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シャンプーが泡立たない、髪が乾きにくいetc.それ【皮膜毛】が原因かも!

  • 2026.3.20
教えてくれたのは……
AYAMARさん

表参道美容室aole代表であり、同サロンのトップスタイリスト。毎月300人以上のお客様を施術する。YouTubeチャンネル『AYAMAR美ヘアチャンネル』は登録者数130万人を突破。ヘアケアブランド【Kaminii(カミニー)】のプロデューサーも務める。

こんな髪状態の人は、ヘアケアの見直しが必須!

・髪を触るとベタつきを感じる
・シャンプーが泡立ちにくい
・ドライヤーを使っても髪が乾きにくい
・コテで髪を巻いてもクセがつきにくい
・ヘアオイルをつけてないのに毛束ができる
・カラーの薬剤が入っていきにくい(色づきが悪い)
・以前より髪が硬く感じる

これらはすべて皮膜毛と考えられる髪の状態。手触りに特徴があるため、自分でも違和感を抱きやすいはず。よくわからないという場合は、担当の美容師さんにぜひ相談を。

美容好きほど陥りがち?「皮膜毛」って一体何?

AYAMARさん

皮膜毛とは、シャンプー等に含まれるシリコンが過剰に蓄積した状態を指します。髪の表面が油でコーティングされている状態なので、必要な栄養が髪の内部に入らなくなるし、ベタつきを感じたり、シャンプーの泡立ちが悪い、ずっとベタベタしているから髪が乾きにくいなど、上のチェックリストで挙げたような状態になります。ヘアオイルをつけすぎてしまったときのような感じに近いですね。

考えられる原因の1つは、シリコンが含まれているシャンプーを使っていて、きちんと洗い流せていないということ。
また、アウトバストリートメントにもシリコンが含まれていることが多いのですが、それらをつけ過ぎることでどんどん蓄積していってしまうという場合もあります。

とはいえ、シリコン自体は悪いものではなく、摩擦や熱から髪を守ってくれるうえ、髪の指通りを良くしたり、まとまりを出したりなど、重要な役割を持つ成分です。使い方さえ気をつければ、シリコン自体には何の問題もありません。


どんな人が皮膜毛になりやすい?

AYAMARさん

髪が細く猫っ毛の方は皮膜毛になりやすいかもしれません。ただ、髪が太く毛量が多い方は、広がりを抑えたい・髪にまとまりを出したいというニーズがあるため、重ためのトリートメントをたっぷりつけがち。そういう方も注意が必要です。
また、後頭部下の生え際付近は特に洗い流しにくい場所なので、ここだけシリコンが残ってしまい、部分的に皮膜毛になる場合があります。


AYAMARさん

アウトバストリートメントをつけるときも要注意。髪が長い人は特に、髪に隠れているため生え際付近に日光が当たらないので、この部分のヘアダメージはほぼないんです。そのため、必要以上に保湿をしてしまうと、どんどんシリコンが蓄積する可能性があります。
髪の傷み具合は部位によって差があるので、アウトバストリートメントは全体に均一につけるのではなく、場所によって塗布量を調整するといいでしょう。


皮膜毛を解決する方法は?

週一回、洗浄力の高いシャンプーでしっかり洗う

AYAMARさん

いちばん簡単な方法は、週に一回、洗浄力が高いシャンプーで髪をしっかり洗うことです。洗浄力が高いとはつまり、高級アルコール系のシャンプーになります。具体的には、成分表示の1〜3番目くらいまでに「ラウレス硫酸Na(高い洗浄力と泡立ちを持つ陰イオン界面活性剤)」と記載されているものを指します。
髪がベタベタすると感じるときに使用するとシリコンをしっかりオフできます。ただし、高級アルコール系のシャンプーはかなり洗浄力が高いので、週一回くらいの使用がおすすめ。髪や頭皮が乾燥しがちな方は特に気をつけてくださいね。
汚れをしっかり落とすという意味では、炭酸シャンプーもアリだと思います。


シャンプーの泡立ちが悪いときは二度洗いする

AYAMARさん

シャンプーしたときに泡立ちが悪いと感じたら、ちゃんと洗い流してからもう一度シャンプーしましょう。泡立たないということは、髪の毛にまだ油分が残っているということ。その状態でトリートメントをつけたりすると、皮膜毛の原因になるんです。二回目のシャンプーではしっかり泡立てて洗ってください。


サロンで炭酸泉を受ける

AYAMARさん

ヘアサロンによっては「炭酸泉(炭酸ガスが溶け込んだお湯で頭皮や髪を洗う)」というメニューがあります。こちらも皮膜毛の解消に効果的なので、気になる場合は担当の美容師さんに相談してみるといいですよ。


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取材・文/西村美名子

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