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30年前、朝ドラ出演で一世を風靡した“美人な双子”「マナカナ」はイマもマナカナかな…2人の歩み

  • 2026.9.3
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マナカナこと三倉茉奈(左)と三倉佳奈-2007年12月撮影(C)SANKEI

1996年10月から放送されたNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』から、放送開始からまもなく30年となる。大阪を舞台に双子の姉妹・麗子と香子を描いた物語は、全150回にわたって放送された。この作品で少女期の二人を演じたのが、当時10歳の三倉茉奈と三倉佳奈だ。

「マナカナ」として一緒に知られるようになった姉妹は、やがてそれぞれの仕事へ踏み出しながら、二人で活動する場所も残してきた。ドラマデビューから現在まで、その歩みをたどる。

反響の大きさを感じた再登場

『ふたりっ子』で、茉奈は麗子の少女期、佳奈は香子の少女期を演じた。二人は1986年2月23日生まれ。成長後の麗子役は菊池麻衣子、香子役は岩崎ひろみが担当しており、茉奈と佳奈の少女期の出演は8回だった。

ところが、短い出演ながら二人には多くの反響が寄せられた。その後、麗子の双子の娘役としてそろって再登場することになる。初めは主人公姉妹の幼い時代を演じた二人が、同じ作品の中で次の世代の双子として帰ってくる。10歳だった二人のドラマデビューは、こうして「マナカナ」の名前を広く知らせるきっかけになった。

それから12年後の2008年、二人は再び朝ドラで双子を演じる。『だんだん』で茉奈が田島めぐみ、佳奈が一条のぞみを担当し、生き別れた双子のヒロインとして共演した。少女期の8回から始まった二人が、今度はそろって物語の中心を担う。その並びには、『ふたりっ子』から続く時間がくっきり表れていた。

髪型から始まった「それぞれ」

二人に個別の仕事が増えたのは、20歳ごろのことだった。それまで一緒に見られることの多かった二人は、佳奈がショート、茉奈がロングにするなど髪型を分け、服装も意識して変えるようになった。

誰がどちらなのかを外見からも伝える工夫は、個別活動への切り替わりを端的に示している。とはいえ、茉奈が一人で仕事の現場へ行っても、佳奈が一緒ではないのかと確認される場面は多かったという。「マナカナ」という一つの呼び名が、それだけ強く定着していたのだ。

二人組として覚えられたところから、一人ずつの名前と仕事を知ってもらう段階へ。髪型と服装を分けるという目に見える変化の一方で、現場ではまだ二人組として受け止められる。その両方を抱えながら、茉奈と佳奈はそれぞれの活動を前へ進めていった。

個別活動の先に残した二人の場所

個別活動が中心になってからも、二人での発信がなくなったわけではない。2020年には共同YouTubeチャンネル『マナカナんち』を開設した。個々の仕事が増えた後も、二人で活動できる場所を設けるために始めたものだ。

現在の仕事では、茉奈が2026年7月放送の日本テレビ系ドラマ『ファーストクライ』第2話に出演。不妊治療を続け、高リスクの卵子提供による出産を望む矢田歩美を演じた。二人で始まった俳優活動が、今は一人ずつ異なる役へ広がっている。

変わりながら、二人でいる

約30年前、「マナカナ」は『ふたりっ子』で二人を一緒に覚えるための呼び名だった。やがて髪型や服装を分け、それぞれの現場へ進み、茉奈は2026年にも一人で新しい役を演じている。その一方で、共同YouTubeや公式サイトには、現在も三倉茉奈と三倉佳奈の名前が並ぶ。

二人がたどり着いたのは、「マナカナ」を卒業することでも、いつまでも同じ姿でいることでもなかった。茉奈と佳奈として別々の仕事に向かえるからこそ、二人で並ぶ場所も持ち続けられる。

『ふたりっ子』から30年。二人は変わらなかったのではない。それぞれに変わりながら、それでも二人でいられる形をつくってきた。その歩みがあるから、今のマナカナは懐かしいだけの名前ではない。


※記事は執筆時点の情報です

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