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「迷惑!だけど…」勧誘から救った彼からのお礼は、アクセサリーや花束ではなく<理想じゃない人>

  • 2026.7.3

55歳からマンガを描き始めたナランフジコさんによる、夫・フジ夫さんとの出会いをつづったマンガ。
バブル全盛期、3高(高学歴・高収入・高身長)がもてはやされていた時代。フジコさんが出会ったのは、マルチ商法にだまされる寸前のフジ夫さんでした。その後、愛車で送ってくれると言われた先にあったのは、ボロすぎる愛車。しかも鍵をなくしたと言われて……。

フジ夫さんと出会った後、医大生とデートをしたフジコさん。すると、彼の他人を見下す言動が気になり、連絡を取るのをやめることに。その後、フジ夫さんからお礼の誘いがあるのですが、当日、フジ夫さんは遅刻してしまいます。そして、なぜか怒るどころか、脳内で「キュン」が止まらなくなるフジコさん。

フジ夫さんと無事に(?)合流すると、お礼を受け取るために駅のコインロッカーは向かいます。怪しい勧誘の場から連れ出してもらったお礼を受け取るため、駅のコインロッカーへ向かいます。ロッカーに入っているお礼は、アクセサリー? 花束? それとも?

この無防備さは一体!?

「お礼がある」と言われ、駅のロッカーへ。

そこに入っていたのは、巨大なセイウチのぬいぐるみでした。

心の底からうれしそうに「はい、どうぞ」

迷惑!! だけど……

打算でしか人を測れなかった私にはまぶしすぎる無防備さ!

そして、おもしろすぎる!!

この人、人からどう思われているかなんて1mmも気にてしていない……。

私はこのとき、このどうしようもない男をーー

愛でるべき「絶滅危惧種」だと認定してしまったのです。

それから数カ月。あれ以来、連絡はなし……。

「全然、いいねんけど……」

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バブル全盛期といえば、ブランド物のアクセサリーや豪華なディナーを思い浮かべる人もいるかもしれません。そんな中で、駅のロッカーをいっぱいにするほどの巨大なセイウチのぬいぐるみをお礼として用意するフジ夫さん。その独特な感覚に、フジコさんが思わず引き込まれてしまうのもわかる気がします。

世間の目や「3高」という価値観を意識していたフジコさんにとって、人からどう思われるかを気にせず行動するフジ夫さんは、とても新鮮な存在だったのかもしれません。理想とは違うはずなのに、なぜか放っておけない。そんなフジコさんの気持ちの変化が、印象に残りました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ナランフジコ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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