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薄給の妻から慰謝料をむしり取りたい。架空の浮気被害を訴えてきたクズ夫に妻は立ち向かえる?【離婚カウンセラーインタビュー】

  • 2026.3.26

【漫画】本編を読む

夫の策略に嵌められ、借金を背負わされた妻の復讐を描く『夫がゴミだと気づいたので捨てさせていただきます』(ゴルゴンゾーラ:原作、とあじゃぱ:漫画/KADOKAWA)。はたして妻に逆転できる未来はあるのか。

元No.1キャバ嬢の菜々は、「会社のお金を使い込んだ」という夫・圭介のために、借金をしながらお金の工面をする。しかしそれは夫の仕掛けた罠だった。卑劣な印象操作で、逆転不可能な状況に追いやられた菜々…彼女はどう窮地を脱する? 本作の夫婦を例に、離婚カウンセラーでもある「家族のためのADRセンター」代表・小泉道子さんに、夫婦の在り方やお金についての話を伺った。

――本作の妻は決して高給取りではありませんでした。そのような相手から慰謝料を取ってやろうとする夫の計画はそもそも破綻しているようにも思えますが、専門家としてどのようにご覧になりましたか。

小泉道子さん(以下、小泉):不貞の慰謝料の相場は50万円~300万円と言われており、100万円前後の判決も多いです。慰謝料は分割払いもあるため、高収入の夫がパートタイムの妻から慰謝料を取る、といったケースも起こり得るでしょう。

――夫は「お前の借金や浮気のせいで精神的な被害を受けた。その被害分も慰謝料がほしい」と迫ります。借金も浮気も夫が仕組んだ罠ですが、もしも妻がこのまま受け入れていた場合、どのような結末が考えられますか。

小泉:借金だけを理由に慰謝料を取られることはないと思います。しかし浮気が社会的に認められてしまうと「夫に精神的な苦痛を与えた」と見なされ、慰謝料の対象になってしまう恐れがあるでしょう。

取材・文=あまみん

小泉道子(こいずみ みちこ)

「家族のためのADRセンター」代表。家庭裁判所調査官として、夫婦の離婚調停の仕事に15年間従事。その後、民間調停機関「家族のためのADRセンター」を立ち上げる。離婚カウンセラーとして、親の離婚に直面する子どもたちのケアにも力を入れている。

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