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【NHK大河ドラマ】第5話で“既視感ある”場面に注目「観た記憶のある」「実在していたんじゃ」“過去の大河”を思い出す視聴者続出

  • 2026.2.22
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『豊臣兄弟!』2月1日放送 (C)NHK

仲野太賀が主演を務めるNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』(毎週日曜よる8時)の第5話が、2月1日に放送された。

美濃攻めを本格化させるために、織田信長(小栗旬)は松平元康(松下洸平)と同盟を結ぶ。また、織田家中で御前試合を開くことに。藤吉郎(池松壮亮)がライバルに勝つために、小一郎(仲野太賀)はある細工を試みる。

※以下、本文には放送内容が含まれます。

クセの強い元康のキャラクター

第5話では、後に戦国時代の中心人物となる信長、元康(のちの徳川家康)、藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が揃う。とは言え、この時点では身分も立場もバラバラであるからこそ、それぞれの振る舞いが興味深い。

織田家の人質であった元康と信長のパワーバランスは圧倒的に信長が強い。しかし元康も、ただ黙って信長に仕えているつもりはないという反発心が滲み出ている。

では、家康と藤吉郎の関係は、本作においてはどのようなものなのか。

「どうすれば松平様のようにお偉くなれますでしょうか」「何か秘訣などあれば、ぜひご教授くだされ!」と元康に尋ねる藤吉郎。

元康は「信長殿を信じることじゃ。そして、誰にもできぬことをやってのけるのじゃ。恐れずに、己を信じて突き進むのじゃ」と言い、「大事なのはここじゃ」と自分の胸を叩く。「熱意が人を動かし、勝敗を決する」と熱く語る元康に、藤吉郎は感動した様子さえ見せる。

が、藤吉郎らと別れたあと、元康は家臣の石川数正(迫田孝也)と共に吹き出す。

「すべて逆のことを言うてやったわ!」と元康は笑う。確かに、元康が言った言葉は本来の家康像とは異なる部分がある。しかし、逆ならばイメージ通りだ。そして、その元康が発した言葉を真正面から受け止めて、藤吉郎が進んでいったのだとしたら、このふたりが戦国の世で長くやり合うことにも納得がいく。ある意味、この先のふたりの関係性の伏線とも言えるシーンだったのかもしれない。

戦国時代のドラマにおいて、家康はやはりクセのある人物というイメージが強い。SNSでも「元康がいい味出してる」「人の悪い元康いいな」という声がある一方で、「魅力的な元康」「松下洸平の芝居にワクワクする」と、今後に期待を高める声も上がった。

尾張コロシアム再び?

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『豊臣兄弟!』2月1日放送 (C)NHK

第5話のメインのひとつとなったのが、織田家中での御前試合だ。藤吉郎のライバルである前田利家(大東駿介)に勝つために、小一郎は組み合わせを細工する。利家の対戦相手に強い相手ばかりを当てて、決勝で藤吉郎と当たる際には疲れさせておこう、というもの。

そんな御前試合が行われる“尾張コロシアム”には既視感がある。『どうする家康』で、序盤で似たようなセットを使用したシーンがあり、この場所が尾張コロシアムと似ているのだ。視聴者からも「『どうする家康』で観た記憶のあるものが……」「『どうする家康』にも『豊臣兄弟!』にも登場すると、実在していたんじゃないかという気がしてくる」といった声が上がった。実在していたかどうかは分からないが、対戦の場として雰囲気が盛り上がるのは間違いない。

物語の緩急に引き込まれる

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『豊臣兄弟!』2月1日放送 (C)NHK

組み合わせに細工までしたのに、あっさりと利家に負けてしまった藤吉郎。おまけに、細工していたことが信長に露見する。絶体絶命と思われたが、信長はおもしろがる。そんなふたりを見込んでさらに、美濃へ攻め入るために、鵜沼城主・大沢次郎左衛門(松尾諭)を調略するよう、藤吉郎たちに命じる。

小一郎は、大沢と信長が通じていると噂を広めて、大沢の説得にかかる。が、噂を広めていたのが小一郎たち自身だということが大沢にバレてしまい、窮地に追い込まれる。御前試合での細工はチャンスを掴んだが、調略においての細工はピンチを招くことになり、1話の中での対比が感じられる。

結果的に大沢は織田方に付くことを決めるが、従者の荷物の中に毒が塗られた刃物が入っていたことが分かり、信長は大沢を斬るように命じる。大沢方に信用してもらうため、藤吉郎は鵜沼城に人質として残っている。先が読めない展開に目が離せない。


NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』毎週日曜よる8時放送
NHK ONE(新NHKプラス)同時見逃し配信中・過去回はNHKオンデマンドで配信

ライター:ふくだりょうこ(Fukuda Ryoko)
うさぎと暮らすライター。シナリオやインタビュー、コラム、エッセイなどを中心に執筆。小説とお酒と音楽とドラマがあれば、だいたいご機嫌。