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「ベビーカーを畳んで電車に乗るのは大変!」“畳む畳まない”論争が物議「危ない」「もやもやする」

  • 2026.6.29
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

通勤や買い物、お出かけなど、日常的に利用する電車。小さな子どもとの移動では、ベビーカーを利用している方も多いのではないでしょうか。そんなベビーカーをめぐり、SNSである投稿が話題となりました。

「ベビーカーを畳んで電車に乗るのは大変!」という内容です。この投稿には多くの反応が寄せられ、「畳まなくていいと思う」「混雑する時間帯は配慮してほしい」など、さまざまな意見が飛び交いました。

子育て世帯にとって欠かせないベビーカー。一方で、限られた車内空間を利用する公共交通機関だからこそ、周囲への配慮とのバランスに悩む場面もあるようです。

はたして、「電車内でのベビーカー」について、多くの人はどのように考えているのでしょうか。SNSに寄せられた声を中心に紹介します。

「畳むほうが大変だし危ないのに…」当事者の本音が続々

投稿に対してまず多く寄せられたのは、「自分も同じように大変だった」という共感の声です。ベビーカーを畳むことの苦労を語る体験談が続きました。

  • 子どもの手を引き、大きな荷物を抱えながら畳むのは大変だった
  • 抱っこ紐で肩がつらいうえに、畳んだベビーカーまで持つのは厳しい
  • 短い乗車のために畳んで広げ直すのは、手間が見合わない

ベビーカーを畳む作業そのものに、大きな負担を感じている方が多いようです。

また、「畳まないほうがむしろ安全」という声も多く見られました。

  • 急停車や揺れで転んだとき、ベビーカーが子どもを守ってくれる
  • 畳むと両手がふさがり、子どもの手を離してしまうほうが危ない
  • 畳んで自分がバランスを崩したら、子どもを支えきれない

万一のとき子どもを守れるよう、乗せたままにしておきたいという気持ちが感じられます。

さらに、「畳んでも場所はあまり変わらない」という声も見られました。

  • 畳んでも小さくならず、荷物を抱える分むしろ広い場所を取る
  • 下のカゴに荷物を積めるので、乗せたままのほうがまとまる
  • 子どもを乗せておくほうが、周囲にぶつからず邪魔になりにくい

畳むことが必ずしも省スペースにつながらない、という実感のこもった声でした。

「満員だとお互い危ないよね」気になる場面もある

とはいえ、「どんなときも畳まなくていい」とは言いきれない、という声も見られました。多くは、混み合う車内ならではの心配から出たものです。

  • 満員電車では、ベビーカーもお互いに危ないと感じる
  • ラッシュ時に足を踏まれることがあり、痛い思いをした
  • 人に押されたとき、隣のベビーカーに倒れ込みそうで怖い

混雑時は、乗っている子どもにも周囲にもリスクがある、という心配の声でした。

また、ベビーカーそのものより「使い方が気になる」という声も見られました。

  • 無言で人をかき分けて進む使い方を見て、気になった
  • スペースを使って当然という態度には、もやもやする
  • 子どもを乗せず、荷物だけ置いて広げているのは気になる

ベビーカーの使用自体ではなく、周囲への配慮があるかどうかを問う声のようです。

「混む時間は避けたいよね」"お互いさま"の落としどころ

そのほか、「状況によって考えればいい」という声も多く見られました。空いているかどうかで分ければいい、という現実的な意見です。

  • 空いているなら畳まず、混んでいるときは配慮するなど臨機応変に
  • ラッシュの時間帯を避けられると、お互いに無理がない
  • 真ん中ではなく端に寄るなど、置き方しだいで気持ちよく乗れる

一律に決めるのではなく、その場の状況に合わせたい、という考えのようです。

また、「ちょっとした気遣いで印象は変わる」という声も見られました。

  • 「すみません」と一声添えるだけで、周囲も受け入れやすい
  • 周囲に配慮する姿勢があれば、畳む必要はないと思う
  • お互いに思いやりがあれば、気持ちよく利用できる

畳むか畳まないかよりも、ひと声やちょっとした配慮が鍵になる、という見方です。

鉄道会社の基本方針は「畳まなくていい」

ここまで、ベビーカーの利用についてさまざまな声を見てきました。実は、電車内でのベビーカーについては、鉄道会社も考え方を示しています。

たとえばJR東日本も参加する国土交通省の啓発ポスターには、ベビーカーの乗車について、次のように記されています。

電車やバスでは、ベビーカーは、折りたたまずに乗車することができます。
※バスについては、走行環境によって折りたたみ、着席でのご乗車をお願いすることがあります。
出典:国土交通省公式サイト「ベビーカーマークについてのお知らせ」より

つまり、電車では広げたまま乗ってよいというのが、基本の考え方です。ただし混雑状況や車内環境によっては、周囲への配慮も求められています。

JR東日本は公式サイトでも「ベビーカーの安全なご利用のために」と題し、案内を行っています。風やホームの傾きでベビーカーが線路へ落ちることもあるため、手を離さないように、とのことです。また、混み合う時間帯は、周囲に気を配ってほしいとも伝えています。

さらに、利用者の声を受けた取り組みも紹介されていました。「気兼ねなく乗れるスペースがほしい」という要望に応え、2014年8月から、普通列車の「車いすスペース」に「ベビーカーマーク」を順次つけているそうです。

この「ベビーカーマーク」とは、ベビーカーで安心して使える場所や設備を示すもの。エレベーターや、鉄道・バスの車両スペースなどで見ることができます。

お互いに、思いやりの気持ちを

今回は、「電車内でのベビーカー」について、世の中の人がどのように考えているのかを紹介しました。

「畳むほうがむしろ大変で危ない」「乗せたままのほうが子どもを守れる」という声が多く見られました。一方で、「混み合うときはお互いに気をつかいたい」「使い方しだいで印象は変わる」という声もありました。

どちらも、その場の状況や相手を思っての気持ちです。空いていれば広げて、混んでいれば配慮して、と使い分けたいという声も多く見られました。

鉄道会社も「折りたたまずに乗れる」と示しています。そのうえで、混雑時はお互いに譲り合いを、と呼びかけています。畳む・畳まないの二択ではなく、その場の状況に応じて配慮し合うことが大切なのかもしれません。


参考:
ベビーカーマークについてのお知らせ」(国土交通省)
ベビーカーの安全なご利用のために」(JR東日本)
JR東日本の改善事例」(JR東日本)


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