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シグネチャーとは?意味やハイブランドのおすすめアイテムを紹介

  • 2025.12.25

シグネチャーとは

シグネチャーとは、英語の「signature」に由来し、「署名」や「サイン」を意味する言葉です。ビジネスシーンではメールの署名欄を指しますが、ファッション業界では「ブランドを象徴する存在」という意味で使われます。

例えば、創業者の名を冠したブランドを「シグネチャーブランド」と呼び、クリスチャン・ディオールやシャネルなどが代表例です。また、ブランドの個性が最も表れる定番アイテムを「シグネチャーアイテム」、ロゴや頭文字などをあしらった象徴的なデザインを「シグネチャーモデル」と呼びます。

ハイブランドのおすすめシグネチャーアイテム①洋服

それぞれのブランドらしさが詰まったシグネチャーアイテムは人気が高い傾向にあります。ここからは各ハイブランドのおすすめシグネチャーアイテムをジャンル別に紹介します。まずは洋服のシグネチャーアイテムをピックアップしました。

シャネル(CHANEL)|ニット

シャネルのニット

シャネル(CHANEL)はブランド名に創業者ココ・シャネルの名前を使用したシグネチャーブランドです。ブランド名の頭文字であるCをデザインしたロゴ「ココマーク」は象徴的なモチーフであり、さまざまなアイテムに使用されています。

こちらのニットはココマークをあちこちにあしらったもの。同様にブランドのアイコンとなっているココ・シャネルが好きだったカメリアもデザインされているのがポイントです。シャネルらしさがたっぷり詰まった、シグネチャーアイテムと言えるでしょう。

クリスチャン・ディオール(Christian Dior)|ワンピース

クリスチャン・ディオールのワンピース

クリスチャン・ディオール(Christian Dior)も、創業者の名前をそのままブランド名にしたシグネチャーブランドです。「Dior」という文字をモノグラムにしたトロッター柄はブランドを代表するデザインのひとつ。トロッターは廃番となり、現在はオブリークという新しい名で生まれ変わっています。

こちらのワンピースは全面にオブリークをあしらったアイテムです。上品な雰囲気があり、トレンドに左右されづらいため永く愛用できそうです。

グッチ(GUCCI)|ジャケット

グッチのジャケット

グッチ(GUCCI)も創業者グッチオ・グッチの名前をブランド名に使っているシグネチャーブランドです。こちらはブランドのシグネチャーであるダブルGモノグラムを全面にあしらったジャケット。上質な素材とほどよい厚みがあり、シーズンを問わず着回しやすい一着です。

ゴールドボタンがアクセントとなり、クラシカルで洗練された印象を演出します。ブランドの歴史とモダンさが融合したデザインは、スタイルを格上げしてくれるでしょう。

ロエベ(LOEWE)|ジーンズ

ロエベのデニム

ロエベ(LOEWE)は、ドイツの革職人であった創業者の名前がブランド名になっています。ロエベで代表的なモチーフと言えばアナグラム。ブランド名の頭文字であるLを4つ組み合わせてデザインしたモチーフで、さまざまなアイテムに使用されています。

こちらのジーンズは両足にアナグラムがあしらわれていることから、「アナグラムデニム」と呼ばれ人気が高いアイテムです。シンプルなデニムにアナグラムでロエベらしさが加わり、コーデを一気にランクアップできるでしょう。

ハイブランドのおすすめシグネチャーアイテム②バッグ

シグネチャーアイテムといえばバッグを思い浮かべる人も多いはず。さりげなく持てるもの、荷物多めでもおしゃれに持ち歩ける大容量タイプなど、さまざまなアイテムがあります。

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)|トートバッグ

ルイ・ヴィトンのトートバッグ

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、トランク職人ルイ・ヴィトン氏の名を冠したシグネチャーブランドです。代表的なモノグラム柄は1896年に誕生し、ブランドの頭文字「L」と「V」、花や星のモチーフを組み合わせたデザインが、今も世界中で愛されています。

なかでも人気の「ネヴァーフルMM」は、軽量でありながら収納力に優れた定番トート。広めのマチと丈夫なキャンバス生地が特徴で、日常使いから通勤・旅行まで幅広く活躍します。シンプルなフォルムに上品なモノグラムが映え、ひと目でルイ・ヴィトンとわかる存在感を放つ、まさにブランドを象徴するシグネチャーアイテムです。

コーチ(COACH)|ショルダーバッグ

コーチのショルダーバッグ

コーチ(COACH)と言えば、ブランドの頭文字である「C」を使ったシグネチャー柄をイメージする人も多いでしょう。「シグネチャーコレクション」は、コーチのシグネチャー柄をふんだんに使用したさまざまなアイテムがラインナップされています。

こちらのショルダーバッグもシグネチャーコレクションのもの。上品なデザインで、どんなファッションにも合わせやすく年代も問いません。持っておくと重宝しそうなアイテムです。

ハイブランドのおすすめシグネチャーアイテム③財布

毎日持ち歩くことが多い財布は、永く愛用しやすいハイブランドのアイテムを選ぶ人も多いはず。シグネチャーアイテムなら、時代に関係なく使い続けられるでしょう。

セリーヌ(CELINE)|コンパクトウォレット

セリーヌのコンパクトウォレット

セリーヌ(CELINE)のブランド名は、創業者でデザイナーであるセリーヌ・ヴィピアナの名前が由来です。ブランド名の頭文字「C」を組み合わせたモチーフ「トリオンフ」は、パリの凱旋門の装飾から着想を得たデザインで、現在まで愛され続けています。モダンでありながらクラシックな気品を感じさせる、セリーヌを代表するシグネチャーです。

こちらの財布はトリオンフキャンバスと呼ばれるモノグラムデザインと、大きなトリオンフの金具が特徴的。上質なレザーの質感と控えめなロゴデザインが調和し、どんなスタイルにも自然になじむエレガントなシグネチャーアイテムです。

フェンディ(FENDI)|チェーンウォレット

フェンディのチェーンウォレット

フェンディ(FENDI)は、創業者夫妻にちなんでブランド名が名付けられたシグネチャーブランド。頭文字であるFを互い違いに組み合わせたモノグラム柄は定番のデザインです。

エンボス加工のモノグラムが特徴的な「バゲットシリーズ」のチェーンウォレットは、気軽に持てるよう作られたコレクション。シグネチャーアイテムをさり気なくコーデにプラスできます。

アナグラムをあしらったロエベのバッグ

ハイブランドのシグネチャーアイテムでコーデをクラスアップ

ルイ・ヴィトンのモノグラムバッグを持つ女性

ファッション業界においてシグネチャーとは、ブランドらしさを表す際によく使われる言葉と言えます。ブランドのロゴや定番デザインをあしらったシグネチャーモデルは、時代を問わず多くの人に親しまれてきた名品が豊富です。さまざまなブランドのシグネチャーアイテムからお気に入りを探してみて、コーディネートを楽しんでください。

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