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「ブレーキが効かなかったのよ!」事故を起こした祖母が”免許返納”を拒否…→直後、孫が放った“一言”に涙したワケ【しまうま劇場】

  • 2026.4.27

実家へ帰省した際、「お父さん、まだ運転してるの?」「お母さん、もう80歳だけど車に乗って大丈夫かな」とヒヤッとした経験はありませんか? とはいえ、本人にとって車は生活に欠かせない存在でもあり、どう向き合えばいいのか迷う場面も少なくありません。

日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを配信する「しまうま劇場」の『ばぁば危ない!』は、そんな「高齢者の免許返納」をテーマとしたドラマです。

【ばぁば危ない!】免許返納、強制すべき? #ショートドラマ

「ブレーキが効かなかったのよ」雨の日に起きた事故

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@shimaumagekijou

雨の中、車を運転していた祖母。助手席には孫の愛莉が座っています。

「ばぁば危ない!」

愛莉が叫んだ瞬間、車の前に自転車が飛び出し、衝突。自転車に乗っていた男性が倒れ込みました。

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祖母は動揺した様子で呟きます。

「ブレーキが効かなかったのよ。なんで!?」

しかし、彼女の足元をよく見ると…踏んでいたのはブレーキではなく、アクセルでした。

「運転しないでって言ったでしょ」母の苦悩

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連絡を受けた女性が、慌てた様子で帰宅しました。彼女は、愛莉の母。つまり事故を起こした祖母の娘です。女性は駆け寄ってきた愛莉を抱きしめた後、ソファに座っている祖母に向き合います。

「お母さん、運転しないでって言ったでしょ?」

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母の声には、怒りよりも切実さが滲んでいました。きっと、以前から何度も伝えてきたのでしょう。しかし祖母は「ブレーキ踏んでも止まらなかったの」と繰り返すばかりです。

母は深いため息をつくと、「相手の人に謝ってくる」と言い残して家を出ていきました。

「パパの車があるよ」無邪気な孫の行動

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母が出ていった後、愛莉は祖母に「ばぁば、お菓子買いに行こうよ」とおねだりしました。どうやら愛莉は、祖母が事故を起こした原因をよく理解していないようです。

しかし、祖母はそんな孫に困った顔で首を横に振ります。

「ごめんね。ばぁばもう、車に乗れないの。車も壊れちゃったし」

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すると、愛莉は何かを思いついたようにパッと立ち上がりました。引き出しを開けて取り出したのは、車のスマートキー。

「パパの車があるよ」

にこにこと差し出す愛莉。祖母は複雑な表情で鍵を見つめていました。

被害者の男性の優しさに、頭が下がる

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場面は変わり、病室。足を骨折してベッドに横たわる被害者の男性に、母が深々と頭を下げています。

「免許返納するように言ってありますので」

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被害者の男性は、自分がケガをしているにもかかわらず、穏やかな口調で答えました。

「ミスは誰にでもありますから。おばあさん大丈夫ですか? 相当動揺されてたみたいで」

ベッドの横には家族写真が飾られています。7歳と3歳のお子さんがいること、自営業で頑張っていること…。彼にも守るべき家族がいるのです。それなのに、加害者側の祖母の心配までしてくれる優しさに、母はただ頭を下げるしかありませんでした。

「車がなかったら何もできない!」免許返納を拒む祖母

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母が帰宅すると、愛莉がお菓子の箱を手に駆け寄ってきました。

「ママ見て、ばぁばに買ってもらった〜」

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微笑ましい光景…のはずでしたが、母の目がテーブルの上に置かれた車の鍵を捉えた瞬間、表情が一変します。

「え!?車でスーパーまで行ったの? 目の前にコンビニあるのに」

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事故を起こしたばかりなのに、また車を運転していた祖母。しかも今度は夫の車で。祖母はお茶を飲みながら、悪びれる様子もなく答えました。

「安いからよ。だいたい車がなかったら、こんな田舎じゃ何もできないじゃない!」

祖母の言い分にも、一理はあります。公共交通機関が充実していない地域では、車がなければ買い物ひとつ自由にできません。しかし、ついさっき人にケガをさせてしまったばかりなのに…母の胸中は複雑です。

旗揚げゲームで見えた祖母の変化

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そこへ、愛莉が紅白の旗を持ってやってきました。

「ばぁば、これ持って〜。小学校で流行ってるの」

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愛莉の無邪気なお願いに応じて、祖母は旗を受け取ります。

「いくよ〜。赤あげて、白あげないで、赤あげない!」

しかし、祖母は指示通りに旗を上げ下げすることができませんでした。

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何度やっても間違えてしまい、「えーわかんない、もう1回もう1回!」と笑う祖母。その姿を、母は真剣な表情で見つめていました。

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母は静かに祖母の手から旗を取り上げました。

「何回やっても同じ。大変なのは分かるけど、車は使わないで」

旗揚げゲームは、瞬時の判断力と反射神経が求められる遊びです。それがうまくできないということは、つまり…母はそのことを、言葉にせず、でもはっきりと伝えようとしていたのです。

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「じゃあ私にずっと家にいろって言うの!?」

祖母の声が震えていました。車を取り上げられることは、彼女にとって自由を奪われることと同じなのかもしれません。

「ばぁばずっと一緒にいてね」孫の言葉に涙…

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母は穏やかに、でもきっぱりと答えました。

「私も協力するから。命はお金では買えないのよ」

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その時、愛莉が祖母にぎゅっと抱きつきました。

「ばぁば、ずっと一緒にいてね。だーい好き」

その言葉を聞いた祖母の目に、じわりと涙が浮かびました。小さな孫の腕をきつく抱きしめ返す祖母。「車がなければ何もできない」と意地を張っていた彼女の心が、愛莉のまっすぐな言葉に溶かされた瞬間でした。

「ずっと一緒にいてね」愛莉の言葉が動かした祖母の気持ち

視聴者からは「被害者のお兄さんが優しすぎる」「免許返納は早めに家族で話し合うべき」といった声が多数寄せられていました。

確かに、自分がケガをしているのに加害者側の祖母を心配する被害者の男性の優しさには、頭が下がる思いです。7歳と3歳のお子さんがいて、自営業で頑張っている彼。もし事故がもっと深刻なものだったら…と考えると、ゾッとしますよね。

「車がないと生活できない」という高齢者の切実な事情と、「もう運転は危ない」という家族の心配。どちらの気持ちも痛いほどわかるからこそ、この問題は簡単には答えが出ません。でも、愛莉の「ずっと一緒にいてね」という言葉が教えてくれたように、大切なのはやっぱり、家族が事故に遭わず、事故を起こさず、「元気でそばにいてくれること」なのかもしれませんね。



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