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「道を譲るのはいつも私?」横並びのグループに遭遇した帰り道、すれ違いざまに抱いた小さな違和感

  • 2026.4.7

向かいから現れたのは

駅へと続く、見慣れたいつもの帰り道。

前方から、大きな笑い声を響かせながら数人のグループが歩いてくるのが見えます。

「やば、それ最高じゃん!」

「でしょ?で、明日の待ち合わせどうする?」

楽しげなのは結構なことですが、彼らは見事なまでに横一列に並んでいます。

完全に道を塞ぎながら歩いてくるその光景に、私は思わず心の中でぼやきました。

(うわ、私が通り抜ける隙間が全くないんだけど……)

徐々に近づいてくる彼らの足音。

しかし、私の存在が視界に入っていないのか、一向に並び方を変えようとはしません。

「はあ、またか」

結局、今回も私が道の端へと身を寄せる羽目になります。

歩幅を小さくし、ほとんど壁に張り付くような体勢になって、なんとか彼らの横を通り抜けました。

これは私が悩むこと?

耳元をかすめていく、悪気のない明るい笑い声。

接触を避けられた安堵感と同時に、胸の奥にチクリとした不満が残ります。

「すれ違う一瞬だけでも、縦になってくれたらいいのに」

彼らが通り過ぎた後、そんな考えがふと浮かびました。

ほんの少し、相手が気を配ってくれるだけで済むことです。

会話を止める必要もなければ、歩くのをやめる必要もなく、ただ一瞬だけ列をすぼめるだけ。

それだけのことで、お互いに歩幅を崩すことなくスムーズに行き違えるはずなのです。

しかし現実は、いつだって私が「道を譲る側」になってしまいます。

「どうしていつも、私ばかりがぶつからないように気を使って避けないといけないの?」

日常の、本当にちっぽけな出来事です。

気にするほどのことではないと自分に言い聞かせても、小さな理不尽さが心のどこかに引っかかり続けます。

彼らに悪意がないこと、ただ話に夢中で周りが見えていないだけだということは、頭では分かっています。

それでも、行き場のないモヤモヤとした感情は消えてくれません。

小さく息を吐き出しながら、私は歩き続けます。

誰も責められない、ただ運が悪かっただけの日常の一コマ。

それでも、すれ違う人へのほんのわずかな配慮があれば。

お互いに少しだけ気遣いを持てれば、誰もがもっと穏やかな気持ちで道を歩けるはずなのにと、そう願わずにはいられないのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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