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無自覚ママ「不審者と駅が一緒…怖〜い!」注意喚起の情報を見ると→「え、まさか」不審者の正体は自分!? <無自覚ハラスメント>

  • 2026.7.21

間サエコさんは、小学6年生の娘・姫子ちゃんを育てるワーママ。困っている人を見ると放っておけず、つい手を出してしまいます。
ある朝、電車内で後頭部が絶壁の赤ちゃんを見かけたサエコさんは、断りもせず「押せば治る」と赤ちゃんの頭をつかんだことで、母親の怒りを買ってしまいます。ところがサエコさんは意に介さず、いいことをしたと上機嫌。その日のランチで、泣き叫ぶ男の子と困っている母親を目にすると、今度は強引に男の子のお世話を始め、さらに母親を否定する言葉で育児のアドバイスを始めたのです。そこへ同僚の茂木さんがフォローに入り、母親の頑張りを認め、子どもを見ているからご飯を食べるようにと気づかいます。しかし、そのやり取りにサエコさんは、「今の親は甘えすぎ」と納得できない様子。さらに、苛立ちの矛先は茂木さんへも向き……。

その晩、茂木さんの対応にモヤモヤすると愚痴るサエコさん。ところが夫は、サエコさんが先におせっかいを始めたから同じことだと指摘します。さらに、結局はそのお母さんも助かったはずだと諭しました。それでも、夫の正論が腑に落ちないサエコさんなのでした。

不審者情報に、どう向き合う?

「ママがいつも乗っている電車で不審者が出たらしい」と切り出した夫。市から届いた情報には、女性が見知らぬ赤ちゃんの頭を両手でつかみ、押しつぶすように押していたと書かれていました。発生した時間帯も降車駅も、サエコさんが出勤時に利用していた電車と一致しています。

それが自分の行為を指しているとは思わず、恐怖で青ざめるサエコさん。夫は「最近は変な人も増えているし、姫子もママも気をつけてね」と、心配そうに声をかけました。

サエコさんも姫子ちゃんに注意を促しますが、サエコさんが赤ちゃんの頭を押していたことを知る姫子ちゃんは、「うん……」と複雑そうな表情を浮かべるのでした。

サエコさんは赤ちゃんのためを思ってしたことかもしれません。しかし、保護者の許可なく見知らぬ赤ちゃんの頭を両手でつかみ、押す行為は、相手に強い恐怖を与えるだけでなく、赤ちゃんを危険にさらしかねません。不審者情報として共有されたのも、無理はないでしょう。

善意からの行動であっても、相手が望んでいなければ「親切」にはなりません。特に子どもの体に触れる際は、自分の考えを押しつけず、保護者の意思や子どもの安全を最優先にする必要があります。

自分では正しいと思っている行動ほど、一度立ち止まり、「相手はどう感じるだろう」「許可なくしてよいことだろうか」と考えることを忘れずにいたいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター ミント

ベビーカレンダー編集部

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