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同窓会でキュン「素敵な男友達と夫を比べてしまう」夫婦関係カウンセラーの見解は?

  • 2026.3.2

いくつになってもドキドキしたい。60歳女性「同窓会で再会した高校時代の男友達。素敵な彼と頭の悪い夫を比べてしまい、夫婦関係をどうしたら…」というお悩みが寄せられました。夫婦関係カウンセラーの岡野あつこさんは、どうアドバイスするのでしょうか?

回答者プロフィール:岡野あつこさん

岡野あつこさん

おかの・あつこ 夫婦問題研究家。離婚診断士(R)。NPO日本家族問題相談連盟理事長。
自らの離婚経験を生かし、夫婦の問題に悩み苦しむ人を一人でも多く救いたいという思いから、離婚カウンセリングという前人未踏の分野を確立。30年間で3万5000件以上の相談を受け、その成功事例ノウハウを数多く持つ。近著に『夫婦がベストパートナーに変わる77の魔法』(サンマーク出版)がある。

・離婚相談救急隊運営
・「離婚診断士(R)養成オンライン講座」開講
・YouTube「岡野あつこチャンネル」

60歳女性のお悩み「素敵な同級生と夫を比べてしまう」

夫は優しい人ですが、頭がいい方ではなく、考え方が中学生みたいです。イライラして、つい私の言葉や態度にそう思っているのが出てしまい、最近は「自分はおまえみたいに頭が良くないから」と卑下したことを言うようになりました。

そんなとき、同窓会で高校時代の男友達と再会しました。彼は、会話や生き方が素敵で、一緒にスポーツ観戦や食事に出掛けるようになりました。

彼はバツイチで、彼の周りの人たちにも私を「高校時代の友達」と紹介してくれます。

夫には二人で会っていることを隠しているので後ろめたいですが、彼との関係を捨てることはできないし、夫との離婚も考えていません。

でも、彼との関係が続くほどに、夫に不満を感じることが多くなっていきます。なんでこの人と結婚したんだろう……などと後悔することも。

今さら仕方がないのですが、夫に対してお芝居を演じる日常をこれからも続けていかなければならないのでしょうか?

(60歳女性・takaさん)

岡野さんの回答:2人ともと楽しめる“成長した女性”になって

岡野さんの回答:2人ともと楽しめる“成長した女性”になって

 夫婦問題カウンセラーの岡野あつこです。

60歳のtakaさんは夫と30年くらい一緒に暮らしてると思います。長い年月を過ごし、夫のことを「優しい人」と言える人がどれだけいるでしょうか? 多くの夫は優しさがなくなり、やってもらうことが当たり前、中にはモラハラ夫さえ出現しています。

夫婦での生活が長ければ長いほど、いろんなアラが見えてきて、気になってしまうこともあります。

takaさんも夫の頭が良くない方だということに苛立ちを覚えたり、不満に思ったりしてるのだと思います。でも、世の中、もし夫が完璧な人間は少ないもので、完璧だったらtakaさんと結婚していなかったかもしれません。

いいところもあれば悪いところもある。夫の足りない部分は自分が補う。そうやって二人で支え合うことも、長く夫婦生活を続ける秘訣です。

年齢を重ねれば重ねるほど、そういう気持ちが大切になっていくと思います。

気心知れた同級生に再会

そんなときに、夫にないものを持っている、気心知れた同級生に再会。そして若くて純粋な頃の自分に出会えるような気がして、浮かれてしまうのはわからなくもありません。

ただ比べる論点が間違っているような気がします。

この同級生がtakaさんの生活を支えてくれる、責任を取ってくれるほどの人ではないことに早く気が付いてください。

お茶を飲んだり、ごはんを食べたりのデートをして、いいところだけを見せるのは簡単なこと。人妻となったtakaさんをもし誘うようなことがあれば、あなたのことを大切に思ってない証拠です。

なぜなら、それが原因でtakaさんが長年かけて築いてきた家庭を壊すことになりかねないからです。

夫はtakaさんに言わせると頭が良くはないという不満はあるにしても、経済を支え、家族を守って大切にしてくれた人だと思います。

頭の良さや素敵だということよりも、本当に経済を支えてくれたのか、家族を守ってきてくれたのか、という方がよほど大きな功績なのです。

後ろめたいからこそ夫に優しくできる

後ろめたいからこそ夫に優しくできる

青春時代に返って素敵だと思ってる同級生とのデートはおっしゃるように後ろめたいものです。

でも「夫がいるのにこんな楽しい思いをして申し訳ない」と後ろめたく感じて、逆に夫に優しくできたり、仲良くしようと思ったりするのが“成長を続ける女性”だと思います。

今のtakaさんは、その同級生が素敵だということで感情が高ぶってるのかもしれませんが、彼が生活の面倒を見てくれるわけではありません。

何かトラブルにあったとき責任を取ってくれる人ではないことを理解できれば、どんな夫でも、実は夫婦や家族に対しての大きな責務を担ってくれている人だということを感じ取れるはずです。

そういうことがわかるようになったら、takaさんは夫と素敵な同級生を見比べることのない“成長した女性”になれるのではないでしょうか。それぞれのいい部分を見つけ出して、それぞれとの付き合い方をすれば、人生を倍楽しむこともできると思います。

刺激の少ない毎日を送っている他の60歳の女性からみれば、夫と同級生、2人の男性がいること自体がうらやましいことだと思います。

比べているうちはまだまだ自分の成長が足りない、自分の器は小さいと思って、進化や成長を続けましょう。そしてtakaさんには、この後ろめたい恋を長年連れ添った夫への優しさに変えられる、素敵な女性になっていただきたいと思います。

※この記事は2023年1月の記事を再編集して掲載しています。

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