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現役運転士がGWの駅のホームで遭遇… 思わず二度見した目を疑う“光景”に「なぜ乗れると…?」

  • 2026.5.15
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photoAC(画像はイメージです)

電車やバスなど、公共交通機関を日常的に利用している方は多いと思います。とはいえ、車内に「何を持ち込めて、何を持ち込めないのか」というルールについて、意外とよく知らない…という方も少なくないのではないでしょうか?

ペットや大きな荷物など、「これって持ち込んでいいんだっけ?」と迷ってしまった経験のある方もいるかもしれません。

運転士のひとりごと(@untenshi_hitori)さんが、「とんでもないものを持ち込もうとするお客さんがいた」というポストをX(旧Twitter)に投稿し、「そういう人、本当にいますね」「何も知らなかったらやりそう」と注目を集めています。

投稿者さんは、いったいどんな光景を目撃したのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

鉄道会社で運転士として働いている投稿者さん。

ゴールデンウィークのある日、とある駅に電車を停車させようとしたところ、信じられない光景が目に飛び込んできました。

なんと、「自転車を支えながら、ホームで電車を待っているお婆さん」がいたのです!

折りたたんで袋に入れられるような自転車ではありません。日常のお買い物に使う、ごく一般的なシティサイクルです。

もちろん、自転車をそのまま電車内に持ち込むことはできません。投稿者さんは「これは一大事!」と、慌てて声をかけにいきました。すると、お婆さんから返ってきたのは「乗ったらあかんの?」というまさかの一言。

そう、お婆さんは、「電車に自転車を乗せて移動できる」と思い込んでいたのですね。投稿者さんは、「逆になぜ普通電車に乗れると思ったんや!」と心の中で思わずツッコミを入れてしまったということです。

思わず驚きつつも、どこかほっこりするハプニングでした。

電車に自転車を持ち込むには、どんなルールがある?

ところで、皆さんは「電車に自転車を持ち込むためのルール」をご存じでしょうか?基本的には、「解体または折りたたんだうえで、専用の袋に収納したものなら持ち込み可能」となっています。

たとえば、JR東日本の公式サイトにはこのように記載されています。

サイクリングやスポーツ大会などに使用する自転車は、解体し専用の袋に収納したものまたは、折りたたみ式自転車においては折りたたんで専用の袋に収納したもの
※専用の袋は輪行袋等をご利用ください。
出典:JR東日本旅客鉄道株式会社 公式サイトQ&Aより

また、南海電鉄の公式サイトにも同様の表記が見られます。

自転車にあっては、解体して専用の袋に収納したものまたは折りたたみ式自転車であって、折りたたんで専用の袋に収納したものであれば無料で持ち込むことが可能です。
出典:南海電鉄 公式サイト「よくある質問」より

このように、「電車内に持ち込めるもの・持ち込めないもの」は、各鉄道会社の公式サイトで案内されています。

「これって、電車に持ち込んでいいのかな?」「どうやって電車に持ち込んだらいいのだろう?」と悩んだときは、利用する路線の公式サイトを事前にチェックしておくと安心ですね。

そのまま乗せられる「サイクルトレイン」も登場!

「でも、毎回自転車を解体したり袋に入れたりするのは大変…」と感じる方もいるかもしれません。

実は、最近は「サイクルトレイン」という、自転車を解体したり折りたたんだりすることなく電車内に持ち込めるサービスも登場しています。国土交通省が推進している取り組みで、対応する路線や時間帯は限られているものの、サイクリングや日常の足としての利便性向上につながる取り組みです。

投稿者さんが出会ったお婆さんも、もしかしたらどこかでこの「サイクルトレイン」の取り組みを目にして、「あ!自転車を持って電車に乗ってもいいんだ!」と思ったのかもしれませんね。

先輩から聞いていたトラブルが、まさか自分にも起こるとは…!

投稿者さんに、詳しくお話を伺いました。

---驚きました!ホームで自転車を見たときのお気持ちをお聞かせください。

自転車を確認した瞬間、自分の見間違いを疑い、二度見をしてしまいました。

---そうですよね…。ちなみに、今までにも今回のような方はいましたか?

過去に「自転車を持ち込んでいた」という先輩の笑い話を聞いていましたが、まさか自分の身に降りかかってくるとは想像していませんでした。

---お声がけをされたあと、お婆さんとはどのようなやり取りがありましたか?

既に電車に乗り込んでいたので、乗車ができない旨を説明し、降車していただきました。そして駅員さんを呼んでバトンタッチし、エレベーターに乗って行かれたのを見届けました。

---今回のように予想外の行動をされるお客様に遭遇されることはありますか?ほかにも印象に残っているエピソードがあればぜひお聞かせください。

予想外の行動として印象に残っているのは、安易に線路へ降りようとするお客さまです。
スマホなどを落としたのが理由ですが、線路に降りると成人男性でもホームは胸の高さほどになり、足がかりがないとホームに上がるのは困難を極めます。
大変危険な行為なのでやめていただきたいですね。

---線路に降りる…!それは本当に危険ですね。貴重なお話をありがとうございました!

「サイクルトレインと間違えたのかな?」お婆さんの間違いに共感する方も…

こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。「そういう人、本当にいますね」と同じような場面を目撃した経験を語る方や、「何も知らなかったらやりそう」とお婆さんの行動に理解を示す方も。

中でも特に多かったのは、「サイクルトレインと間違えたのかな?」という意見でした。サイクルトレインはニュースやバラエティ番組で取り上げられる機会も多く、「自分も同じように勘違いしてしまうかも…」と感じた方が多かったようです。

日常的に利用している電車だからこそ、ふとした思い込みで「うっかり」をしてしまう場面もあるかもしれません。これを機に、自分がよく使う路線の持ち込みルールを改めてチェックしてみるのも良さそうですね。

取材協力:運転士のひとりごと(@untenshi_hitori)さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています


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