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「味付けが違う」「品数が少ない」家事をしない彼からの指摘…これってモラハラ?私が悪い?

  • 2026.2.22
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは。恋愛アドバイザーのまりです。
今日は、一見すると「価値観の違い」に見えますが、実は関係のバランスが大きく偏っていたケースについてお話ししたいと思います。

恋愛相談の中でも、同棲をきっかけに違和感を抱くようになったというご相談は少なくありません。
一緒に暮らし始めると、それまで見えにくかった相手の考え方や関係性のあり方が、生活の中で少しずつ浮き彫りになってくるからです。

結婚前提の同棲で見えてきた違和感

相談者さんは、結婚を前提に交際していた彼と同棲を始めました。
お互い仕事をしており、生活は共働きの状態。最初は、将来を見据えた前向きなスタートだったそうです。

しかし、暮らし始めてからしばらくして、少しずつ気になる出来事が増えていきました。

家事はほとんど相談者さんが担当。
料理、掃除、洗濯、日用品の買い出しまで、生活に関わることの多くを一人で担っていました。

彼は家事を手伝うことはほとんどありません。
それにもかかわらず、家事の内容については細かく指摘してくるようになったのです。

「味付けが違う」
「品数が少ない」
「もっとこうした方がいい」

言い方は強くなくても、指摘は繰り返されました。

さらにある日、彼からこんな言葉を言われます。

「家事ができないなら、別れた方がいいかもね」

なぜ違和感は見過ごされやすいのか

このケースの特徴は、相手が露骨に怒鳴ったり威圧したりしていたわけではないことです。
むしろ、言葉だけを見れば「意見を言っているだけ」にも聞こえます。

そのため相談者さん自身も、最初は

「私がちゃんとできていないのかもしれない」
「もう少し頑張ればうまくいくのでは」

と、自分の努力不足として受け止めていました。

けれど実際には、

•家事の負担は一方に集中している
•相手は実務には関わらない
•それでも評価だけはする

という状態が続いていました。

関係のバランスは、気づかないうちに大きく傾いていたのです。

モラハラは「分かりやすい形」だけとは限らない

このような一方的な関係性の不均衡は、ときに「モラルハラスメント」の一つの形として指摘されることがあります。
しかし実際の相談現場では、もっと静かな形で表れるケースも少なくありません。

今回のように、

•条件付きの愛情表現
•一方的な役割固定
•努力を前提とした関係

が積み重なることで、本人も気づかないまま関係の立場が固定されてしまうことがあります。

特に注意したいのは、「指摘される側だけが改善を求められている状態」です。
関係は本来、どちらか一方が努力し続けることで保たれるものではありません。

恋愛アドバイザーとしてお伝えしたこと

相談者さんには、まずこうお伝えしました。
家事が得意かどうかは、関係の価値を決める基準ではありません。
そして、役割分担は話し合いで決めるものであって、一方が当然のように担い続けるものでもありません。

大切なのは、「自分がどれだけ頑張れるか」ではなく、その関係の中で安心していられるかどうかです。

違和感を覚えたとき、それは関係を見直すサインかもしれません。
我慢で成り立つ関係は、時間が経つほど修正が難しくなります。

同棲は関係の本質が見えるタイミング

同棲は、相手の優しさだけでなく、価値観や責任感、対等意識がはっきり表れるタイミングでもあります。

•話し合いができるか
•役割を分け合えるか
•相手を尊重できるか

こうした点は、将来を考えるうえでとても大切な指標になります。

今回のケースが示しているのは、「違和感は、小さいうちに気づくほど関係を守りやすい」ということ。

もし今、似たような状況に心当たりがあるなら、その感覚を無視せず、自分の気持ちに目を向けてみてください。

その違和感こそが、これからの選択を考えるための大切なヒントになることがあります。


ライター:まり
私はこれまで、のべ100人以上の恋愛相談に対応してきました。
復縁・同棲・マッチングアプリ恋愛・自己愛など、さまざまなテーマに向き合いながら、すれ違いの背景や関係改善のポイントを整理してきました。
実際の相談事例をもとに、読者の方が自分の恋愛を客観的に見つめ直せるような、わかりやすい文章をお届けします。


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