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「ミッドハンドフォース」を理解してコントロール!

  • 2026.4.22

多くの海外コーチのメソッドを現地で直接指導を受けてきた吉田洋一郎がその概要をアマチュアにもわかりやすく解説。連載第54回目は「ミッドハンドフォース」を重視したスイングメソッドで、デビッド・トムズの指導歴もあるブライアン・マンゼラを紹介する。

デビッド・トムズ
1967年アメリカ生まれ。92年からPGAツアーに参戦し、97年に初優勝。01年の全米プロゴルフ選手権を含むツアー13勝の実績を誇る。

ブライアン・マンゼラ
マイケル・ジェイコブスとともにグリップにかかるエネルギーを解析した「ミッドハンドフォース」を重視した指導で有名。YouTubeでも人気の指導者。

クラブの向きをコントロールして効率アップ!

「ミッドハンドフォース」を理解してコントロール!
スイング中のグリップエンドの向きを意識してクラブを操作する

ブライアン・マンゼラは、全米プロ覇者のデビッド・トムズへの指導歴もあるスイングコーチ。「ジェイコブス3D」というスイング解析システムを開発したマイケル・ジェイコブスらとともに活動することが多く、「ミッドハンドフォース」を重視した指導が特徴的です。

ミッドハンドフォースとは、グリップの左右の手の間の部分にかかるエネルギーで、この力の向きをコントロールして、クラブを効率よく動かすことを目指しています。スイング中はクラブの向きが目まぐるしく変わりますが、ミッドハンドフォースをコントロールすることによって向きを適切に管理すると、振り遅れやアーリーリリースなどを防げます。

スイングのエネルギー効率が上がるとともに、手打ち的な症状の改善にもつながるので、アマチュアにはとても有効です。

メソッドの肝1:グリップエンドの向きを意識する

スイング中、両手の中間点にかかる「ミッドハンドフォース」をコントロールすることでクラブの動きもコントロール。グリップエンドの向きを意識し、クラブをクルリと方向転換させるイメージだ。

メソッドの肝2:前後軸を意識して体をタテ回転させる

「ミッドハンドフォース」を理解してコントロール!
バックスイングで左肩が下がる動きが大事です

スイングは胸を前後に貫くような「前後軸」を強めに意識する。肩がタテ回転するようなややアップライトな体の動きをイメージしよう。とくにバックスイングでは左肩を下げるような感覚が大事。

正面から見て、肩がタテ回転するような前後軸の動きを意識してスイングしよう

垂直軸の動きが強くなると、肩が水平回転して前傾が起き上がりやすいので注意

メソッドの肝3:グリップエンドがターゲットの反対方向に動くように切り返す

「ミッドハンドフォース」を理解してコントロール!
切り返しでは、ミッドハンドフォースが飛球線と反対方向に向かう瞬間が必要だ

ミッドハンドフォースのなかで、とくに重要なのが切り返しの動き。トップから切り返しの瞬間にクラブがグリップエンド方向にスライドするようなイメージによって自然とタメを作り、その後のリリース動作をスムーズにする。

手元をボール方向に引き込むような動きはアーリーリリースの原因になる

いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして練習してみてください。

解説・レッスン=吉田洋一郎
●よしだ・ひろいちろう /1978年生まれ、北海道出身。スイング研究に強い情熱を燃やし、海外で直接有名コーチのメソッドを学び知識を広げる。日本ゴルフスイング研究所主宰。

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構成=鈴木康介
写真=相田克己、Getty images
協力=取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)

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