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丁寧にセレクトされた雑貨や日用品が集まる『yunoia』で見つけた、日々を小さく豊かにするもの。

  • 2026.3.12
老舗のはんこ店とカフェが1階に入るビル。その3階に店を構える『yunoia』。店内には大きな窓から光が差し込み、静かな空気が流れている。


『アンド プレミアム』が創刊以来大切にしてきた「ベターライフ=より良き日々」。その世界観を叶えるショップを巡る連載。第5回目は、2026年1月に横浜・吉田町にオープンした、ライフスタイルショップ『yunoia』を訪ね、ベターライフを叶えてくれる3つのポイントを見つけました。

01 暮らしに寄り添う工芸品と出合う。

神奈川・三浦でアートギャラリーを営む、プロダクトデザイナーの松本有未さん。「仕事を通して出会った素敵な作り手の方々を紹介したい」という思いから、雑貨や日用品を取り扱う店『yunoia』を横浜に構えた。

店名の由来は、ギリシャ語で「美しい思考」を意味する単語「eunoia」から。「美しさ」や「使いやすさ」「素材」「生産の背景」などを基準にセレクトされた品々が並ぶ。工芸品やデザイナーによるプロダクトを扱う際には、ときに作家の工房を訪ねて、作り手の想いを見聞きしたうえで一点ずつ丁寧に選んでいるそう。

そして、ここで扱うアイテムの多くは、松本さん自身も愛用しているものでもある。「〈森脇製陶所〉の湯呑みは手に馴染む絶妙なサイズで日常使いにぴったりですよ」と、使い心地も紹介してくれるのはこの店の魅力のひとつだ。

茶葉や珈琲豆、調味料なども扱っており、器や道具と組み合わせてどう使おうかと想像を巡らせながら選ぶこともできる。

〈森脇製陶所〉の器。工房を構える島根・邑南(おおなん)町の自然から着想を得た、雲、氷、若苗の3種類は温もりのある色合い。
植物や気候など儚さを感じる自然現象をテーマに金属を加工するアクセサリー作家・中村なづきによる、草花モチーフのブローチ。
木工作家・杉田創作の木具。左から、マドラー、ドリッパー、燭台。木材によって表情が異なる。

02 肌触りの良さを重視した服が揃う。

店内には雑貨だけでなく、服も並ぶ。シンプルなデザインと、ほどよくリラックスしたシルエットが特徴の〈mihoumezawa〉の服や、履き心地のよい〈F/style〉の靴下など、衣服も店主が実際に着用してよいと感じたものが揃う。素材にこだわったアイテムが多く、手に取って肌触りの良さをたしかめたい。

〈mihoumezawa〉の「コクーンパンツ」。コットン、リネン、ラミーの生地は薄手でほどよくハリがあり、春にぴったりな一着。
〈F/style〉の「ゴムが入っていないさらりとした綿の靴下」。その名の通り、足を締め付けない優しいフィット感が魅力だ。

03 香りを体感しながら選べる。

日々を心地よく過ごすためのものを集める中で、香りのプロダクトは欠かせなかったと話す松本さん。「家でほっとひと息つきたいときに、お香やキャンドルを焚くと、よりリラックスした時間になりますね」。天然素材のみで作られた〈sheep〉のソイキャンドルのほか、自身がディレクションを手がけたインセンスも。「これまではオンラインでの販売が主だったので、実際に香りを体感しながら選んでもらえるのが嬉しいです」

最後に、店を始めてまだ2か月ほどだが、これからの展望を聞いてみた。「ちょっとしたプレゼントを探しに来てもらえる場所になったらいいなと思います。紹介した作家の作品がお客さんの手もとに渡って、それを受け取った人も喜んでくれたら嬉しい。そういった"循環"が生まれる空間にしていきたいですね」

自分へのささやかなご褒美にも、大切な人への贈り物にも。店主と会話しながら、ゆっくりと選びたい。

香木・香道具店『麻布 香雅堂』と松本さんが製作したインセンス〈うつろひ〉。黄昏時の淡い空をイメージした優しい香り。
〈sheep〉のソイキャンドル。オリジナルのガラスドームも販売している。
『yunoia』でベターライフが見つかる3つの理由。

1.暮らしに寄り添う工芸品と出合う。

2. 肌触りの良さを重視した服が揃う。

3. 香りを体感しながら選べる。

Shop Informationyunoia
出典 andpremium.jp

住所:神奈川県横浜市中区吉田町53 新吉田町ビル3A
TEL:なし
営業時間:12:00〜18:00
定休日:不定休※Instagramにて営業日を投稿。

photo : Yoichi Onoda

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