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推し活を優先させる夫「配信があるから…」娘の熱が40度あるのに!?壊れていく家族

  • 2025.12.30

近年、「推し活」は年齢や性別を問わず、多くの人にとって身近な楽しみになっています。年末の音楽番組や配信をきっかけに、推しへの熱が一気に高まる人もいるでしょう。日常に彩りを与えてくれる推し活ですが、家族との距離感を誤ると、思わぬ摩擦を生んでしまうこともあるようです。

エピソード1:<美少女VTuberしか見ない!>娘40度の熱があっても、推し活を優先する夫

クルミ(仮名)さんは平凡な家庭を築いていました。しかし最近になって夫のタカユキ(仮名)さんに「推し」ができたことで、家庭内の空気がやや変わってきたようです。なんでも、タカユキさんがハマっているのは、「てれすちゃん」という美少女VTuber。

出典:select.mamastar.jp

娘の誕生日にタカユキさんは「残業!」のひと言で帰ってきませんでした。当初は仕事だと思い、クルミさんも仕方がないと受け止めていました。ところが、ある日平日の昼間にタカユキさんが半休を取ったと言って帰宅。理由が、「てれすちゃんの誕生日をお祝いしたいから」だと……。ケーキまで買ってくる始末です。

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だんだんタカユキさんの推し活はエスカレートしていきます。彼の目にはもはや、てれすちゃん以外は映っていませんでした。そんなある日、娘が40度の熱を出したときのこと。「てれすちゃんの配信があるからタクシーで行けば?」と言い放ったのです。

エピソード2:<40歳でアイドルにどハマり>息子を連れてキッズスペースでライブ鑑賞したい

40歳の会社員、コウタロウ(仮名)さんは、妻のミサト(仮名)さんとふたりの子どもに囲まれ、穏やかな日々を送っています。コウタロウさんは刺激のない生活にどこか物足りなさを感じていました。しかしある日、動画アプリで偶然目にした女性アイドルグループに心を奪われます。

出典:select.mamastar.jp

そのアイドルグループは、週末に無料ライブを行っており、子連れであれば前方で観覧できるようでした。息子を連れて行くのであれば、まずはミサトさんに推し活をカミングアウトしなければいけません。コウタロウさんは思い切って口を開きました。

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しかし、その申し出はミサトさんの怒りを買います。実は、それ以前に家事や育児に十分向き合っておらず、夫として、父親としての役割をはたしていなかったのです。結果として、推し活への理解を得るどころか、夫婦関係そのものが破綻へと向かいはじめます。

エピソード3:<推し活義妹の異常行動>台風直撃なのに義弟を連れて、乳児のいる家にライブ遠征で泊まりに来る!

カオル(仮名)さんは、夫ユーゴ(仮名)さん、4か月の娘と3人暮らしをしています。ある日ユーゴさんが、「遠方に住んでいる義妹のヒカリ(仮名)ちゃんが、推し活のために泊まりに来る」と言うのです。しかも、近くに住んでいる義弟まで一緒。台風直撃の日に、乳児を抱えるカオルさんが反対するなか、ユーゴさんがマンションのゲストルームに泊めると意見を押し通しました。

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義妹と義弟は夫が手配したゲストルームをなぜか使わず、カオルさんたちの部屋でくつろぎだし、生活空間をわがもの顔で占拠しはじめたのです。リビングで義妹と義弟が騒いだりゲームをしたりと大はしゃぎ。夫はニコニコしながら見守っています。

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突然、停電で真っ暗になりました。娘が激しく泣いています。そんななか、義妹が「こんなときに停電なんてついてない」と言い放ったのです。こんな状況で自分のことしか考えられない義妹に、ついにカオルさんの怒りが爆発します。これは推し活以前に、人としての常識や思いやりが問われる出来事でした。

悪いのは「推し活」ではなく優先順位の間違い

推し活は、人生を豊かにし、前向きな気持ちを与えてくれるものです。けれども、家族という最も身近な存在を置き去りにしてしまったとき、その熱量は喜びではなく、負担や不安に変わってしまうこともあります。自分の行動が周囲にどう映っているのか、一度立ち止まって考えること。それこそが、大人に求められる推し活の姿勢なのかもしれません。

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