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むっず…!「杓子」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字の正解は?

  • 2026.7.28

人間は昔からいろいろな道具を使って生活を豊かにしてきました。今回はそんな道具の中から「杓子」という漢字をご紹介します。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「杓子」はなんと読む?
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「杓子」と「お玉杓子」

「杓子」の正しい読み方は「しゃくし」です。

「杓子」とは、飯を盛ったり汁などをすくったりする道具のことを指します。頭が丸く、中くぼみの皿形で柄が付いています。現在では、ご飯をよそうものは「しゃもじ(杓文字)」、汁物をすくうものは「お玉(お玉杓子)」と呼び分けることが一般的です。

杓子と似た言葉に「お玉杓子」がありますが、その語源については、滋賀県の多賀大社に由来するという説があります。多賀大社の神官たちが元正天皇の病気治癒を祈願し、強飯(こわめし)を大きな杓子に乗せて献上しました。その出来事をきっかけに杓子は縁起物として捉えられるようになり、次第に「お多賀杓子(おたがじゃくし)」と呼ばれるようになったとされています。そこから「お玉杓子」や「お玉」という言葉が生まれ、形の似ているカエルの幼生も「おたまじゃくし」と呼ばれるようになったといわれています。

「杓子」を使った表現

「杓子」を用いた表現に、「杓子定規(しゃくしじょうぎ)」や「猫も杓子も(ねこもしゃくしも)」があります。それぞれどのような意味なのでしょうか。

「杓子定規」とは、すべてのことを一つの基準や規則に当てはめようとする、融通の利かないやり方や態度を表す言葉です。曲がっている杓子を定規の代わりに用い、正しくない定規で測ることに由来するとされています。

また、「猫も杓子も」は、多くの人や物がみな一様に同じこと、あるいは似たことをする様子を表す言葉です。


参考文献:『大辞林』、『明鏡国語辞典』


文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!

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