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注目の新NHKドラマ、放送日“解禁”されるも…「せめて再放送は地上波で」期待の声とともに相次ぐ“もどかしさ”

  • 2026.10.1
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高橋一生(C)SANKEI

高橋一生主演、燃え殻の人気エッセイをドラマ化したNHKドラマ『この味もまたいつか恋しくなる』が、11月14日、21日の2週連続で放送されることが発表された。NHK BSで土曜夜9時から、各回約1時間。高橋一生を中心に、藤間爽子、橋本淳、井川遥、セントチヒロ・チッチ、樋口日奈、光石研、朝加真由美ら、前後編それぞれに個性豊かなキャストが集結する。

今年、高橋一生は『犯罪者』で斎藤工、水上恒司とトリプル主演を務め、10月からは『ポリティカルパン』への出演も控えるなど、話題作が続いている。そんな高橋が今回演じるのは、文筆業で暮らす“僕”。これまでの強いキャラクターとはまた違う、どこか身近で不器用な人物をどう見せるのかにも注目したい。

“食べたもの”から始まる8つの物語

原作は、作家・燃え殻によるエッセイ『この味もまたいつか恋しくなる』。料理や酒そのものを語るだけではなく、ある味をきっかけに、昔の恋人や友人、家族、店で出会った人たちとの時間がふいによみがえる。そんな記憶の連鎖を描いた作品だ。

ドラマでは、ひとりの“僕”を軸に8つのエピソードを展開。前編では、横浜で彼女と過ごした時間を思い返す場面から、編集者が語る少し変わった恋の話、雨宿りで入ったバーから蘇る昔の記憶、ラーメン店で耳にする男の身の上話まで、食べ物を入口にさまざまな人間模様が描かれる。

後編も、電話越しの友人との時間、行きつけの喫茶店をめぐる思い出、夜勤時代によく食べていた牛丼、そして両親との食事へと物語が広がっていく。チョコモナカ、カレー、牛丼、鮨など、登場する“味”は実にさまざま。けれど、その味の先にあるのは、食べ物ではなく人との時間だ。

燃え殻作品×高橋一生という組み合わせ

エッセイの映像化で気になるのは、文章の中にある余白をどうドラマにするかというところ。本作では『探偵ロマンス』『コトコト〜おいしい心と出会う旅〜』などを手がけた坪田文が脚本を担当する。細かなエピソードが連なる原作を、ひとつのドラマとしてどうつなぐのかも見どころになる。

燃え殻は高橋一生について、これまで演じてきた華やかな役とは違う“普通に生きてきた人間”を演じる俳優として期待を寄せている。高橋自身も、原作について「食べ物そのものの話でありながら、そこにまつわる誰かとの時間や、言葉にならなかった思いまで浮かび上がってくる」とコメントしている。

派手な事件が起こるタイプのドラマではない。それでも、ふとした食事や何気ない会話から過去の記憶が呼び戻される感覚は、多くの人にとって身近なものだろう。高橋一生が演じる“僕”の視線を通して、誰にでもある「忘れていたけれど、なぜか覚えている味」をどう描くのかが楽しみなところだ。

注目作なのに「BSでしか見られない」というもどかしさも

これだけ注目を集めている一方、放送はNHK BS。地上波での放送ではないため、作品を楽しみにしている人の中には視聴環境を気にする声も出ている。SNSでは「せめて再放送は地上波で」という期待を寄せる投稿も見られ、放送前から作品への関心の高さがうかがえる。

『この味もまたいつか恋しくなる』は、11月14日と21日の土曜夜9時からNHK BSで2週連続放送。前編、後編で計8つの物語が描かれる。

高橋一生が演じる“僕”が、どんな味と出会い、そこから誰の記憶をたどっていくのか。見終わったあと、ふと自分自身の「忘れられない味」を思い出してしまう。そんな余韻も期待したい作品だ。


出典:高橋一生・主演 ドラマ『この味もまたいつか恋しくなる』放送日時&追加出演者決定!

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