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ゴミ捨て場で保護した仔猫。不安になりながら、雨に濡れ衰弱した猫を一晩中温めた【著者インタビュー】

  • 2026.3.24

【漫画】本編を読む

思えば、やたらと保護猫を受け入れる人生だった。ライブドア公式ブログ「猫の手貸して」著者・ぴなぱさん(@pinapapinapa)は、3人の娘と夫の5人暮らし。昔から動物が好きで、保護団体などは通さず4匹の保護猫と暮らしてきた。どうやら、猫のしもべ(飼い主)になりそうな人間の調査や発掘をしているという秘密組織・ねこねこネットワーク(NNN)から「優良物件」としてロックオンされているようで――?

ゴミ捨て場で拾った茶トラとそんな茶トラに育てられたクールな性格のキジトラ、ビビりな性格のミケ、社交的な性格のネオとの暮らしを描いた『ねこねこネットワーク(NNN)にロックオンされています。』は、ぴなぱさんが自身の体験をもとに描いたエッセイ漫画。著者のぴなぱさんに、保護猫との出会いや本作について話を聞いた。

今夜が峠の仔猫を手探りでお世話する

――アパートのゴミ捨て場で衰弱した仔猫を保護し、動物病院に連れていった際に「今夜が山」と獣医から告げられました。その後、自宅に連れて帰り、仔猫の「茶トラ」のために寝床を作るシーンがありますが、寝床づくりで苦労したポイントはありますか?

ぴなぱさん(以下、ぴなぱ):お湯を入れたペットボトルで茶トラの身体を温めようとしたんですが、全然温まらなかったんです。しっかりペットボトルの面に触れていないと温かくならないし、かと言って猫の身体に押し付けると猫にとっては硬いし……それに、これでちゃんと温かいのか分からなかったので、「これで大丈夫なのかな」という不安がありました。

――一夜明けて茶トラの心拍を確認できたとき、どんな気持ちだったのでしょうか。

ぴなぱ:「良かったな」と、もう本当にそれだけでした。医師からは今夜が山だと言われていたので、これでひとまず乗り越えられたのかなという安心感もありましたね。

――意識がなくなってしまうほど弱っていた茶トラは、生き延びられるかどうか分からない状況だったと思います。そのときの心境を教えてください。

ぴなぱ:もちろん「生きてほしい」とは思っていたんですが、そこまで強い思い入れを持つと亡くなってしまったときが辛いので、ちゃんと助かるまでは猫用アイテムを揃えないようにしようと考えていました。心理的にも深く踏み込まないようにしようと思っていましたね。今となれば、茶トラが助かってくれて本当に良かったなと思います。

取材・文=押入れの人

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