1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「妊娠のはずもなく…」40代で突然生理が止まった。不安いっぱいの私に医師が告げた言葉とは

「妊娠のはずもなく…」40代で突然生理が止まった。不安いっぱいの私に医師が告げた言葉とは

  • 2026.2.4

閉経が近くなると生理の周期や量に変化が出てきます。ただ個人差があるので、想像と違う形で生理が止まったり再開したりして、驚いてしまうことも。更年期の生理ではどんなことが起こるのか、3人の体験談を紹介します。

妊娠?突然止まった月のもの

私が更年期に差しかかったのは、45歳のころでした。周りの友人たちからは「出血がひどい日がある」「生理が来たり来なかったり、不規則で困る」といった話を聞いていたので、私も同じような道をたどるのだろうと、漠然と思っていました。

ところが、私の場合はまったく予想外の形でそのときが訪れたのです。45歳を過ぎたある月、いつも通りに生理が終わったかと思うと、翌月から何の兆候もなく、ピタリと来なくなりました。

「もしかして、妊娠…?」

一瞬そんな考えが頭をよぎりましたが、身に覚えがありません。何が起きたのかわからないまま、生理のない状態が続き、それから間もなく、今度は別のつらい症状を伴う更年期の日々が始まりました。

更年期の始まりがみんなと同じだと思っていた私にとって、この経験は本当に不思議な出来事でした。後に婦人科でこの話を先生に伝えると、「へぇ、そんなこともあるんだね」と、にこやかに言われたのです。

◇◇◇◇◇

医師のひと言で、人の体は本当にそれぞれなのだと実感し、少しだけ気持ちが軽くなったのを覚えています。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)

2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。

著者:千田幸子/60代女性・主婦

イラスト/マキノ

椅子に残った衝撃の痕跡

3カ月以上生理が来ていなかったある日。仕事の繁忙期で予想外の出来事が私を襲い、慌てふためくことになりました。

コールセンターでの勤務中のことです。そのころ、私は更年期に入り、3か月以上生理がなく、「もう来ないかも」と油断していました。ちょうど繁忙期で、ひっきりなしに電話が鳴り続け、休憩も予定より大幅に遅れて取らざるを得ない状況でした。

しばらくすると、おなかがじくじくと痛み始めました。ようやく休憩に入ろうと立ち上がった瞬間、椅子にまで血の跡が! 思わず息をのみました。

コールセンターでは、休憩時間はオペレーターごとに決まっていて、自由に席を立つことはできません。緊急時はSV(スーパーバイザー)の許可が必要です。繁忙期は長い電話を続けて受けることも多く、つい座りっぱなしになってしまいます。

慌ててトイレへ駆け込み、トイレットペーパーで何とか応急処置をして、1階のコンビニへ走りました。幸い黒い服を着ていたため目立たずに済みましたが、「もし白い服だったら……」と考えるとゾッとします。

席に戻ってSVに報告すると、「大丈夫、こういうことは慣れてるから気にしないで」と、あっさりした反応。40代、50代も多い職場だったこともあり、恥ずかしさはあったものの、少しホッとしました。

この出来事以来、年齢に関係なく、必ず生理用品を持ち歩くようになりました。特にコールセンターのように休憩時間が管理されていて自由に動けない職場では、念には念を入れた準備が必要だと痛感しました。

◇◇◇◇◇

予期せぬ出来事は、最も油断しているときに訪れると実感しました。幸い私は更年期への理解がある職場だったので助かりましたが、今後は男性が多い職場でも認知や理解が広がり、誰もが安心して働ける環境が増えることを願っています。

著者:太田佐知子/50代女性・パート

やっとあのつらさから解放される

「もう生理が終わるのかな」と思い始めてからの毎日は、どこか落ち着かないものでした。期待と不安が入り混じる中、思いがけない再開が私を待っていました。

病院で「もう生理が終わる準備が始まっていますね。すぐに終わるわけではないと思いますが、このまま少なくなって終わるでしょう」と言われてから、私も「ああ、やっとあのつらさから解放されるのか」と少しホッとした気持ちになりました。

医師から「最後に生理があったのはいつですか?」と聞かれてもいいように、ちゃんとチェックもしていました。最後の生理からもうすぐ1年たつなぁと思っていた矢先、あの懐かしい腹痛がやってきました。まさかと思い、確認すると、出血が……。

残念ながら生理が再来。正直ガックリしました。すごろくでゴール目前にして、スタートに戻されたような気分でした。

でも、こればかりは自分の思い通りにはいかないものですね。どれだけ年月がたっても、いつまた生理が来るかわからないので、生理用品は念のため持ち歩こうと思いました。

◇◇◇◇◇

生理はまだ終わらず、そして、ホットフラッシュともしばらく付き合っていくのかなと、少し肩を落としつつも、今の自分をそのまま受け入れていこうと思います。思い通りにいかないこともあるけれど、それもまた自分の一部。そんなふうに感じた出来事でした。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)

2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。

著者:糸川さえ/50代女性・派遣社員

イラスト/さくら

まとめ

3人の体験談からわかるように、更年期の生理の変化は「こうなるはず」という予想通りには進まないものです。突然止まる人もいれば、数カ月ぶりに大量出血する人、閉経かと思ったころに再開する人もいます。共通する学びは、油断せず生理用品を備えておくこと、そして何より「変化は人それぞれ」と受け入れ、自分の体の状態とじょうずに付き合っていくことだと言えそうですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※一部、AI生成画像を使用しています

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる