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同級生「高級弁当100個キャンセルで」夫婦で営む弁当屋に嫌がらせ「注文通り届けるよ?」おかげで大繁盛♡

  • 2026.4.29

私は地元で小さな弁当屋を営んでいます。夫の母である義母が長年切り盛りしていた、地元で愛された食堂の跡地を譲り受け、夫と協力しながら念願のお店をオープンさせました。
かつての食堂の味もメニューに取り入れ、常連さんたちにも支えられながら、毎日忙しくも充実した日々を送っていました。

そんなある日、高校卒業後に上京し、それ以来会っていなかった同級生のA子と偶然、自宅近くのコンビニで再会しました。

A子は半年ほど前に地元へ戻ってきて、地元の企業でOLをしているとのこと。私が弁当屋をしていると話すと……。

「え? カフェとかじゃなくて? 弁当屋とかダサすぎてウケる〜それにずっと地元にいて、どうせ大した社会人経験もないんでしょ? 経営大丈夫なの?」

終始半笑いしながら、私を見下すような発言を繰り返してきたのです。

突然の大量注文

気分の悪い再会でしたが、数日後、そのA子から突然「今週末、うちの会社で研修があるから、一番高いお弁当100個注文してあげる」と連絡がありました。

一番高いお弁当は2000円近くするもので、滅多に大量注文が入るものではありません。少し戸惑いましたが、A子は「流行ってなくてかわいそうだから支援してあげる。同級生だし、この前会ったのも何かの縁でしょ〜」と言います。

私はA子の勤め先が地元では有名な企業であることと、そして嫌みな言い方ではあったものの、同級生からの依頼ということで油断してしまい、本来なら頂くべき事前の予約金やキャンセルする場合の確認を怠ったまま、注文を引き受けてしまいました。

注文を受けたのは、A子が指定したお届け日の3日前でした。そのため、注文を受けた直後から、食材の仕入れや下準備に追われ、引退した義母の手も借りながら気合を入れて準備を進めました。

そして迎えたお届け日の朝。A子から突然「ごめん〜今日の研修、中止になっちゃった! だからぁ♡」「高級弁当100個キャンセルで」と連絡が入りました。

私は慌てて「うそでしょ? 今からのキャンセルは困るよ。もう調理も進めてるし、せめてお金は負担してもらわないと……」と伝えましたが、A子は「なんでいらない弁当のお金を払わないといけないのよ?」と言い、一方的に電話を切ってしまいました。

食材も調理の労力も無駄になり、小さな私たちのお店にとっては、お弁当100個分の損害は致命的な大赤字。私は途方に暮れてしまいました。

義母に相談すると…

パニックになりながらも、私はすぐさま夫と義母に相談しました。前金をもらわなかった自分の甘さを悔やみながら、お届けする予定だったA子の勤め先の企業名を伝えると、義母が「あら! そこの社長ならよく知っているわ」と言いました。

実は、その会社がまだ創業期の資金繰りに苦しんでいた時代、義母は自身の食堂で社長や社員たちにツケ払いで温かい食事を提供したり、格安で弁当を作ったりして支援していたのだとか。

そのため義母は、社長や古い社員たちとは、今も交流があったのです。「私から社長に連絡してみるわね。きっとあの人なら力を貸してくれるわ。廃棄するくらいなら、社長の力を借りて食べてくれる人に届けたほうがずっといいものね!」と言い、義母はすぐさま電話をかけてくれました。

すると、驚くべき事実が発覚しました。なんと、A子の言っていた「社内研修」など初めから予定されていなかったのです。実はA子は、働いていた東京の会社内で不倫トラブルを起こして慰謝料を抱え、地元へ逃げ帰ってきたものの、実家には見放されてしまい、遠い親戚である社長に泣きつき、なんとか採用してもらっていた身だったのです。

おそらく、地元で幸せそうに暮らしていた私に腹を立て、自分の現状への鬱憤晴らしから、悪質な嫌がらせをしたのでしょう……。すると、困っている私をあざ笑おうとでもしたのか、再びA子から連絡が入りました。

「さっきはごめんね〜♡ 弁当100個のドタキャンは、ショボい弁当屋には痛すぎちゃった? あはははっ」

「注文通りあなたの会社に届けるよ?」
私は、電話口で甲高い声で笑うA子に静かに事実を告げました。

「え?」

A子は驚き、「どういうこと? キャンセルって言ったでしょ!」と詰め寄ってきますが、私は配達前の準備に追われていたので「用がないなら切るね」と告げ、電話を切りました。

恩返しと自業自得の結末

義母から事情を聞いた社長は激怒し、「かつて食堂のお母さんに救われた命と会社だ。恩人の大切な家族に、身内がとんでもない不義理をして本当に申し訳ない」と謝り、100個のお弁当を全額定価で買い取ってくれていたのです。その後、買い取られたお弁当は、社長の計らいで社員や近隣の取引先へと配られました。

一方、会社の信用を著しく傷つける迷惑行為をしたA子は、社長から直接、厳しく叱責され、自ら退職したそうです。

A子は今、不倫による慰謝料の返済のため、古びたアパートで暮らしながら、アルバイトをかけ持ちする生活を送っていると風の噂で聞きました。

その後、社長が各所に配ってくれたお弁当は「プチ贅沢にぴったりでおいしい」と評判を呼び、新規の予約や企業の会議用弁当の注文がたくさん入るようになりました。今ではアルバイトスタッフを増やさなければならないほど、連日大盛況です。

自分の甘さから招いた危機でしたが、義母の長年の人徳に救われました。これからも、夫と支え合いながら、地域の方々に感謝の気持ちを込めておいしいお弁当を作り続けていきたいと思います。

◇ ◇ ◇

同級生という立場を利用した悪質な嫌がらせでしたが、義母が過去に築いた信頼関係と思いやりの連鎖が、最悪の事態を救ってくれましたね。仕事において「身内や知人だから」と口約束で済ませてしまうと、ときに大きなトラブルを引き起こす原因になりかねません。どんな相手であっても、事前確認を徹底することの大切さを改めて考えさせられました。仕事上のやり取りに限らず、親しき仲にも礼儀と規律を持ち、自衛の意識を忘れずに行動していきたいですね。

【取材時期:2026年4月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※一部にAI生成画像を使用しています


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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