランス、コンバース、ビルケンetc. はきやすさと美シルエットが決め手!

ロゴTとカジュアルなパンツ&スカートに合わせる靴は、スポーティなスニーカーと経年変化が楽しめるオーロラシューズ。「今住んでいる町、葉山との縁を結んでくれたのは、サンシャイン+クラウドで販売するオーロラシューズ。大切にはいて三代目です。ニューバランス、ヴァンズ、コンバースなど、スタンダードなスニーカーには、靴下の色や柄で遊びをプラス。夏サンダルには、ビルケンシュトックやイパネマを。さらに畑仕事の相棒、ワークブーツはアマゾンで購入しました。

撮影/林 紗也 取材・編集/田村幸子
 
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この記事を書いた人

ライター・エディター 田村幸子

田村幸子

「文筆」と「料理」を肩書きに、さまざまなメディアに寄稿する。「大人のおしゃれ手帖」webでは「1週間コーデ」を連載中。ネイルと帽子とピンクが好き。

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

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