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ラルフ ローレン、止まないファッションの冒険。自分らしさを探求し続ける女性像

  • 2026.2.20
Photo: A.Grillo


2月10日、ラルフ ローレンが2026年秋コレクションを発表した。会場は、ニューヨークのロウアー・マンハッタン地区に位置するジャック・シャインマン・ギャラリー。重厚感のある大理石の柱やゴールドで縁取られた階段を備えた豪華絢爛な空間に、色とりどりのヴィンテージラグを敷き詰め、多彩な生地やレザーをミックスマッチさせたチェアを配置し、ノスタルジアとモダニティが交差する、今シーズンのムードを想起させた。

「ファッションによる冒険を、私は愛しています」、とラルフ・ローレン氏は、ショーノートで語った。ファッションにおける“ルール”に制限されず、好きで心地よいものを自由にまとい、自らのスタイルを体現する女性。そうした冒険心にあふれ、「自らの物語を紡ぐ女性像」 を、ランウェイで描いた。

終わることのない、ファッションの冒険

Photo: Isidore Montag / Gorunway.com

ファーストルックは、タートルニットにツイード地のビスチェを重ね、同素材のロングスカートを合わせたブラウンのトーナルスタイル。一見シンプルだが、さりげないレイヤー術が、季節や時代問わずで好きなものを長く身に着けたい、等身大な女性像を彷彿とさせる。チャーム付きのチェーンベルトが些細なパーソナルタッチを加え、ファッションとは機能的であると同時に、日々にときめきをもたらす、重要な自己表現の一部であることを強調した。

Photo: Isidore Montag / Gorunway.com
Photo: Isidore Montag / Gorunway.com

その後も、ヴィンテージライクなテーラードジャケットに絵画を転写したシルクプリントスカートを合わせた装いや、ミリタリーコートにレオパード柄のシアリングを羽織ったルックなど、タイムレスなアイテムをモダンに再解釈したスタイリングが続いた。まるで、何年もキュレーションされたワードローブの中から、その日の気分次第で装いを決めていく、とある女性の日常を垣間見ているよう。何にも縛られず、自らの好奇心を冒険し続ける、そんなラルフ ローレン ウーマンの信条が浮かび上がる。一貫したアーストーンもまた、好きという軸と直感がブレない表れだろう。

Photo: Isidore Montag / Gorunway.com
Photo: Isidore Montag / Gorunway.com

ショーの後半では、フロアレングスの上質なベルベッド素材のドレスをはじめとする、イヴニングウェアも展開された。インパクトを放つイヤリングやニーハイブーツとスタイリングされ、ナイトタイムでも彼女の冒険心が探求された。

ウエストを絞ったり、開放したり。ジュエリーを付けたり、付けなかったり。一筋縄ではいかない、多様なシルエットとアクセサリー術が散りばめられ、ルックが登場するたびに、描かれた女性像の新たな表情が映し出された。ツイード、ベルベット、ジャカード、刺しゅう、スカーフプリント、さまざまなレザーやシアリングなど、50種類以上の素材が登場した本コレクション。それは、1967年の創業から現在まで、約60年以上アメリカン・ファッションを率いるメゾンのクラフトマンシップを象徴するとともに、着る人に寄り添い続けるブランドフィロソフィーを改めて証明してみせた。

ラルフ ローレン 2026年秋コレクション 全ルック

ラルフ ローレン 2026年秋コレクションに来場したセレブ

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