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昭和の“しつけ論”が危険?偏食っ子ママが直面する義実家とのギャップ

  • 2025.12.27

こんにちは。5歳の息子を育てる管理栄養士makoです。年末年始の帰省は、義実家や実家など家族が集まり、みんなで食卓を囲む大切な時間です。その一方で、子どもの「食」をめぐって、家族の中でちょっとしたすれ違いが生まれやすい時期でもあります。偏食のある子を育てている家庭では、特にこの時期、食事をめぐって悩む声が多く聞かれるんですよね。

「〇〇ちゃんは食べるのに」善意の比較が、ママを追い詰めてしまう理由

子どもが偏食になるのは、ママのせいではありません。それでも「自分のせいかもしれない」と責めてしまうママは少なくありません。そんな中では悪意がなく言われた言葉でも辛くなってしまう方もいます。インスタグラムで、「義実家や実家で言われてつらかったこと」を聞いてみました。●「食べない=しつけができていない」と言われた●「一口だけ」と苦手なものに無理に挑戦させられた●作ったものを食べないのは失礼だと言われた●「ママに似たんじゃない?」と言われて傷ついた●食べる従兄弟と比べられた嫌味ではなく、善意や心配から出た言葉だったかもしれません。しかし、一生懸命子どもと向き合い、いろいろ試してもうまくいかなかったママの心には残ってしまうものなんです。

なぜ「義実家・実家だと食が進まない子」が多いのか

ここからは、管理栄養士・偏食改善アドバイザーとして多くの子どもを見てきた立場から、なぜこうしたすれ違いが起きやすいのかを整理してみます。

環境が変わると、食より楽しいことが優先されやすい

義実家・実家は好きな人や普段遊ばないおもちゃなどがあり、子どもにとっては食べるより「遊ぶ・関わる」方が魅力的に感じることが多いです。子どもの気質にもよりますが、楽しいことに引っ張られやすい子は特に影響が出やすくなります。我が家の息子も義実家が大好きですが、 帰省中は家にいるときより食べる量が減ります。イライラすることが何年もありましたが、「帰省の目的は家族との大切な時間を過ごすため」 と考えるようになってから、私自身の気持ちもずいぶんラクになりました。

久しぶりの場所では、緊張して食べられない子もいる

私の息子とは逆に、普段行き慣れない場所だと緊張して食べられなくなってしまう子もいます。年に数回行き来していたとしても、その子にとっては慣れるには回数が足りないなんていうことも。大人も緊張していると箸が進みにくくなるのと同じです。

逆に食が進む子もいる

好きな人たちが美味しそうに食べている姿を見て「一緒に食べるのが楽しい!」と思え、食欲が刺激される子もいます。「外では食べる」「保育園だとよく食べる」ようなタイプの子は他の人からの刺激を受けやすく一口チャレンジしてみようかなという気持ちになりやすいんです。

反応は子どものタイプによって本当にさまざま

帰省中の反応は、 嬉しくて食べる子、楽しくて食事の優先順位が下がる子、 緊張して食べられなくなる子など、本当にさまざまです。よく寝る子・寝ない子がいるように、 食べることにも個性があります。あの子は食べるのにと比べたくなる気持ちもわかりますが、できるだけ比べることをせず、過ごしてあげてください。

良かれと思ってやっていることが、逆効果になることも

「一口だけ食べてみる?」は間違いではない。でも大切なこと

「一口だけ食べてみる?」という声かけ自体は、決して悪いものではありません。 実家のように安心できる場所では、「ちょっとやってみようかな」とチャレンジする気持ちが育っている子もいます。ただ、大切なのはそのあとです。 「いらない」「今は食べたくない」と言われたときに、すっと引き下がれるかどうか。子どもの中には、自分の家でないと安心して食べられないタイプの子もいます。 久しぶりの場所、人が多い環境、いつもと違う空気の中では、食欲が落ちるのはとても自然な反応です。無理に勧め続けてしまうと、 「食事=嫌な時間」として記憶に残ってしまうこともあります。

良かれと思って出したお菓子が、かえって食事を遠ざけていることも

「ごはんを食べないなら、これでも食べなさい」 そう言って、お菓子や甘い飲み物が出される場面もよくあります。もちろん、これも心配からの行動です。 ただ、乳酸菌飲料や甘いジュースは、思っている以上に甘味が強く、意外とお腹にたまりやすいもの。その結果、 「ますますごはんが入らない」 という悪循環が起きてしまうこともあります。お菓子や飲み物を完全に禁止する必要はありませんが、 帰省中は特に“ほどほど”を意識する、食べさせるかどうかはママに任せると安心です。

家での生活と、帰省中の生活は切り離して考えていい

義実家や実家では、お菓子が身近にあったり、外食やお出かけで食事の時間が乱れがちになります。楽しくて寝る時間が遅くなることもありますよね。でも、それは「ダメなこと」ではありません。帰省という特別な時期は、普段通りに食べられなくても自然なこと。家での生活と同じ基準で考えなくて大丈夫です。

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祖父母や家族に知っておいてほしいこと

食べないからといって、甘えているわけでも、しつけが足りないわけでもありません。 ママが何もしていないのではなく、子どもに合った関わり方を選んでいるだけです。子どもの食べ方は、気質や環境の影響を大きく受けます。 その視点を知ってもらえるだけで、家族みんなの気持ちが少しラクになることもあります。正解を探すより「そういう時期なんだな、そういうタイプなんだな」と受け止めてもらえるだけで、十分な支えになることもあります。年末年始の帰省は、子どもにとっても大人にとっても特別な時間です。 偏食はママのせいではありません。 帰省中に思うように食べられなくても、栄養バランスは長期的に考えたらいいので心配しすぎなくて大丈夫ですよ。今年の帰省が、少しでも心軽く迎えられますように。

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Instagram:mako(@mako1208t)

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