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お見合いに『キレイめのTシャツとジーンズ』→実は、“慣れた頃”が危ない。プロが指摘する婚活で気をつけたい『悪意のない自分基準のズレ』とは…?

  • 2026.1.23
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※Google geminiで作成 (画像はイメージです。)

「合わなかった」と片づけたくなる出会いほど、実は“相性”より先にズレていたものがあります。
慣れた頃の油断で起きた小さな違和感が、初対面の印象を一気に傾けた3つの実例。

結婚相談所で仲人をしているテイカです。

婚活を始めた頃は緊張していたのに、何度かお見合いを重ねると「このくらいなら大丈夫」という感覚が出てきます。

それ自体は悪いことではありません。ただ、その慣れが思わぬところで印象を左右することがあります。
今回は、仲人として印象に残っている3つの出来事から、「自分基準」と「相手の前提」がすれ違う瞬間についてお伝えします。

ホテルラウンジにカジュアルな服装で来た彼

ホテルラウンジでのお見合いに、きれいめのTシャツとジーンズで現れた男性会員がいました。

本人としては「清潔感はあるし、失礼じゃないはず」という判断だったようです。
ただ、ホテルラウンジでのお見合いは、男性はジャケット着用が暗黙のルール。

事前にもお伝えしていたのですが、当日はその認識が抜けてしまっていました。

先方の相談所から連絡が入ったのは、女性が強く責めたからではなく「この場をどう捉えているのかな」と不安になってしまったからだと思います。

慣れてくると、「自分がOKと思う基準」で判断しやすくなります。
でも、お見合いは関係が始まるかどうかを確かめる場。

自分の基準が少し前に出るだけで、意図せず違和感が残ることがあります。

 盛り上がったはずなのに、後から不安になった彼女

コーヒーで始まった、ごく普通のお見合い。

お酒の話題で盛り上がり、男性が「少し飲みます?」と提案。

女性も楽しそうに応じ、そのまま飲みの席のような空気に変わっていきました。当事者同士は終始笑顔。場としては盛り上がっていたはずなのに、後日女性から報告がありました。

「楽しかったんです。でも帰り道で、急に不安になってしまって」

男性側は「場が和むし、アリだよね」という判断。
女性もその場では楽しんでいた。ただ、お見合いという場の性質が変わったことで、あとからズレとして表に出てしまったのです。

当事者同士が良ければいい、というのは一見正しいようで、後々「あの雰囲気、本当に良かったのかな」と迷いを生むことがあります。

 同じ場所にいたのに、出会えなかった二人

同じ時間に同じ場所へ来ているのに、双方の相談所へ「お相手がまだ来ていません」と連絡が入ったことがあります。

確認すると二人とも到着済み。服装の特徴を伝え合って、ようやく合流できました。

原因は、プロフィール写真と実際の印象のズレでした。
写真から想像していたイメージが強く、目の前の相手を「思っていた感じと違う」と通り過ぎてしまったのです。

本人の中では「これで分かるはず」という自分基準が働きます。
でも相手は、写真の情報を手がかりに来ています。

その手がかりが古いままだと、出会う前の段階でつまずいてしまいます。

 相性を見る前に、つまずくポイントがある

この3つに共通していたのは、悪意がないのに違和感だけが残ったことです。
服装、空気の変化、合流の行き違い。

どれも小さなことに見えて、初対面ではその小ささが「この先」を左右してしまうことがあります。
振り返ると、相性以前に「自分基準」と「相手の前提」がすれ違っていたのではと思います。

うまくいかなかった理由を相性だけに置かずに、「場の前提」と「事前情報」のズレがなかったかを一度だけ振り返ってみる。
それだけで、次の出会いの入り口が驚くほど軽くなることがあります。

慣れは武器にもなるし、盲点にもなる。その両面を意識しながら、お見合いに臨んでみてください。

・服装や持ち物は「場」に合っているか
・プロフィール写真は今の自分の印象に近いか
・お見合いの「場の性質」を意識できているか

小さな準備が、出会いの質を大きく変えます。


ライター:テイカ
結婚相談所仲人。日々の面談を通して、婚活の現場で起きているリアルな変化を発信している。