1. トップ
  2. 【2025総集編】英ロイヤルファミリーのベストショット

【2025総集編】英ロイヤルファミリーのベストショット

  • 2025.12.23
Chris Jackson / Getty Images

英王室にとって、2025年はまさに“リセット”の年だったと言えるかもしれない。

ウィリアム皇太子はドキュメンタリー番組のなかで、2024年は「人生で最も困難な年だった」と率直な思いを吐露し、妻のキャサリン皇太子妃は、がんの診断と化学療法を経て、2025年には完全復帰を果たし輝きを取り戻している。

さらに、チャールズ国王も精力的に公の場へ姿を見せた。3月にはがん治療の「一時的な副作用」により短期入院を余儀なくされたが、回復ぶりをアピール。ある王室関係者は「国王は驚くほど順調に対処している」と語っている。

国王の妹アン王女もまた、カムバックを果たしたひとり。2024年の夏に頭部を負傷したが、6月のトゥルーピング・ザ・カラーでは再び馬にまたがり凛とした姿を見せた。

海の向こうでは、ヘンリー王子とメーガン妃がNetflixとのパートナーシップを更新し、8月に新たな複数年の契約を結んだことが話題に。メーガン妃はNetflixの冠番組を更新したほか、自身のブランド「As Ever」もローンチして大人気に。また9月には、ヘンリー王子とチャールズ国王が19カ月ぶりに対面したことも見逃せない。父と子が顔を合わせるのは、2024年2月以来のことだった。

いっぽうで、訃報やショッキングなニュースもあった。ケント公爵夫人キャサリン妃が92歳でこの世を去ったことや、スキャンダルによるアンドルー王子の称号剥奪などだ。

――ひとことで言えば、ウィンザー家にとって今年は波乱に満ちた12カ月だったと言えるだろう。ここでは、2025年の最も記憶に残るロイヤルファミリーの歩みを、写真で振り返る。

From TOWN&COUNTRY

MediaNews Group/Pasadena Star-News via Getty Images / Getty Images

2025年1月10日

1月上旬に南カリフォルニアで起きた火災を受け、LA出身のメーガン妃が救援活動支援のために立ち上がり、14歳のエイブリー・コルバートが地域社会を支えるために創設した団体「アルタデナ・ティーン・ガールズ」にボランティアとして参加。

甚大な被害のなか、「若い少女たちが自分らしさと自信を取り戻せるよう手助けすること」を目標に掲げ、被災地のサポートに尽力した。

Chris Jackson / Getty Images

2025年1月14日

キャサリン皇太子妃が2025年最初の公務として訪れたのは、自身ががん治療を受けたロイヤル・マースデン病院。このとき、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、同院の共同パトロンに就任したニュースも発表された。

皇太子妃は、がんの種類については明かしていないものの、化学療法を受けたこと、そしてその治療が2024年夏に終了したことを公表している。

Karwai Tang / Getty Images

2025年2月10日

ヘンリー王子とメーガン妃は、ブリティッシュ・コロンビア州のバンクーバーとウィスラーで開催された「インビクタス・ゲーム」の冬季大会を訪れ、街中の話題をさらうことに。

この大会は、王子が2014年に創設したもの。厳しい寒さのなか、2人はダウンコートやニット帽に身を包み、ぬくもりあふれる冬の装いを披露した。

Chris Jackson / Getty Images

2025年2月25日

カミラ王妃が単独公務で訪れたのは、英国人作家、アフラ・ベーンの銅像の除幕式。

17世紀に劇作家として活躍したベーンは、英語圏初の女性職業作家とされるパイオニアだ。文筆業だけでなく、チャールズ2世によりスパイとして採用され、ベルギー・アントワープでの任務に派遣されたという異色の経歴も持っている。

WPA Pool / Getty Images

2025年3月10日

チャールズ国王とカミラ王妃は、ウェストミンスター寺院で行われた毎年恒例のコモンウェルス・デー(英連邦記念日)の礼拝にロイヤルファミリーを率いて出席。2人の後には、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃やアン王女が続いた。

Max Mumby/Indigo / Getty Images

2025年3月12日

2025年のチェルトナム・フェスティバルは、ロイヤルメンバーが大集結する場に。毎年3月に開催されるこの競馬の祭典は、いわば「ロイヤルアスコットの冬バージョン」とも呼べる。

