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東日本大震災15年目、廃棄物の軌跡を14枚で! そなエリア東京「3.11現場の事実×心の真実『生活の、あとと、先~「ごみ」と災害~』」

  • 2026.5.30

記事ポイント

  • そなエリア東京とせんだい3.11メモリアル交流館が共同開催するパネル展が2026年6月2日から28日まで
  • 東日本大震災で通常の約7年分にあたる廃棄物が仙台市に発生した経緯と現場の対応を記録
  • 全14枚のパネルと映像で「仙台方式」や能登半島地震支援の実態を紹介

東日本大震災で仙台市に一度に発生した膨大な廃棄物を、現場の職員たちがいかに処理したか。

その記録と証言を14枚のパネルと映像でたどるパネル展が、東京・有明の防災体験施設で開催されます。

東日本大震災から15年目の節目に、震災廃棄物処理の実態と教訓が改めて公開されます。

そなエリア東京「3.11現場の事実×心の真実『生活の、あとと、先~「ごみ」と災害~』」

せんだい3.11メモリアル交流館で開催された企画展『生活の、あとと、先』の様子
  • 会期:2026年6月2日(火)〜6月28日(日) 9:30〜17:00(最終入場16:30)
  • 会場:東京臨海広域防災公園 防災体験学習施設 そなエリア東京 エントランスホール(東京都江東区有明3丁目8番35号)
  • 入館料:無料
  • 主催:東京臨海広域防災公園管理センター・せんだい3.11メモリアル交流館
  • 企画協力:仙台市環境局
  • 問い合わせ:東京臨海広域防災公園管理センター TEL:03-3529-2180

東京臨海広域防災公園の防災体験学習施設「そなエリア東京」は、宮城県仙台市の「せんだい3.11メモリアル交流館」と連携し、東日本大震災に関するパネル展示をこれまでも複数回開催してきています。

今回は、せんだい3.11メモリアル交流館が仙台で展開中の企画展「3.11現場の事実×心の真実『生活の、あとと、先~「ごみ」と災害~』」(令和7年3月1日〜7月31日)を再構成し、令和8年5月に完成した新たなパネル14枚と映像を、そなエリア東京 エントランスホールに展示します。

東日本大震災が発生した2011年3月、仙台市には通常の約7年分に相当する廃棄物が一度に発生しました。

仙台市環境局職員らが前例のない規模の廃棄物処理に従事した記録と証言は、プロローグからエピローグへとつながるドラマ的な構成で紹介されます。

これらの知見は他都市の参考事例として活用され、現在も被災地支援に活かされています。

14枚のパネルが記録する廃棄物処理の全工程

「3.11現場の事実×心の真実」シリーズのパネル展示

展示は全14枚のパネルで構成され、5つの章で震災廃棄物処理の経緯を段階的に追います。

「災害のあと」では東日本大震災の被害状況を、「日常のあと」では発災後の仙台市のごみをめぐる状況を記録しています。

「ごみの行く先」の章では、震災ごみ仮置き場・がれき搬入場の実態と、発生した廃棄物の84%をリサイクルした独自の処理方法「仙台方式」の詳細が紹介されます。

「あとと先をつなぐ人」の章では、震災廃棄物対策室の職員によるがれき発生量の予測と実績の記録、他都市からの応援体制の実態が取り上げられます。

「起こりうるあとと先」の章では、仙台市の経験を踏まえた被災地支援の概要と2024年の能登半島地震への支援活動、震災以降に取り組まれてきたごみ減量の施策も収録されています。

パネルのほか、企画展で制作された映像も会場内で上映されます。

「3.11現場の事実×心の真実」シリーズの経緯

本展は、せんだい3.11メモリアル交流館が平成29年度から続ける企画展シリーズ「3.11現場の事実×心の真実」の最新作です。

シリーズはこれまでに、消防・救急の活動を記録した『結~消防・命のプロが見た東日本大震災』(平成29年度)、下水道処理施設の復旧に取り組んだ職員の証言をまとめた『それでも、下水は止められない。東日本大震災・南蒲生浄化センターの知られざる闘い』(平成30年度)、保健師らの活動を収録した『世界がすこやかであるために~東日本大震災と保健活動』(令和元年度)を制作してきています。

各シリーズの再構成パネルはそれぞれ別途制作されており、今回の廃棄物処理編はシリーズ第4弾にあたります。

廃棄物処理という、日常生活と直結しながらもあまり語られることのなかった震災現場の実態が、今回初めてそなエリア東京で公開されます。

震災から15年目の節目に、現場で培われた知見と現在進行形の支援活動の両面が、14枚のパネルと映像に凝縮されています。

仙台市環境局職員らが語る証言と、84%リサイクルを達成した「仙台方式」の記録は、今後の大規模災害への備えを考える一次資料として公開されます。

入館無料で2026年6月2日から6月28日まで、そなエリア東京 エントランスホールで展示されます。

そなエリア東京「3.11現場の事実×心の真実『生活の、あとと、先~「ごみ」と災害~』」の紹介でした。

よくある質問

Q. パネル展の展示点数と映像上映はありますか?

A. パネルは全14枚で、5つのテーマに分けて展示されます。

企画展で制作された映像も会場内で上映されます。

Q. 「仙台方式」とはどのような廃棄物処理の方法ですか?

A. 東日本大震災時に仙台市が取り組んだ独自の廃棄物処理方法で、発生した震災廃棄物の84%をリサイクルした実績があります。

他都市の参考事例として活用され、現在も被災地支援に活かされています。

Q. 過去のシリーズ展示の内容も今回の会場で確認できますか?

A. 今回の展示は廃棄物処理をテーマとした最新作のみを対象としています。

平成29年度からのシリーズ過去作品については、せんだい3.11メモリアル交流館の公式サイトに案内が掲載されています。

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