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「必死についていった1年間だった」キャスト陣が落語シーンを振り返る!TVアニメ『あかね噺』第1話先行上映&スペシャルトークショーレポート

  • 2026.4.6
【写真・画像】「必死についていった1年間だった」キャスト陣が落語シーンを振り返る!TVアニメ『あかね噺』第1話先行上映&スペシャルトークショーレポート 1枚目
ABEMA TIMES

4月4日よりテレビ朝日系全国24局ネット“IMAnimation”枠ほかにて放送スタートしたTVアニメ『あかね噺』。放送に先駆けて、4日夕方にTVアニメ『あかね噺』第1話先行上映&スペシャルトークショーが、ユナイテッド・シネマ豊洲にて開催された。

【映像】アニメ『あかね噺』

原作となる同名漫画は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の原作:末永裕樹氏・作画:馬上鷹将氏による本格落語ものがたり。落語家の最高位となる真打を目指す女子高生の桜咲朱音が主人公となる。トークショーには朱音役の永瀬アンナ、朱音のライバルとなる高良木ひかる役の高橋李依、朱音の父で二ツ目の落語家・阿良川志ん太役の福山潤が登壇した。

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第1話上映後のトークショーということで、司会者から率直な感想を求められた永瀬は「いやぁ、凄いっすね! おっ父カッコよすぎ! 映画のようでずっと見応えがあって心が震えました」とコメントすると、おっ父こと志ん太を演じた福山も『あかね噺』の開幕を飾る落語シーンが公開されたことで「やっと肩の荷が下りるよ(笑)」と答えていた。

役が決まる前から原作漫画を読んでいたという高橋からは「想いの熱さがじっくりと描かれていたので、(展開が)しんどいです!」と、ファン視点も持った感想が述べられていた。

第1話全体を総括して福山は「アニメーションとして面白いものになっています。収録時からも絵や音響もブラッシュアップされて面白いものに行き着いていて、没入感があった」とまとめると、話題は志ん太の落語シーンに。

キャスト陣の中では、いちばん最後に落語の稽古に参加したという福山は「寝ても覚めても落語ばかり。とても楽しかったですし、ずっと聴くだけだった落語に挑戦できて非常に幸福でした」と振り返る。

『あかね噺』のアフレコ収録方法についても言及されると、通常のシーンは普段通り掛け合いとして収録されつつ、落語シーンは独立して収録されていたとのこと。通常の高座で行われる落語のように座布団に座っての方式と、従来のアフレコ同様に立ちながらの方式が選択できるようになっており、役者それぞれがやりやすい方式で収録が行われたという。

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永瀬は実際に福山の落語を見て「落語に対するアニメとしての表現や落語としての表現のディスカッションを丁寧にされていて、福山さんの落語を見て『あかね噺』のエンジンがもう一段階かかったと言いますか、めちゃくちゃ勉強になりました」と語る。

初めて落語を知る人に興味を持ってもらえるものだったかというキャスト陣共通の問いには、観客が拍手で答えていた。

1年以上前から行われていたという落語の稽古は、永瀬と高橋に練磨家からし役の江口拓也を加えた3人でスタート。高橋は「声優として活動する日頃のスケジュールにはない落語の稽古に、必死についていった1年間だった」と振り返る。

落語の稽古は伝統的に目の前で実演された落語が口伝で受け継がれるため、練習用に台本を自分で作る際も書き方がわからないといった、実際に稽古をしたからこその苦労点も挙げられていた。

自宅での練習に関して永瀬は「稽古をつけていただいたその日のうちに(台本に)書き起こして、繰り返し覚えるまで読んで、覚えたらすぐに見てもらっていました」と明かすと、その積極的な姿勢に福山らも感嘆していた。

同じく高橋は「理解しないと進めないタイプなので、書き起こしてわからない単語が出てきたタイミングで調べてノートに書き出して。(落語中に登場する道具なども)どういうものをどのように持っていくのかを全部調べていました」と地道な練習を続けていたという。

第1話にて志ん太が披露した落語「芝浜」の練習に関して福山は「芝浜は短くても30分くらいある落語ですが、役者としてもそこまでの長台詞を覚えたことはないので(時間を区切って)場面ごとに演じて練習していった」と語る。

続けて「落語は内容を一言一句変えてはいけないものではないが、(声優の仕事として)台本を変えずにやることに慣れすぎていたために、自分が思い描いていなかった言葉が出てしまった時に止まってしまうことがあって。逆にいい意味でいい加減にやっていくということの大切さもフィードバックできた」と振り返っていた。

改めてそれぞれの役が決まった時の心境を聞かれると、初めて原作を読んだ時から朱音に共感していたという永瀬は「兄弟子や師匠から言われることが、声優という職業としても言われている気がして、最初からめちゃくちゃ気合が入っていました」と述べると、聞いていた高橋からも共感の声が上がる。

そんな高橋は「声優という表現のお仕事をしていることもあって、高みを目指す作品が大好きなんです。『あかね噺』に関わりたいと思っていましたし、オーディションのお話が来た時は心拍数が上がっていました。(オーディションでは)朱音とひかるを同じくらいの情熱で受けていたのですが、ひかる役に決まった時にしっくりきちゃって」と振り返った。

続けて「実際にアンナちゃんが朱音役だとお聞きして、私とバチバチにやってくれそうな熱さがあって、解釈一致だと思って燃えましたね!」と語り、ひかるの言動にも共感していたと話す高橋は「ひかるみたいな人がいる声優業界であってほしい」と熱い想いを述べていた。

自身のキャスティングに驚いたという福山は「託してくれたからには、精一杯やろう」ということで、落語という要素も重要ではあるものの、朱音の父親としてどう演じるのかに、自分の中では重きを置いていたという。

トークショーの最後にメッセージとして永瀬は「キャスト・スタッフともに熱意の高い作品だと思いますし、福山さんが凄すぎて! 背中を見て私もがんばらなきゃと思えた第1話になっていたと思いますし、それぞれが違った熱さを持っている作品です。あとOPです! 主題歌は桑田佳祐さんの素晴らしい楽曲です。映像も落語の楽しさ愉快さが詰まっていて、全方向で落語・アニメ・音楽すべてを楽しめる作品になっているのではないかなと思っているので、楽しんで頂ければと思います」と、桑田佳祐が担当して話題となっているオープニング主題歌「人誑し / ひとたらし」にも言及。

福山も「桑田さんの存在感に負けたら終わりだと思っていた」と率直な心情を吐露していた。

最後にフォトセッションが行われ、トークショーは終了となった。

(C)末永裕樹・馬上鷹将/集英社・「あかね噺」製作委員会
取材・撮影・テキスト/kato

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