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“男子高校生の集団”に身構える母親。その数分後、彼らの行動にハッとさせられたワケとは?【書評】

  • 2026.3.28

【漫画】本編を読む

人気イラストレーターのしばたまさんが、フォロワーから寄せられた体験談をもとに描く 『しばたまが聞いた! 本当にあったすごい話』。同作にはゾッとする話だけでなく、ほっこりする話や考えさせられるエピソードも多く収録されている。本稿ではその中から、“偏見”をテーマにした1編をご紹介しよう。

体験談を寄せたのは、小6と生後10カ月の2人の息子を育てる母親。子どもたちと公園でお花見をしていた時の出来事だ。

彼女たちのすぐ近くでは男子高校生のグループが楽しそうに談笑していたが、次第に声が大きくなり、ふざけ合う様子も目につくように。母親は「こっちにぶつかってきたら嫌だな」と不安を覚え、事故が起きる前に帰ろうと考えた。

長男がトイレに行っている間にゴミを片付けようとしたところ、突然の強風で袋の中身が散乱してしまう。とはいえベビーカーから離れるわけにもいかず、戸惑っていると先ほどまでじゃれ合っていた高校生たちがやって来て……。

「人を見た目で判断してはいけない」とはよく言われるが、私たちはつい目に入った情報だけで相手を推し量ってしまうもの。この母親も「男子高校生の集団」というだけで身構えてしまったという。だが実際の彼らは、困っている人にさっと手を差し伸べることのできる若者たちだった。

こうした思い込みは、誰の心にも少なからずあるもの。目に映る一面だけで決めつけず、ほんの少し立ち止まってみる――。それだけで、見える景色は大きく変わるのかもしれない。

文=ハララ書房

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