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育児で疲労困ぱいの母親「私、産後うつかも」自分の限界に気付いた瞬間、思ったことは<産後うつ記録>

  • 2026.2.9

ちかさんは、緊急帝王切開で長男・いー君を出産しました。退院後、ちかさんは夜通し泣くいー君の世話で心身ともに限界に。夫の無神経な言葉も重なり、「自分ばかりが大変」と感じていました。夜だけミルクを足そうとしますが、いー君は嫌がって泣き続け、ちかさんはさらに追い詰められます。

いー君は2カ月半になっても、母乳もミルクも嫌がり授乳を拒否。ちかさんは、泣かれるたびに自分を拒否されるような感覚になり、苦しみ続けました。いー君が泣き疲れるまで泣かせる日々に、絶望を感じるようになっていきます。

そして、感情が限界に達し、思わず怒りを爆発させたことで、自分の心の異変に気づきます。

食欲まで落ちてしまったちかさんを見かねた夫は、少しでも授乳のつらさを減らす方法を一緒に考えようと、話し合いを提案しました。

夫に説得され、いー君の予防接種に訪れた病院で、これまでの経緯や、自分の心身の不調について打ち明けたちかさん。

話を聞いた看護師は、授乳のことだけでなく、ちかさん自身の状態を心配し、いー君を出産した総合病院での受診を勧めます。

ようやく気づけた自分の気持ち

帰宅後、自分に起きている症状について調べたちかさん。

「母親だから」という責任を重く背負うあまり、自分自身のSOSさえも抑え込み無理を重ねてきたことを実感します。

どんなにきつくても、苦しくても、逃げられない……

積み重なった苦しみを「育児の疲労」だと思い込もうとしては、ただただ涙を流す。

そんな日々を送っていたちかさんは、やっと自分がすでに限界を超えていること、そして『産後うつ』かもしれないと気付きます。

「もっと早く、こうすればよかった」

看護師に勧められた通り、いー君を出産した総合病院に受診予約の電話をするのでした。

▼自分の状態に目を向けることができたことで、ようやく一歩を踏み出すことができたちかさん。どれだけ周囲が手を差し伸べてくれても、最終的に動き出すのは自分自身にしかできません。誰かに心配され、手を差し伸べられたときに、拒絶し閉じこもるのではなく、素直になって一歩踏み出すことが、必要な支えに繋がっていきます。

心が限界を迎えたとき、相談窓口に連絡するのも一つの方法です。『#いのちSOS』や『いのちの電話』では、電話、チャットやSNSによる相談に専門の相談員が対応してくれます。まずは、0120-061-338(#いのちSOS)や0120-783-556(いのちの電話)に電話してください。パートナーや家族、行政や専門家などにサポートを求めながら、必要な支えを受け取ってくださいね。

#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク)

よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)

いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)

電話相談まとめサイト(厚生労働省)

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


監修者:助産師 関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。


著者:マンガ家・イラストレーター ちか

ベビーカレンダー編集部

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