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「好きになっちゃった」有村架純との“恋人役を断った過去” …13歳で俳優デビュー→下積み10年、快進撃を見せる『トップ俳優』

  • 2026.4.10

芸能界には、地道な努力を重ねた末、圧倒的な輝きを放つスターがいます。今回は、そんな中から『躍進を続ける芸能人』を5名セレクトしました。本記事ではその第1弾として、俳優の仲野太賀さんをご紹介します。俳優・中野英雄さんを父に持ち、13歳で芸能界に飛び込んでから今年で20年。約10年の下積みを経てブレイクを果たし、今期NHK大河ドラマの主演を務める仲野さんの魅力とは――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

10年間の下積みと苦悩――"ゆとりモンスター"が変えた運命

仲野太賀さんは1993年2月7日、東京都に生まれました。父親は俳優の中野英雄さんです。「将来大河ドラマに出られるように」という願いを込めて「太賀」と名付けられたそうです。2006年、13歳のときにドラマ『新宿の母物語』(フジテレビ系)で俳優デビューを果たし、当時は名字のない「太賀」名義で活動していました。

しかし、デビューからブレイクまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。オーディションに落ち続け、役に恵まれない下積みが何年も続いたそうです。

同世代で親交の深かった菅田将暉さんや染谷将太さんが次々と脚光を浴びて多忙になり、一緒に遊ぶ時間が減っていった時期、仲野さんは取り残されたような焦りや強い嫉妬心を抱えて苦悩したと自ら振り返っています。

しかし次第に、他者と比較することの無意味さに気づき、その悔しさを自分自身の演技の糧へと昇華させていきました。そうして嫉妬を手放し、自分を信じて手探りで進むようになったそうです。

どのような仕事であっても決して手を抜かず、常に誰かが見ているという意識を持つよう父・英雄さんから教えられ、その言葉を胸に真剣に役と向き合い続けた約10年間でした。

大きな転機が訪れたのは2016年。日本テレビ系ドラマ『ゆとりですがなにか』で、主役を食うほどの強烈なインパクトを放つ"ゆとりモンスター"山岸ひろむ役を好演し、一躍注目を集めました。

脚本を手がけた宮藤官九郎さんは、仲野さんが幼い頃から憧れていたクリエイター。その作品で飛躍のきっかけをつかんだことにも、大きな巡り合わせを感じずにはいられません。

その後、俳優としてのキャリアを確固たるものにしていった仲野さんは、2019年に現在の「仲野太賀」へと改名。そこには「"仲間"との出会いこそが俳優人生の財産」という熱い思いが込められています。二世俳優というレッテルを実力で乗り越え、今では誰もが認める実力派俳優としてその名を広く知られるようになりました。

有村架純さんが好きすぎて――恋人役を断った男

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映画「ブラック・ショーマン」初日舞台あいさつ 有村架純(C)SANKEI

俳優としての実力もさることながら、仲野さんのピュアすぎる素顔が世間を沸かせたエピソードがあります。

2021年4月19日放送のバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)にて、親友の菅田将暉さんから「有村架純さんのことが大好きすぎる」と暴露されたのです。この日はドラマの共演者として有村さん本人も同席していました。仲野さんは同世代の俳優とは共演経験が豊富だったものの、有村さんとは長らく縁がなかったといいます。雑誌の企画で一緒になった際には、緊張のあまり一言も話せなかったというから驚きです。

番組内で有村さんを前に、仲野さんはこう語りました。

なんで有村さんってこんなスゲェんだろうって。で、考えて考えて、考えてたら、好きになっちゃったんすね
出典:「しゃべくり007」(日本テレビ系 / 2021年4月19日放送回)

さらに、親友の菅田さんからはこんな衝撃の暴露が畳みかけられます。

だって一回、あの恋人役みたいなの断ってたでしょ。『好きすぎて恥ずかしい』っつって
出典:「しゃべくり007」(日本テレビ系 / 2021年4月19日放送回)

この暴露に対し、仲野さんは事実を認めつつ、大慌てでこうツッコミを入れました。

えっとマジです。でもそれ、テレビで言うことじゃないっしょ!
出典:「しゃべくり007」(日本テレビ系 / 2021年4月19日放送回)

普段の演技からは想像できないピュアな一面に、スタジオは爆笑に包まれました。

SNSでも「惚れっぷりがすごい」「本当にタイプなんだろうなってのがガチで伝わってきた」と反響が相次ぎ、「飾らない人柄の良さがにじみ出てる」「もう最高に可愛い」といった声が溢れるなど、仲野さんの新たな魅力が広く知られるきっかけとなりました。

朝ドラから大河主演、そして"689トリオ"へ――止まらない躍進

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

2024年、NHK連続テレビ小説『虎に翼』で佐田優三役を熱演した仲野さん。ヒロインの夫として温かく寄り添う姿が視聴者の心をつかみ、戦病死が判明した際には"優三ロス"を嘆く声が広がるなど、多くの人の胸を打ちました。

また同年11月公開の映画『十一人の賊軍』では山田孝之さんとW主演を務め、CGに頼らない本格殺陣で「魂のこもった演技がすごい」「見入ってしまうほどの存在感」「過去イチかっこいい」「一気にファンになった」といった称賛の声が続出。

そして2026年1月4日、NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で大河6作目にして悲願の初主演を演じ、主人公・豊臣秀長役の座長として作品を牽引しています。

さらに同年12月25日には映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』の公開も決定。岡田准一さん、松坂桃李さんと"689トリオ"を組み、故・坂本九さん役に抜擢されるなど、その勢いはとどまるところを知りません。

13歳でデビューしてから約20年。長い下積みを経て、大河の座長として現場を引っ張る仲野さんは、まさに『躍進を続ける芸能人』という言葉がぴったりの若手実力派俳優です。


※記事は執筆時点の情報です