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「的中しすぎてて怖い」数十年前に“現代の日本”を予見…読み返すと鳥肌が止まらない【傑作マンガ】

  • 2026.2.20

日本の文化の一つである漫画。数十年前に発売されたもので、社会問題を取り上げ、今の自分たちの現状を表している漫画があります。まさに予言ともいえる漫画。「的中しすぎてて怖い…」と読むと鳥肌が立つことでしょう。

今回は、そんな現在の闇を予言している漫画3作品を紹介していきたいと思います。

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

『20世紀少年』(1999年連載開始)

浦沢直樹さんの作品『20世紀少年』。

少年時代の主人公・ケンヂが、遊びで書いた「よげんの書」に沿って、周囲で不可解な死が相次いで起こってくるのです。その正体の黒幕は「トモダチ」という存在だったのです。「トモダチ」は、予言を実行しながら、世界を支配していきます。ケンヂは世界を救うため、かつての仲間と一緒に戦い、真相に迫っていくのです。

目に見えない相手と戦うという視点で考えると、今のSNS社会を表しています。また、殺人ウイルスを撒き散らし、「ともだち」がワクチンを提供することで世界を救います。これは、コロナ感染を予言しているとも言えるのではないでしょうか。

『AKIRA』(1982年連載開始)

大友克洋さんの作品『AKIRA』。

1982年に新型爆弾で崩壊した後の、2019年のネオ東京が舞台。暴走族のリーダー・金田正太郎が、軍の実験により超能力が目覚めた島鉄雄を止めようと抗争していくのです。この中で世界にも影響を与えるアキラという存在が出てきて暴走し、壊滅した東京と、新たなネオ東京も描かれるのです。

この作品は、SNSでも予言だと話題になりました。ネオ東京では、2020年に東京オリンピックが開催されるとなっており、40年前に2020年に開催されることが予言されていたということです。またそれだけでなく、東日本大震災の津波を彷彿させるシーンや、原発問題を連想させるシーンもあり、より、予言漫画と言われるようになったのです。

現代と比べながら読むと、現実味もあり、鳥肌ものでしょう。

『攻殻機動隊』(1989年連載開始)

士郎正宗さんの作品『攻殻機動隊』。

近未来が舞台で、人々の脳がネットワークに繋がる「電脳化」や、身体が機械化するサイボーグ化が普通となっています。そんな中、攻殻機動隊という組織のリーダーである草薙素子が、テロなどの犯罪を調査していくという物語。

連載が開始されたのは、インターネットが普及する前であり、現代の情報化社会を予言していると言われています。また、電脳化した脳に侵入し、記憶を書き換える「ゴースト・ハック」というのが出てきますが、これがSNSを予言しているとも語られているのです。現代のSNSに散らばっている嘘情報や、それにより真実が分からなくなっている状態と同じと言えるでしょう。

ネットや、情報社会について考えさせられる作品となっているのではないでしょうか。

漫画は時代を映している

今回は、近未来を予言している3作品を紹介しました。

『20世紀少年』は目に見えない相手との心理操作からSNS社会を、『AKIRA』は破壊と再生から現代の世の中を、『攻殻機動隊』はインターネット社会を描いていました。

時代は違えど、漫画が社会の本質を映す鏡のような存在となっているのではないでしょうか。

現代と漫画世界を比べながら読むと、現代社会で生きる上での道筋も見えるのかもしれませんね。


※記事は執筆時点の情報です