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「カッパは人を水に引きずり込む」怖い言い伝えを知った小4男子→迎えた“まさかの結末”【マンガ】

  • 2026.10.30

本で読んだ怖い話ほど、なぜか頭にこびりついて離れないもの。その怖い言い伝えを、まさかの形で体験することになった小学生がいます。『ウチの百鬼夜行』の主人公は、陰陽師の兄・晴明と暮らし始めたばかりの弟・綺羅々。兄の屋敷には行き場のない物の怪(もののけ)たちが住んでいて、池にはカッパの群れまでいます。今回は、カッパが人を水に引きずり込むという習性をめぐる一幕です。

本で知ったカッパの怖い習性

その日、綺羅々は妖怪の生態について書かれた本を読んでいました。目に飛び込んできたのは、聞くだけで身がすくむような一文です。

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『ウチの百鬼夜行』(c)河口けい/主婦の友社

綺羅々は、心の中で「カッパって人や馬を水の中に引きずり込むんだ…怖いなぁ」と思います。挿絵には、水へ引き込まれる人の姿まで描かれています。屋敷の池に住んでいるあのカッパたちも、本によればれっきとした危険な妖怪、ということになるのでした。怖い伝承を知り、綺羅々は思わず顔をこわばらせます。

引きずり込む前になぜか準備体操

場面は変わって、なぜか池のほとりに並ぶ綺羅々とカッパたち。本のとおりなら、綺羅々はこのままカッパたちに水へ引きずり込まれてしまう状況です。

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『ウチの百鬼夜行』(c)河口けい/主婦の友社

ところが、まず始まったのは全員そろっての準備体操でした。体操の列に綺羅々もしっかり交ざっているのが、なんとも微笑ましいところです。おまけにカッパたちは、綺羅々にライフジャケットまで着せてくれます。引きずり込む気は満々なのに、その前の安全確保に抜かりがありません。

万全を期してから池にばしゃーん

準備が整ったところで、綺羅々は予定どおり池の中へ。

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『ウチの百鬼夜行』(c)河口けい/主婦の友社

まわりでは、浮き輪でぷかぷか浮かんで遊ぶカッパの姿もあります。ずぶ濡れの綺羅々の口から出たのは、「ウチのカッパ優しい…!!」のひとことでした。

習性どおり、たしかに人を水に引きずり込んではいるのです。それでも準備体操とライフジャケットのおかげで、怖い言い伝えはただののどかな水遊びに変わっていました。本に書かれた習性と、目の前の優しさ。そのちぐはぐさに笑っているうち、綺羅々の妖怪へのイメージもまた一つ塗り替わっていきます。『ウチの百鬼夜行』には、こんな愛らしい拍子抜けがあちこちに転がっているのです。


『ウチの百鬼夜行』(c)河口けい/主婦の友社

※本記事はコンテンツの権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。

 



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#1 生き別れた兄と暮らすことに
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クリエイター情報

河口けい

漫画描いてます。 単行本は白泉社から『可愛いたぬきも楽じゃない①~⑤』、『ウチの鬼先生』、『カッパ暮らし』ほか、KADOKAWAより『異世界に行ったら謎の生物に可愛がられた話①②』、主婦の友社より『ウチの百鬼夜行』発売中です。

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