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『セクシービデオ監督(60歳)』が激白…テレビ業界から“転身”した裏に隠された【衝撃の過去】とは「恋愛経験ゼロ」

  • 2026.6.18

テレビ朝日のポッドキャスト番組『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい〜Produced by しくじり先生〜』は、お笑いコンビ『アルコ&ピース』の平子祐希さんと酒井健太さんがさまざまな分野の文化人ゲストを招き、その人生や本性に迫る番組。

#13の配信回では、独自の主観撮影スタイルで業界を牽引してきたレジェンド映像監督のカンパニー松尾さんが登場。数々の作品で泥臭い人間のリアルを描いてきた松尾さんですが、その華々しいキャリアのスタート地点には、誰もが耳を疑うような意外すぎる「しくじり」と純朴な過去がありました。

ミュージックビデオへの憧れとテレビ業界の厳しい現実

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(C)テレビ朝日

番組冒頭、平子さんが「青春時代に見た映像作品は一生心に残る」と松尾さんへのリスペクトを語ると、松尾さんからは「僕はこれしかできない。他のことが不器用だったから、独自のスタイルが一番うまくできただけ」と謙虚な言葉が返ってきます。

今やレジェンドと称される松尾さんですが、18歳で愛知から上京して映像の専門学校である東放学園に進学した当初は、純粋にテレビマンを目指していたのだそう。特に音楽、それもパンクやニューウェーブといったマニアックなジャンルのミュージックビデオを作りたいという情熱を抱き、念願の番組制作会社へと就職します。

しかし、音楽番組のADとして働き始めた松尾さんを待っていたのは、自身の音楽愛とテレビ業界の評価基準との冷酷な乖離でした。松尾さんが「このミュージシャンにインタビューするべきだ」と提案しても、ディレクターから返ってくるのは「テレビはルックスがすべて」という現実的な一言。「テレビ向きの撮り方」を優先せざるを得ない構造に違和感を抱きながら悶々としていた1年目、運良く(?)その制作会社が倒産するという予想外の事態に見舞われます。

失業してラーメン屋でのアルバイト生活というフリーターに逆戻りしてしまった松尾さん。しかし、この挫折こそが、その後の人生を大きく変える運命の引き金となりました。

「恋愛経験ゼロ」のまま飛び込んだ大人の映像業界

アルバイト先に一本の電話が入ります。倒産した会社の元同僚から「再就職した先でADが足りないから手伝ってほしい」という誘いでした。その就職先こそが、大人向けの作品を手掛けるメーカーだったのです。松尾さんは2つ返事で快諾したものの、当時は自宅にビデオデッキすらなく、友人の家で鑑賞する程度で業界の知識は皆無だったといいます。

周囲からは「若い頃から遊び尽くして業界に入ったのでは」と思われがちな松尾さんですが、実際は「女性と話すだけで赤面してしまい、手も繋いだことがない恋愛経験ゼロの状態だった」という衝撃の事実を告白。これにはアルピーの2人も「ええ!?」「マジですか!?」と驚きを隠せません。

さらに松尾さんは、「モテてナンパができる器用な人は、わざわざ裏方で苦労して台本を書いたり衣装を買いに行ったりしない」と持論を展開。続けて、「不器用で溜め込んできた人こそが、この世界で爆発的なイマジネーションを発揮する」と、自身のコンプレックスを肯定する独自の仕事論を展開し、平子さんを「イマジネーション力ですよね!なるほど…」とうならせました。

初日に大量の特殊グッズが降ってきた

そんな純朴な松尾さんが偶然配属されたのは、業界内でも極めてハードな「特殊演出」を専門とする会社でした。そこで、「小道具を取ってきてくれ」と頼まれた松尾さん。物置の段ボールを開けると、ガラス製の巨大な演出器具をはじめとする特殊な小道具が山積みで、上からバラバラと降ってくるという強烈な洗礼を受けます。

また、現場に同行するなかで、松尾さんはある奇妙な現象に直面します。プロの実演シーンを目の前で見ていると、「だんだん眠くなってくる」というのです。

朝からの過酷な撮影が夜に及び、ADとしての疲れがピークに達する頃、目の前で繰り広げられる演技の規則的な往復運動が「まるで電車のガタンゴトンという揺れのような催眠的リズム」に思えてきて睡魔が押し寄せるという独特な体験談を明かすと、平子さんも「なるほど、電車の規則的なリズムですかね」と妙に納得し、スタジオは笑いに包まれました。

パンクな現場に衝撃

そんな現場で、松尾さんの人生を決定づける最大の衝撃が訪れます。それまで「監督とはモニターの前で座って指示を出すもの」と思い込んでいた松尾さんですが、あるシーンの撮影中、当時の監督(社長)がカメラマンと目配せをした瞬間、カメラマンが三脚からカメラを外して担ぎ出しました。すると、モニターの前にいたはずの監督が突然フレームインし、おもむろに女優に近づいて情熱的なアプローチを始めたのです。

予測不能な監督の乱入劇を目の当たりにした瞬間、松尾さんの脳内には中学時代にシビれた名曲『Anarchy in the U.K.』のイントロがガーンと鳴り響いたといいます。「うわ、すげえ、パンクなんだ!」と少年のように感動したというレジェンドの回想に、アルピーの二人も大爆笑。

パフォーマンスの裏側で、カメラが止まると演者を優しくフォローし、綿密な信頼関係と約束事を何よりも大切にしていた社長の姿を見て、松尾さんは「厳格な信頼関係で成り立つアート」という深いプロの仕事観を学んだと締めくくりました。

テレビ業界の挫折から偶然の出会いで天職を見つけ、独自の映像美を追求し続けてきたカンパニー松尾さんの知られざる原点。アングラな世界の裏側にある純粋なクリエイティビティの数々に、アルピーの二人も興味津々の様子でした。


アルコ&ピースの#文化人が1番やばい〜Produced by しくじり先生〜【テレビ朝日】#13
[配信日時]2025年10月5日
[出演者]平子祐希(アルコ&ピース)、酒井健太(アルコ&ピース)、カンパニー松尾
[番組URL]https://youtu.be/XrO0XD6bues?si=s3coalLw36Wtrdy-

(C)テレビ朝日

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