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赤ちゃんが語る、号泣不可避な恐怖のイベント! 必死に抵抗するも逃げられず…【書評】

  • 2026.4.25

【漫画】本編を読む

赤ちゃんたちが屋台でミルク片手に語り合う漫画『屋台ヤケミルク』(はみだしみゆき)。同作で繰り広げられるのは、何も楽しい話題ばかりではない。赤ちゃんたちにとって避けては通れない恐怖のイベント「予防接種」ともなれば、普段の明るい雰囲気は一変。サスペンスのような緊張感が漂い始める。

常連客・のんちゃんはある日、フラフラになりながら「屋台ヤケミルク」へとたどり着いた。「必死に抵抗した」「逃げられなかった」と物々しい言葉を並べ、さらには「おそろしい凶器で…」と続ける。そして右腕には、結核の予防接種であるハンコ注射「BCG」の跡がくっきり…。それは、のんちゃんが頑張った何よりの証拠だった。

もちろん予防接種が自分のためだということは、のんちゃん自身もちゃんと分かっている。それでもママが病院の予約をする姿を見ると、つい気持ちが沈んでしまうらしい。大きなため息が、その複雑な心境を物語っていた。

注射は大人だって痛い。あのチクッとした感覚がいまだに苦手な人も少なくない。ましてや小さな赤ちゃんは、1日に何本も注射を打つことだってあるのだから、泣かないというのは無理な話だろう。何度も注射を経験してきたのんちゃんも、屋台では「もうだいぶ慣れた」「ドンとこいってかんじ」と勇ましく語っていたが、当日はやはり大泣きしてしまったようだ。

今日もどこかで、のんちゃんのように泣きながらも、赤ちゃんたちは頑張っている。

文=ハララ書房

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