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乃木坂46・梅澤美波、“キャプテン2年目”が最も苦しかった理由「メンバーに何を伝えればいいのか迷うことも」

  • 2026.2.1
乃木坂46・梅澤美波 クランクイン! 写真:小川遼 width=
乃木坂46・梅澤美波 クランクイン! 写真:小川遼

乃木坂46のキャプテンであり3期生の梅澤美波は、結成から「14年以上で確立してきた形」がグループにとっての強さだと胸を張る。頼もしく成長を遂げる後輩を見守りながら、昨年「真夏の全国ツアー2025」の最中には、2nd写真集『透明な覚悟』(光文社)の撮影でイタリアへ。みずからのアイデアも反映した写真集の撮影秘話、そして、メンバーと支え合うグループでの活動に懸ける思いを聞いた。

【写真】スタイル抜群の水着&ランジェリーカットも 乃木坂46・梅澤美波の撮り下ろしカット&写真集先行カット

■「真夏の全国ツアー2025」の最中にイタリアへ

――写真集の出版は、1st写真集『夢の近く』以来で約5年半ぶりとなります。お話をいただいて、どのような感想を持ちましたか?

梅澤:前作がいい思い出として残っていて、自分だけの1冊を作るプレッシャーはありながら、撮影期間を楽しめたし「最初で最後」と胸を張れるほどの作品になったんです。だから、お話を聞いたときは前作を超えられるのかという思いもありました。でも、同時に今の私なら「当時の自分を超えられるかな」とも思ったんです。表情が硬くてあどけなかった前作の当時より、外見も内面も変わったし、素の自分をさらけ出すのも怖くなくなったので、いい作品を撮れるかもしれないという期待感もありました。

――衣装などは、みずから積極的にアイデアを出されたそうですね。

梅澤:スタッフさんに「こんな衣装が着たいです」と写真付きでメッセージを送ったり、いろいろと提案させていただきました。本来は、自分のやりたいことを優先するより、私のイメージに沿ったアイデアを与えていただく方が合っていると思うんです。でも、今作では自分の意思もきちんとお伝えして、楽天ブックス限定版の表紙にあるカーキのジャケットを羽織ったカットは「かっこいいスタイルにしたいです」と言って、実際に用意していただいた衣装でした。

――撮影にあたっては、ボディメイクなどの努力もあったんでしょうか。前作では、出版が決まったその日にジムを契約したとも明かしていました。

梅澤:ほぼ何もしていません(笑)。ナチュラルな私を見せたかったので、計画的に体を鍛えることなく撮影に向かったんです。やったことといえば、撮影に向かう前日にエステに行ったくらい。何を言われても「これが私だから大丈夫」という強い気持ちがあったし、ありのままで挑みました。

――撮影は「真夏の全国ツアー2025」の最中だったそうですし、トレーニングの代わりになっていたのかもしれません。

梅澤:全国ツアーの最中でしたが、気持ちを切り替えるのは得意だし、つらくはなかったです。初日に撮影したワインを手にするカットを見ても「リラックスしていたんだな」と思うし、ご褒美をいただけたようなぜいたくな旅でした。

■キャプテン就任以降にあった「2年目」の苦労


――グループの活動についても伺います。2025年12月に公式YouTubeチャンネルでアップされたソロキャンプの動画では、同年2月に加入の6期生の苦労をねぎらいながら「あの時はつらかったといえる材料が多い方が、(活動の)年数を重ねたときに考え方とかも違う気がする」と述べていました。

梅澤:表現は難しくて「つらければつらいほどいい」と受け取られたら、嫌だなとも思ったんです。でも、大切なことだったので伝えました。加入1年目で「新参者 二〇二五 in TOKYU KABUKICHO TOWER」(2025年11月)を作り上げたりして、6期生は私たちの知らないつらさもたくさん味わってきていると思います。そんな子たちに「大丈夫。楽しくやろう」と声をかけても、つらさをなくしてあげることはできない。それならつらさを受け入れながら「思いが実るときは来る」と伝えるのが、自分としては相応しいのかなと思って選んだ言葉でした。

――梅澤さん自身も、メンバーとして何かを乗りこえた経験が?

