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夫の浮気相手「新築に住むのは私♡出てって!」注文住宅を追い出された私。3カ月後、破滅のワケ!実は

  • 2026.2.26

私は夫と5歳の娘と暮らす兼業主婦。小学校入学までにマイホームを建てたい――その夢のため、古いアパートで節約生活を続けてきました。
そしてついに、注文住宅の計画がスタート。
設計担当として現れたのは、夫の高校時代の同級生だという女性。再会を喜ぶ夫の様子に少し戸惑いながらも、「知り合いなら話しやすいかも」と安心していたのです。
しかし、この再会が私の夢を大きく狂わせることになるなんて……。

理想という名の暴走

新居の打ち合わせは終始和やかな雰囲気で進みました。彼女は夫を持ち上げる言葉を次々とかけ、夫もすっかり気分を良くしている様子でした。

そんな空気の中で提示された設計図を見た瞬間、私は言葉を失いました。そこに描かれていたのは、私たちが望んだシンプルで落ち着いた家とはまったく違う、装飾の目立つ豪華なデザインだったのです。 理想とかけ離れた設計に絶句した私は、「もう少しシンプルな感じで……」と伝えようとしました。ところが次の瞬間、夫が明るい声で「すっごく良いじゃないか!最高のプランだよ!」と言い放ったのです。私はその言葉に唖然としました。理想を語り合っていたとき、夫は「シンプルが落ち着くよな」と言っていたはずでした。それなのに今、目の前のプランに目を輝かせている夫は、まるで別人のように見えたのです。私が呆然としていると、彼女は嬉しそうに微笑み「せっかく建てるなら、理想のお家を実現させましょう! 妥協はもったいないですよ」と言うのです。一体、誰の理想なのでしょう……。悲しむ私をよそに、夫は「設計担当なんだぞ。プロに任せた方がいいって!こういうの、後から追加できないんだぞ?」と一言。その言葉は、私の意見より彼女の提案を優先する決定打のように響きました。

その後の打ち合わせでは、吹き抜けのあるリビングや天井まで届く大きな窓、存在感のある照明、海外製の設備などが次々と提案されていきました。私たちの家のはずなのに、決めているのは私以外の誰か――そんな感覚が、胸の奥に重く残りました。夫は楽しそうにうなずき続けていましたが、私の胸の奥では、小さな不安が静かに膨らんでいったのです。

夢の家より優先されたもの

打ち合わせが進むほど、私の中の違和感ははっきりした輪郭を持ちはじめていました。提示されるプランは、私たちが望んだシンプルで落ち着いた家とはまったく変わってしまったのです。

彼女が「彼みたいに背が高い人には、こういう空間がすごく似合うと思うんです♡」「この大きな窓から光が入ると本当に素敵なんです。ここにお友だちを呼んでホームパーティーとか♡私の理想なんです〜」と言うたびに夫が彼女の提案を受け入れていったのです。――その瞬間、はっきり分かりました。夫が見ているのはこれからの生活ではなく、誰かの理想の家を手に入れた自分なのだと……。

そして迎えた引き渡しの日。新しい家を前にしても、胸の奥の重さは消えません。鍵を受け取るはずの玄関の前に立った瞬間、そこに彼女の姿がありました。彼女は私をまっすぐ見つめ「ついに理想のマイホームの完成ね♡わ・た・し・の」と言い放ったのです。一瞬、意味が理解できませんでした。静まり返った空気の中で、夫が「……実は彼女、元カノなんだ。彼女とやり直したいんだ!離婚してくれ!」と言うのです。すると彼女は「あなたの理想なんて一つも詰まってない家なんていらないでしょ? ここは私と彼の家なの!」と一言。

その瞬間、自分でも驚くほどあっさりと離婚を受け入れていました。夢のマイホームを失ったのではなく、守るべきものを選び取ったのです。そして私は、娘の手を取り、その場を後にしました。

理想の暮らしの現実

離婚から3カ月ほど経ったある夜、元夫から電話がかかってきました。電話に出ると「助けてくれ……もう無理なんだ」と泣きそうな声で助けを求めてきたのです。

聞けば、天井まである大きな窓や吹き抜けのある空間は見た目こそ華やかですが、掃除も手入れも想像以上に大変だったそうです。けれど元彼女は家事にはほとんど関わらず、理想ばかりを追い求める性格のまま。住宅ローンを抱えているにもかかわらず、贅沢な暮らしを続けていると言うのです。

一通り説明したあと、元夫は「こんなはずじゃなかった……」とつぶやきました。そして、沈黙が流れ絞り出すように「……もう一度、やり直せないか?」と一言。夫の情けない発言に私はため息をつきながら「誰かの理想を叶えるための家なんでしょ? 私には関係ありません」と伝えました。受話器の向こうで、元夫は何も言い返せずにいました。最後に私は「もう2度と連絡しないで!」と言い電話を切りました。

その後、2人の関係は長く続かず、あの家は手放したようです。私はあの家と夫を失ったのではなく、 娘と2人“穏やかに暮らせる日常”を取り戻したのでした。

◇ ◇ ◇

人生の大きな買い物である「家」は、価値観の違いだけでなく、相手の本音や誠実さまで浮き彫りになることもあります。もしその過程で裏切りが明らかになったなら、守るべきは家ではなく、自分と子どもの暮らし。執着してしがみつくより、手放す決断を選べた人のほうが、結果的に人生を立て直せることもあるのかもしれません。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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