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東京建築祭で特別公開される名建築4【渋谷】

  • 2026.5.13
東京建築祭

2026年5月16日(土)から「東京建築祭2026」がスタートする。3回目を迎える今年は、各国大使館や学校建築、文化施設などが加わり、過去最多となる151件が参加。本記事では、その中から通常は非公開の建築を特別に公開する「特別公開」と、建築祭の期間に合わせて特別な展示を行う「特別展示」の対象となる渋谷エリアの名建築を厳選して紹介する。普段は閉ざされた扉の内側に足を踏みれられるチャンスをお見逃しなく!

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広尾小学校

「広尾小学校」は、関東大震災後の震災復興末期の1932年に竣工。水平ラインを強調した外観と、屋上に設けられた望楼が特徴的だ。周囲を広く見渡せる望楼は、かつて校舎には消防署の出張所が同居しており、火の見やぐらとしての機能も果たした。国の登録有形文化財に指定。

学校は教育施設であると同時に、地域社会を支える公共建築でもある。建築の構成や設備の機能を確認しながら、公共施設でもある学校の役割について思考をめぐらせてみてはいかがだろうか。

住所/東京都渋谷区東3-3-3

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ヒルサイドテラス

「ヒルサイドテラス」は、この界隈の土地を所有する朝倉不動産と建築家の槇文彦による継続的な対話から、1967年から1992年まで数期に分けて段階的に形成された都市プロジェクト。

今回は、ヒルサイドプラザにて「ヒルサイドテラスのあゆみ-完成までの30年」のパネル展示を開催。計画の変遷や各期の思想を丁寧に紹介する。建築を「育てる」姿勢が、街と呼応しながら成熟していった過程をたどろう。

住所/東京都渋谷区猿楽町29-10 ヒルサイドテラス内

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國學院大學

「國學院大學」は、創立120周年を迎えたのをきっかけに、21世紀の都市型大学を目指し、8年間かけて渋谷キャンパスを再開発。新たなランドマーク「若木タワー」が誕生した。

建築祭では、18階の「有栖川宮記念ホール」を特別公開する。イベントなどが開催されるこのホールからは渋谷の高層ビル群を見下ろし、天気がよければ東京タワー、スカイツリー、富士山まで一望することができる。

さらに、キャンパス内の博物館には土器や埴輪など約1,000点の資料が展示され、撮影も可能。創立140周年記念事業の一環として、明治神宮から寄贈された御仮殿の材を用いて再建された神殿にも、この機会に立ち寄ろう。

住所/東京都渋谷区東4-10-28

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温故学会会館

塙保己一が編さんした『群書類従』の板木を管理・保存する目的で各界の著名人などから協賛を得て誕生した「温故学会会館」。清水組が設計と施工を担当し、1927年に完成した。

鉄筋コンクリート2階建てで、正面から見ると、鳳凰が両翼を広げたような形に見える。写真右側は、1・2階ともが版木倉庫、左側は、1階に事務室などが入り、2階が和室の講堂。ここには27畳と床の間が配置されており、和洋折衷の珍しい構造となっている。

2000年には登録有形文化財に指定。竣工から100年近く守られてきた建具や天井、床の仕上げなど、細部のしつらえにも注目。近代建築の中で和室がどのように組み込まれていたのか、実際の建築を見て確かめてみてほしい。

住所/東京都渋谷区東2-9-1

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