1. トップ
  2. 約20年前、社会に影響を与えた“最高傑作”「2人以外考えられない」「納得」人気漫画の実写化“大成功ドラマ”

約20年前、社会に影響を与えた“最高傑作”「2人以外考えられない」「納得」人気漫画の実写化“大成功ドラマ”

  • 2026.2.9

『のだめカンタービレ』は、二ノ宮知子による同名漫画を原作に、2006年10月期にフジテレビ系の月9枠で放送された連続ドラマ。上野樹里と玉木宏が主演を務め、大ヒットを記録した。音楽大学を舞台に、変わり者だが天才的なピアノの才能を持つ“のだめ”こと野田恵(上野樹里)と、指揮者を目指す完璧主義の千秋真一(玉木宏)の恋と成長を描いた青春ラブコメディーだ。

キャスティングが最高「実写化の最高傑作」「主役はこの2人以外考えられない」

桃ケ丘音楽大学ピアノ科に在籍する主人公ののだめは、一度曲を聴けばすぐにそのとおり弾けてしまう天才的な才能を持つ。しかし、楽譜を読むのは大の苦手で、自分の思うまま自由に弾いてしまうため、超絶技巧でありながら奇想天外な演奏スタイルだ。部屋は散らかりっぱなしで、集中すると何日も風呂にも入らず没頭してしまうなど、周りからは「変態」と言われるほどの変わり者で、口癖は「ぎゃぼ!」。
そんなのだめが、同じ大学の千秋に一目惚れするところから、物語が始まる。将来は幼稚園の先生になるのが夢だったが、千秋に出会ったことで、次第に音楽と真剣に向き合うようになり、目標も変わっていく。

undefined
上野樹里 (C)SANKEI

のだめを演じた上野樹里は、当時20歳。ゴールデンプライム帯の連続ドラマにおいては初主演だった。強烈な寝グセがトレードマークで、奇声を発したり白目を向いたりと体を張った演技を披露し、「演技うますぎ」「イメージにぴったり」「のだめ可愛いすぎ」と大きな反響を呼んでいた。

もう1人の主人公・千秋真一は、エリート音楽一家に生まれ、ヴァイオリンとピアノの腕前は超一流。ピアノ科に在籍しながらも、指揮者を目指して独学を続けている。イケメンで人気者だが、毒舌でドSな“俺様キャラ”。飛行機恐怖症のため日本を出られずにいたが、最終的には海外留学を決意する。のだめの才能にいち早く気付いていた千秋は、彼女を変えようとする中で自分自身も大きく成長していく。

のだめとは正反対のキャラクター・千秋真一を演じた玉木宏。自分にも他人にも厳しいストイックな性格でありながら、のだめに何だかんだ振り回されてしまうギャップが、多くのファンを魅了している。SNSでは「千秋先輩、好きすぎる」「かっこよすぎる」と絶賛の声が相次いだ。

主演の上野樹里と玉木宏は、原作のキャラクターを見事に再現し、ファンの心を鷲掴みにした。SNSでは「2人ともハマり役」「主役はこの2人以外考えられない」「実写化の最高傑作」「実写ドラマ化って苦手だけど、これは納得した」といった声が今もなお多く、少女漫画実写版の大成功例として語り継がれている。

クラシック音楽ブームを巻き起こした名作

本作は、原作では想像するしかなかった美しいクラシック音楽の旋律をドラマで再現し、視聴者の満足感を大きく高めた。ベートーヴェンやモーツァルトをはじめ、数多くのクラシックの名曲が使用され、選曲や演出の絶妙さも音楽面で高く評価されている。

特に、オープニング曲にも使われたベートーヴェンの『交響曲第7番』は、“ベト7”という愛称が定着し、クラシック音楽を親しみやすいものに変えた。最終回で千秋の指揮のもと、R☆Sオケ(ライジングスターオーケストラ)が“ベト7”を演奏するシーンはまさに圧巻。「最後の演奏、涙なしでは見られない」「素晴らしい」といった感想が数多く寄せられている。

本作をきっかけに、ピアノを習い始めた人や、音楽家を志すようになった人も多く、クラシックCDやコンサートチケットの売上増加など、社会的にも大きな影響を与えた。
連ドラ放送後は舞台をヨーロッパに移し、続編としてスペシャルドラマや映画も制作された。ネット上では「何年経っても色褪せない名作」「20年も前の作品なのに今見てもおもしろい」「何度見ても飽きない」といった声が、今なお後を絶たない。