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8年前、世界を唸らせた“規格外の超新星”「バケモノ級の逸材」日曜劇場で魅せた“注目の清純派女優(23)”

  • 2026.5.31

ドラマや映画の中には、静かな表情だけで心の揺れを伝える俳優がいます。今回は、“日曜劇場で異彩を放った女優”をテーマに5名をセレクトしました。本記事ではその第2弾として、蒔田彩珠さんをご紹介します。 

23歳にして映画・ドラマで難役を重ねる蒔田さんの魅力とはーー?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

カンヌ最高賞受賞作に出演

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映画「Pure Japanese」公開御礼舞台挨拶 蒔田彩珠(C)SANKEI

蒔田彩珠さんは、2002年8月7日生まれ、神奈川県出身。2026年5月現在23歳です。俳優として子どもの頃から活動し、現在はスターダストプロモーション制作2部に所属しています。そんな蒔田さんの存在を映画ファンに強く印象づけた作品のひとつが、2018年公開の映画『万引き家族』です。

『万引き家族』は、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを受賞し、第42回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む8冠を獲得しました。公開から3日間で興行収入5億円を超えたことも話題になり、国内外で大きな注目を集めた作品です。

蒔田さんは本作で、松岡茉優さん演じる亜紀の妹・柴田さやかを演じました。画面に映ったときの目線や、相手の言葉を受け止める間に、言葉にならない感情がにじんでいました。にぎやかな家族の物語の外側にいる若い女性として、蒔田さんが静かに立っているだけで、さやかが抱える孤独や不安が伝わってきます。

大きな台詞で感情を説明するのではなく、表情の変化で空気を変える力があることが、蒔田さんの強みです。SNSでは「透明感が素晴らしかった」「毎回違った表情を見せてくれる俳優さん」「演技力に舌を巻いた」「バケモノ級の逸材」といった感想が寄せられていました。

日曜劇場ドラマ『御上先生』で富永蒼役に…教室の空気を変えた確かな芝居 

蒔田さんが日曜劇場で新たな存在感を見せた作品が、2025年1月期の『御上先生』でした。松坂桃李さんが官僚教師・御上孝を演じ、学校と省庁を舞台に、教育や権力の問題へ切り込む学園ドラマとして放送されました。

蒔田さんが演じたのは、隣徳学院3年2組の生徒・富永蒼です。富永は明るく自由で、細かいことを気にしないサバサバした性格の生徒です。一方で、報道部の部長である神崎拓斗とは幼なじみで、危なっかしい神崎をどこか心配している人物でもあります。

印象的なのは、御上と生徒たちが正面から言葉をぶつけ合う場面です。富永は、ただ明るいだけの生徒としては描かれていません。

蒔田さんは友人の言動を横で見て少し眉を動かしたり、教室の空気が張りつめた瞬間に表情を硬くするなど、富永が周囲をよく見ている人物だと伝えています。神崎が一人で抱え込み、危うい方向へ進みそうになると、富永が近くで様子を見ながら心配する。その関係性が、教室の人間関係に現実味を与えています。

若い登場人物が多い作品の中で、蒔田さんは派手に目立つよりも、物語の温度を整える役割を果たしました。SNSでは「芝居が達者すぎる」「キャスティングした人素晴らしい」「光るものがある」といった感想が寄せられていました。 

ドラマ『リブート』で若手刑事役に挑戦…話題作に続々起用される注目株

清純な雰囲気を纏い、確かな演技力で爪痕を残す蒔田さんは、若手俳優の中でも話題作への出演が続く存在です。2026年1月期の日曜劇場『リブート』では、警視庁捜査一課の若手刑事・足立翼を演じました。『リブート』は、鈴木亮平さんが平凡なパティシエと悪徳刑事という二つの顔を持つ人物を演じるサスペンスです。

足立翼は、儀堂(鈴木亮平)の動きを最も近くで支える刑事です。現場に入った足立が周囲の気配を読み取りながら儀堂の動きに目を向ける場面では、蒔田さんの集中した表情が、若手刑事としての説得力を支えています。

足立は、ただ勢いで動く刑事ではありません。何を見て、何を疑っているのかが、蒔田さんの目線から伝わります。

さらに、2025年7月期の日曜ドラマ『DOCTOR PRICE』では、岩田剛典さん演じる鳴木金成のバディである夜長亜季を演じました。夜長は計算能力と資料作成力に長けた事務スタッフで、思ったことを口にせずにはいられない毒舌の持ち主です。

また、同年公開の映画『消滅世界』では主演の雨音を演じ、恋愛や結婚、家族のあり方が変化した世界で揺れる人物に挑みました。

医療サスペンスやSF的な人間ドラマまで、幅広いジャンルで違う表情を見せていることが、蒔田さんが引っ張りだこである理由ではないでしょうか。SNSでは「アクション良いなあ」「好きな女優さん」「いい味出してる」といった感想が寄せられていました。 

映画『キングダム 魂の決戦』で宮女・向に

蒔田さんの最新情報として注目したいのは、2026年7月17日公開予定の映画『キングダム 魂の決戦』への出演です。本作で蒔田さんは、秦国王・嬴政を支える宮女・向を演じます。

『キングダム 魂の決戦』では、原作でも人気の高い合従軍編が描かれます。秦以外の六国が手を結び、秦の国家存亡を懸けた大攻防戦が繰り広げられる大作です。

その中で向は、おとなしく臆病な性格ながら、嬴政をひたむきに慕い続ける女性です。戦場の迫力が前面に出る作品の中で、蒔田さんが宮中から王を支える人物をどう演じるのかに注目が集まります。

嬴政が孤独な決断を迫られる場面で、向が言葉少なにそばに立つだけでも、王が心を許せる数少ない存在としての温かさが見えてくるはずです。蒔田さんは、静かな役柄に感情の奥行きを持たせることができる俳優です。その力は、『万引き家族』や『御上先生』で見せてきた表情の芝居にもつながっています。

23歳の若さで、カンヌ受賞作や日曜劇場、主演映画や大型シリーズ映画へと出演を重ねている蒔田さん。役の内側を見せる確かな演技で、これからも作品の印象を深めてくれるはずです。

※記事は執筆時点の情報です

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