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「独活」って読める? 由来もおもしろい難読漢字クイズ<5問>

  • 2026.6.5

春から夏にかけて食卓に登場する食材には、見た目からは読み方が想像しにくい漢字が多くあります。身近な食べ物でありながら、正しく読める人が意外と少ない漢字を5問集めました。全問正解を目指して挑戦してみましょう。

春から夏にかけて、スーパーや直売所の野菜コーナーに並ぶ食材には、日常的に口にしているにもかかわらず、漢字で書かれると読めないものが数多くあります。

今回は春夏の食べ物にまつわる難読漢字を5問ご用意しました。食材としての知名度は高くても、漢字の読みとなると自信を持って答えられるかどうか、ぜひ試してみてください。

問題1

「蕗」は何と読むでしょう?

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ヒント

  • 春の山菜として日本料理や家庭料理でよく使われる植物です

 

 

正解

それでは、正解を発表します!

正解:蕗(ふき)

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意味

「蕗(ふき)」はキク科の多年生植物で、日本全国の湿った場所に自生しています。 春に出る若い花茎を「ふきのとう(蕗の薹)」と呼び、春の山菜として古くから珍重されてきました。また、大きく伸びた葉柄(茎のような部分)は、佃煮や炒め物、煮物など、さまざまな家庭料理に活用されています。

読み間違いが起きやすい理由は、「蕗」が常用漢字表に含まれておらず、学校教育で習う機会がほとんどないためです。

漢字の形をよく見ると、くさかんむりの下に「路(ろ)」という字が隠れています。そのため、音読みでは「ロ」と読み、お菓子の「甘露(かんろ)」の「露」などと同じ仲間です。漢字の形から「ろ」という音は連想しやすいものの、身近な食材である「ふき」という訓読みに結びつかない人が多い難読漢字となっています。

名前の由来には諸説ありますが、かつてその大きな葉を「物を拭く(ふく)ため」に使っていたことから「ふき(拭き)」と呼ばれるようになったという説が有名です。

「路(ろ・みち)のほとりに生える、葉で物を拭く(ふき)草」と、漢字の形や名前の由来をセットにしてイメージすると、次に見かけたときにもすんなり読めるようになるでしょう。

問題2

「茗荷」は何と読むでしょう?

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ヒント

  • 薬味としてそうめんや冷ややっこに添えられることが多い食材です

 

 

正解

それでは、正解を発表します!

正解:茗荷(みょうが)

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意味

「茗荷(みょうが)」はショウガ科の多年生植物で、古くから日本で親しまれている香味野菜です。独特の爽やかな香りとシャキシャキした食感が特徴で、冷ややっこやそうめんの薬味、味噌汁の具材などに広く使われています。

読み間違いが起きやすい理由は、「茗」が常用漢字表に含まれておらず、普段はひらがなやカタカナで表記されることが多いためです。

一見すると当て字(熟字訓)のようにも思えますが、実はこれは純粋な音読みです。漢字の古い読み方で、「茗」は「ミョウ」、「荷」は「ガ」と発音するため、そのまま組み合わせて「みょうが」と読みます。

みょうがには「食べすぎると物忘れをする」という有名な俗信がありますが、これはお釈迦様の弟子である周梨槃特(しゅりはんどく)という人物の逸話に由来。

彼は自分の名前を忘れてしまうほど物忘れが激しく、彼が亡くなったあと、その墓から見慣れない草が生えてきました。そこで「自分の名前を一生背負い(荷い)続けた彼」にちなんで、その草を「茗荷」と名付けたと言われています。

問題3

「浅蜊」は何と読むでしょう?

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ヒント

  • 味噌汁や酒蒸しによく使われる二枚貝です

 

 

正解

それでは、正解を発表します!

正解:浅蜊(あさり)

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意味

この問題の答えは、「あさり」でした!

「浅蜊(あさり)」はマルスダレガイ科の二枚貝で、春と秋に旬を迎える身近な食材です。味噌汁、酒蒸し、ボンゴレパスタなど、和洋問わずさまざまな料理に使われます。

また貝の仲間なのに「虫偏」がついているのを不思議に思う方もいるかもしれません。古代中国では、虫という漢字は昆虫だけでなく、貝類や爬虫類など「足がなくて地を這う小さな生き物全般」を表していました。そのため、はまぐり(蛤)やしじみ(蜆)など、身近な貝類には虫偏の漢字が多く存在します。

「潮が引いた『浅』い砂地で獲れる、虫偏の貝(『蜊』=リ)」と、漢字の仕組みや生態をセットでイメージすると、覚えやすいのかもしれません。

問題4

「玉蜀黍」は何と読むでしょう?

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ヒント

  • 夏を代表する野菜のひとつで、バーベキューや屋台でもおなじみの食材です

 

 

正解

それでは、正解を発表します!

正解:玉蜀黍(とうもろこし)

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意味

「玉蜀黍(とうもろこし)」は、夏を代表する野菜のひとつです。茹でたり焼いたりしてそのまま味わうほか、コーンスープやポップコーン、様々な食品の原料としても広く親しまれています。

玉蜀黍という表記は3つの漢字で構成される熟字訓であり、それぞれの文字を単独で読んでも「とうもろこし」という音を導き出すことは難しいでしょう。

言葉の由来としては、もともと日本にあった「モロコシ(蜀黍)」という植物に似ており、それが外国(唐)から伝わってきたため「トウモロコシ」と呼ばれるようになったとされています。では、なぜ漢字には唐ではなく玉という字が使われているのでしょうか。

この漢字表記は中国での呼び名をそのまま輸入したものです。中国にこの植物が伝わった際、ぎっしりと並ぶ黄色い実がまるで美しい宝石(玉)のようであり、植物自体はモロコシ(蜀黍)に似ていたことから、現地で玉蜀黍と名付けられました。日本はその漢字をそのまま取り入れ、自分たちの呼び名である「とうもろこし」という読み方を当てはめたと言われています。

問題5

「独活」は何と読むでしょう?

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ヒント

  • 香りの強い山菜・野菜の一種です。

 

 

正解

それでは、正解を発表します!

正解:独活(うど)

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意味

この問題の答えは、「うど」でした!

「独活(うど)」は山菜・野菜のひとつです。独特の強い香りとシャキシャキとした歯ごたえが特徴で、生のまま酢味噌和えやサラダにしたり、天ぷらや煮物にしたりして、日本の春の味覚として古くから親しまれています。

慣用句、「独活の大木(うどのたいぼく)」の語源としても有名です。うどは成長すると2メートルほどの大木のように育ちますが、茎が柔らかすぎて建材としては全く役に立たず、さらに大きくなりすぎると食用にも適さなくなります。このことから、「体ばかり大きくて役に立たない人」を例える言葉になりました。

読み間違いが起きやすいのは、漢字をそのまま音読みして「どくかつ」と読んでしまうケースです。実は、漢方薬の世界では、うどの根を乾燥させたものを「独活(どくかつ)」と呼び、頭痛や神経痛の薬として用いるため、音読みも間違いではありません。しかし、身近な食材としての読み方は「うど」になります。

では、なぜ「独りで活きる」と書くのでしょうか。これには、うどの大きな葉が、風もないのに自ずから(独りで)もぞもぞと動いている(活きている)ように見える、という昔の人の不思議な観察眼からこの字が当てられたという説があります。

まとめ

今回は、食卓や日常でお馴染みの食材・植物に関する5つの難読漢字をご紹介しました。

言葉の由来や慣用句に面白い背景を持つもつ漢字紐解くと「なるほど!」という発見がたくさんありますね。

出典:デジタル大辞泉(小学館)、コトバンク

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