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体調不良で当日キャンセル「実は友達と遊んでた」猛反省させた、店長の『笑顔の一言』が「さすがすぎ」

  • 2026.7.8

美容師として働く私の知人・坂口さん(仮名)。常連さんから、予約当日に「体調不良で……」とキャンセルの連絡が入ったそうです。次の来店日まで心配していた坂口さんですが、なんと前回の体調不良は嘘だったと言われ……!?

お客さんが当日キャンセル

私は美容師として働いています。指名してくださるお客さんも増え、毎日の仕事にやりがいを感じていました。その中のひとりが、何度か担当している杉崎さん(仮名)です。気さくで話しやすく、私にとっても印象に残るお客さんでした。

そんな杉崎さんの予約が入っていたある日の朝、お店に一本の電話がかかってきました。「ちょっと体調不良で……今日はキャンセルさせてください」申し訳なさそうな声だったため、私は「もちろん大丈夫ですよ! お大事になさってくださいね」と伝えて電話を切りました。

急な体調不良なら仕方ありません。いつも来てくださるお客さんだっただけに、私は少し心配していました。

思いがけない本当の理由

それから1か月ほど経った頃のことです。杉崎さんから再び予約が入り、久しぶりに来店されました。施術をしながら、「この前は大丈夫でしたか? 体調不良って……」と声をかけると、杉崎さんは一瞬キョトンとした顔。

少し考え込んだあと、「あ〜! あの日ね!」と笑いました。そして「実は友達から急に誘われちゃって〜」「でも正直に言うのも気まずいから、体調不良ってことにしちゃった!」と悪びれる様子もなく話したのです。私はどう反応していいかわからず、苦笑いしてしまいました。

モヤモヤした気持ち

本来、当日キャンセルはお店としても困ることが少なくありません。それでも私は、体調不良なら仕方ないと思っていました。だからこそ、その理由が嘘だったと知り、なんとも言えない気持ちになったのです。

どう返そうか迷っていたそのときでした。ちょうど杉崎さんにお茶を持ってきた店長が、会話を聞いていたのか自然に話に加わりました。

店長の対応で救われた

店長は杉崎さんに向かって明るく、「元気でしたらよかったです〜!」と声をかけました。そして続けて「実は次のご予約をいただくまでの間、坂口がと〜っても心配していたんですよ」と、笑顔のままさらりと言ったのです。

その瞬間、杉崎さんの表情が少し変わりました。「えっ、そうだったの?」そう言ったあと、気まずそうに笑いながら「ごめんね〜……」と謝ってくれました。店長は杉崎さんを責めるような言い方はしていません。ただ、「心配していた」という事実をさりげなく伝えてくれたのです。

そのおかげで、私が感じていたモヤモヤも自然な形で伝わったような気がしました。謝る杉崎さんの様子を見ながら、言いたいことを角を立てずに伝える店長の対応はすごいなと感じた出来事です。

【体験者:20代・女性美容師、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:辻 ゆき乃
調剤薬局の管理栄養士として5年間勤務。その経験で出会ったお客や身の回りの女性から得たリアルなエピソードの執筆を得意とする。特に女性のライフステージの変化、接客業に従事する人たちの思いを綴るコラムを中心に活動中。

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