梅澤:なかなか個性を出せない時期もあったし、何をやってもファンのみなさんに違った受け止め方をされて悩んだ時期もあったんです。でも、誤解されないように「自分はこう思います」とはっきり伝えるようにして、そんな過去があったから「今、どう思うのか。どう動くべきか」と、考えられるようになりました。

――2023年2月にキャプテンへ就任してからも、新たに乗りこえたものがあったのかと思います。

梅澤:就任直後は「また1から」という気持ちでした。振り返ってみると、2年目が一番苦労しました。1年目はうまくいかなくてもメンバーが支えてくれて、ファンのみなさんが優しく見守ってくださっていたのも感じていたんです。でも、2年目ともなると甘えられないし、うまく立ち回れなくなってしまって。例えば、ライブ前にメンバーが力を合わせる円陣では、私の一言でみんなの士気が変わってくると思っているんですけど、2年目の当時は、メンバーに何を伝えればいいのか迷うこともありました。

――今はもう、迷いがなくなった?

梅澤:はい。2年目にある種の挫折を経験したから、3年目となった2025年は悔いのない活動ができました。グループとして「前年を超えなければいけない」というプレッシャーはあっても、着実に1歩1歩進むことができたんです。キャプテンとしてのプレッシャーがやわらいだし、グループやメンバーのことを考えられる余裕も生まれて、全員の思いが重なるライブの達成感も増しました。

■グループのブレない強さは「14年以上で確立してきた形」


――40thシングル「ビリヤニ」のインタビューでは、未来を見据える中で「人として信頼される存在であり続けなければいけない」と述べていました。具体像はあるんでしょうか。

梅澤:私にとっての信頼には、その前提で「愛されること」があるんです。だから、グループでいえば4期生の賀喜遥香に憧れます。賀喜は「この子のために頑張ろう」と思わせてくれる子なんです。座長を務めていた「真夏の全国ツアー2025」では、みんなの前では笑顔でいるのに、本番5分前にふと不安そうな表情を見せていて、グループを背負う大変さがステージにも表れていたし「こんなに賀喜が頑張っているなら、私も頑張らないと」と刺激を受けました。

――昨年は梅澤さんと同期の3期生、後輩の4期生の卒業も続きました。形の変わりゆくグループで、期別の役割をどのように考えていますか?

梅澤:3期生は4人になってしまったんです。現役プレイヤーながら活動年数が長いから伝えられることもあるはずですし、後輩の前では「引くところは引いて、前に立つべきところは立つ」を意識しながら、みんなを見守りたいです。4期生はほぼ同期の感覚で「あなたたちがいないとグループが成り立たないのよ」と伝えたいです。グループ愛の強いメンバーばかりですし、それをもっと引き出してあげたいと思っています。

――5期生のみなさんも今や、グループの中核を担っています。

梅澤:まもなく加入5年目で、自分の夢とグループでの立ち位置に悩む時期だとも思うんです。3期生と4期生、6期生に挟まれる立場の難しさもあると思いますが、乃木坂らしさを忘れずに突き進んでいってほしくて。信頼しているから「何をしても受け止める」と私も覚悟していますし、活動年数を重ねるにつれて、今以上にグループ全体を見なければいけないこともきっと増えてくるだろうから、それぞれの夢をグループと上手に両立する道を見つけてほしいです。

――そして、6期生はまもなく加入2年目となります。

梅澤:未来しかない子たちですし、周りからたくさんのことを吸収して、自分のものにしてほしいです。でも、素朴さをなくさないでほしいとも思います。4期生と謙虚さが似ていて、6期生で集まっているときには自信がなさそうにしているので、素朴さを残しながらも本音を隠さずにのびのびと活動してほしいです。

――後輩も頼もしく成長して、グループの未来は明るいですね。

梅澤:だから、ブレずにいたいと思います。3期生の私たちが加入した当時とエンタメ界の状況は変わっているけど、乃木坂46をちゃんと背負って活動していきたいんです。私たちには「(2011年8月の結成から)14年以上で確立してきた形」もありますし、ブレずに守りながら進化していけば、新たに届けられるものが生まれると信じています。メンバーとも、その思いを分かち合いながら活動していきたいです。

(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:小川遼)

乃木坂46・梅澤美波2nd写真集『透明な覚悟』は、光文社より2月3日発売。定価2800円(税込)。

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