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生き別れた兄と一緒に暮らすことになった弟→初対面で…兄「僕は陰陽師をやってて」弟を驚かせた本当の理由【マンガ】

  • 2026.10.20

ある日突然、生き別れだった家族と一緒に暮らすことになる。それだけでも緊張するのに、新しい住まいが妖怪だらけの屋敷だったら、覚悟を決める余裕がありません。『ウチの百鬼夜行』は、それが現実になってしまった小学4年生の物語です。

弟の綺羅々(きらら)が身を寄せたのは、生き別れだった兄・晴明(はるあき)の家。兄は陰陽師で、行き場のない物の怪(もののけ)たちを山奥の屋敷に住まわせていました。ホラーかと思いきや、出てくる物の怪はどこか間が抜けていて可愛い、癒し系の作品です。今回は、すべての始まりになった兄弟の初対面の一日を紹介します。

小豆とぎに出会って悲鳴を上げた

弟の綺羅々は10歳。この日、兄・晴明とようやく顔を合わせました。物心つく前に離れ離れになった兄弟にとって、まずは「初めまして」の挨拶から始まります。

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『ウチの百鬼夜行』(c)河口けい/主婦の友社

慣れない兄との暮らしに緊張していたところ、どこからか小豆を洗う音と声が……。声の主が分からない綺羅々には、それだけで十分に不気味です。

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『ウチの百鬼夜行』(c)河口けい/主婦の友社

そこへ姿を見せたのが、物の怪の「小豆とぎ」でした。思わず悲鳴を上げる綺羅々に、陰陽師である晴明は住む場所のない「物の怪」を家に置いてあげているとあっさり打ち明けます。物の怪との暮らしなんて経験したことがない綺羅々にとっては、いきなり飲み込むには重すぎる話です。

当の晴明は「小豆とぎだよ かわいいでしょ」と紹介し、そのまま目を細めてなで始めました。妖怪を前に固まる弟と、まったく別の反応を見せる兄。その温度差こそが、この屋敷の日常なのだと初日にして突きつけられます。物の怪をかわいがる兄の姿に、綺羅々は戸惑いを隠せません。

お札を構えた兄の方が怖かった

さらに、綺羅々を本当に驚かせたのは兄の行動でした。優しいだけでは終わらない一面が、ここで思わぬ形で顔をのぞかせます。

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『ウチの百鬼夜行』(c)河口けい/主婦の友社

弟が小豆とぎを怖がっていると見るや、晴明は「ゴメンゴメンすぐ封じるね!!」と、御札で小豆とぎを封じてしまいました。なんだか痛そうな音とともに……。その光景を見た綺羅々は、思わず「人間の方が怖い!!」と心の中で叫ぶのです。物の怪よりも、兄の突飛な行動のほうがよほど怖い。この逆転が、この屋敷の空気をそのまま言い当てていました。

屋敷には他にも、丁寧すぎる狐の式神や気まぐれなねこまた(猫又)など、個性豊かな物の怪たちが暮らしています。見た目こそ不気味でも、中身はどこか間の抜けた住人ばかりです。

怖がりだった綺羅々が彼らと打ち解け、家族と呼べる関係を築いていく、そのスタートがこの一日でした。怖がった初日があるからこそ、この先の歩み寄りはいっそう微笑ましいものです『ウチの百鬼夜行』の同居生活は、こうして騒がしくも温かく幕を開けます。


『ウチの百鬼夜行』(c)河口けい/主婦の友社

※本記事はコンテンツの権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。

 



 

▶ 兄のパワハラ、止まらない…!【第1話を読む】

#1 生き別れた兄と暮らすことに
#1 生き別れた兄と暮らすことに

 

クリエイター情報

河口けい

漫画描いてます。 単行本は白泉社から『可愛いたぬきも楽じゃない①~⑤』、『ウチの鬼先生』、『カッパ暮らし』ほか、KADOKAWAより『異世界に行ったら謎の生物に可愛がられた話①②』、主婦の友社より『ウチの百鬼夜行』発売中です。

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