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「点検中 操作禁止」石井マーク公式の"かるた風"イラストに注目あつまる「現実によくあることだから怖い」

  • 2026.7.11
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

工場や作業現場には、一歩間違えれば重大な事故につながる危険が潜んでいます。そのため、日頃から安全意識を持ち、事故を防ぐための行動を徹底することが欠かせません。

そんな中、産業標識・銘板・ラベルの専門メーカー、株式会社石井マークの公式X(旧Twitter)が、プレス機を題材にした“かるた風”のイラストを投稿し、注目を集めています。

この投稿には、「現実にけっこうあること」「こういう人はけっこういる」といった共感の声が寄せられました。

いったい、このイラストにはどのようなメッセージが込められているのでしょうか。投稿の内容に加え、実際の事故の発生状況やSNSに寄せられた反応もあわせてご紹介します。

プレス機を題材にした“かるた風”の風刺イラスト

産業標識・銘板・ラベルの専門メーカー、株式会社石井マークは、公式X(旧Twitter)でプレス機を題材にした“かるた風”の風刺イラストを投稿しました。

絵札には、「点検中 操作禁止」と書かれた看板が機械に掛けられているにもかかわらず、それを無視して機械を動かそうとする人物の姿が描かれています。

さらに、読み札には「いないと思って操作を起動したら中から悲鳴が聞こえた すぐに途絶えた」という一文が添えられていました。

「かるた」という親しみやすい形式を用いながらも、作業現場で起こり得る重大事故の恐ろしさと、安全確認の重要性を強く訴える内容となっており、多くの反響を呼んでいます。

実際の事故について

今回のイラストが訴えているように、実際の作業現場では「はさまれ・巻き込まれ災害」が後を絶ちません。

厚生労働省の統計によると、令和7年には「はさまれ・巻き込まれ災害」による死亡事故が117件発生。さらに、けがを含めた死傷災害は1万3,047件にのぼり、重大な労働災害の一つとなっています。

こうした事故を防ぐため、厚生労働省が公表している「製造業における労働災害防止対策」では、「機械安全の3原則」を紹介し、安全対策の徹底を呼びかけています。

機械安全の3原則

機械による事故を防ぐためには、次の3つの考え方が重要とされています。

・本質安全の原則
危険そのものをなくす考え方です。「工程をなくす」「機械作業の自動化を行う」「機械の危険箇所を除去する」または「人に危害を与えない程度の力にする」などがあり、最も優先されます。

・隔離の原則
柵やカバーなどを設け、人と危険な機械を空間的に分けて安全を確保する考え方です。

・停止の原則
機械の近くでは、機械を停止させたうえで作業するという考え方です。具体的には、ロックアウト・タグアウトなどがあります。

隔離の原則と停止の原則

定常作業では、柵やカバーによって人と機械を隔てる「隔離の原則」が有効です。しかし、清掃や故障対応などの非定常作業では、柵を外したり機械内部に入ったりする場面があり、隔離だけでは安全を確保できません。

そのため、このような非定常作業では機械を確実に停止させてから作業する「停止の原則」が必要とされています。事故を防ぐためには、状況に応じて「隔離」と「停止」の両方を検討することが重要です。

SNSの声

プレス機を題材にした“かるたの風刺イラスト”には、多くの反響が寄せられています。現場を知る人からは、「現実でも起こり得る話だ」と共感する声が目立ちました。

  • こういう人はけっこういる。
  • 現実によくあることだから怖い。
  • 昔からこういうのがあった。
  • 現場で働いていると、本当のことだと痛感する。
  • 貼り紙やロープなどを気にしない人がいる。

実際に、危険な場面を目の当たりにしたという声も寄せられています。

  • 点検中にロープを張っていても、なぜか入って来て電源を入れる人がいた。
  • どんな状況でも、気になったら触らないと気が済まない人がいた。
  • 表示札をかけた直後に外した人がいて「とってもいいかと思った」と言った。
  • わざわざマスターキーで起動した人がいて事故になった。

こうした経験から、「表示だけでは事故を防げない」と考える人もいるようです。

  • 理解できない人もいるので物理的に動かせないようにしないといけない。
  • 表示を無視して安全確認せずに電源を入れる人がいたから、スイッチに鍵がついた。
  • 前の職場では、電源が入らないように必ず安全器具が付いていた。

安全のために

今回は、株式会社石井マークが投稿した、プレス機を題材にした“かるた風”の風刺イラストについて、SNSで寄せられた反応をご紹介しました。

投稿には、「現実にけっこうある」「現場で働いていると、本当のことだと痛感する」といった共感の声が多く寄せられたほか、実際に似たような場面を経験したという体験談も見られました。また、「物理的に機械を動かせない仕組みが必要」といった、安全対策の強化を求める意見も上がっています。

作業現場での事故は、わずかな確認不足や思い込みが重大な結果につながることがあります。設備や仕組みによる事故防止はもちろんのこと、安全ルールの意味を改めて理解し、一人ひとりが危険を意識して行動することの大切さを考えさせられる投稿でした。


参考:
株式会社石井マーク(@ishiimark_sign)公式Xアカウント2026年7月7日投稿
令和7年における労働災害発生状況(確定値)(厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課)
製造業における労働災害防止対策(厚生労働省)

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