なかでも「スタイル・ウェンズデー」と呼ばれる2日目は、ロイヤルにとっても欠かせない恒例イベントとして親しまれている。

Karwai Tang / Getty Images

2025年3月17日

こちらもほぼ毎年恒例となっている、聖パトリックデーのパレード。キャサリン皇太子妃は、アイルランド近衛連隊「アイリッシュ・ガーズ」にシャムロックを授与するという、1世紀にわたる伝統的な式典に参加した。

皇太子妃は、連隊のマスコットであるアイリッシュ・ウルフハウンドのターロウ・モーアと、ハンドラーを務めるドラマーのジョセフ・オルドリッジと対面した。

Pool / Getty Images

2025年3月20日

北アイルランドを訪問していたチャールズ国王が、ニットの王冠をかぶり、興味津々なまなざしを向ける犬を抱いた市民と歓談するひと幕をキャッチ。

その後国王はアルスター大学を訪れ、治療を受けているがん患者たちと面会した。

Pool / Getty Images

2025年4月8日

国王夫妻がイタリア・ローマを訪問。大歓声と、ウェールズ近衛連隊およびイタリアのサッサリ旅団の軍楽隊による演奏に迎えられた2人は、名高いコロッセオの前で記念撮影に応じ、集まった群衆へ向けて手を振った。その後、2人は展望台へと歩みを進めた。

Vatican Pool / Getty Images

2025年4月10日

その2日後、国王夫妻はローマ教皇フランシスコと面会。これは、バチカンへの公式訪問が教皇の療養のため延期されたことを受け、プライベートなかたちで実現したものだったよう。

だがこの数週間後に教皇は逝去。これが、夫妻にとって教皇フランシスコとの最後の対面となってしまった。

Karwai Tang / Getty Images

2025年4月20日

復活祭の日曜日(イースター・サンデー)、チャールズ国王とカミラ王妃は、集まったロイヤルメンバーと共に過ごした。

こちらは、聖ジョージ礼拝堂での礼拝へと向かうエディンバラ公爵エドワード王子、その息子ウェセックス伯爵ジェームズ、エディンバラ公爵夫人ソフィー妃。

後ろに続くのは、ユージェニー王女と夫ジャック・ブルックスバンク、ベアトリス王女と夫エドアルド・マペッリ・モッツィ。

Jemal Countess / Getty Images

2025年4月23日

メーガン妃が、シックなベージュのパンツスーツをまとい、NYで行われた『タイム』誌主催のシンポジウムに登壇。自身のポッドキャスト番組『Confessions of a Female Founder』のリリースと同時期の参加だった。

Mondadori Portfolio / Getty Images

2025年4月26日

バチカン市国のサン・ピエトロ広場で行われたローマ教皇フランシスコの葬儀には、世界中から数多くのロイヤルが参列し、ウィリアム皇太子もその列に加わった。

今回の皇太子の出席は、英王室の先例に基づくもの。2005年には、チャールズ皇太子(当時)もまた、母エリザベス女王の代理として教皇ヨハネ・パウロ2世の葬儀に参列している。

WPA Pool / Getty Images

2025年4月29日

スコットランドのインナー・ヘブリディーズを2日間にわたり訪問したウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃。

現地では「ロード・オブ・ジ・アイルズ」「レディ・オブ・ジ・アイルズ」の称号でも知られる夫妻は、このツアー中に結婚14周年というアニバーサリーを迎えている。

Max Mumby/Indigo / Getty Images

2025年4月29日

エディンバラ公爵夫人ソフィー妃が、ロイヤル・ホスピタル・チェルシーを訪問。ビンゴゲームに参加し、年金受給者たちと微笑ましいひと時を過ごした。

Max Mumby/Indigo / Getty Images

2025年5月5日

5月の第1週、第二次世界大戦の終戦80周年を記念する一連のイベントに、王室メンバーが集結。なかでも視線を集めたのはやはり、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃に伴われて登場した3人のキッズたち。ジョージ王子、シャーロット王女、そしてルイ王子が揃って公の場に姿を見せる、貴重な機会となった。

3人は両親と共にパレードを観覧席から見守ったのち、バッキンガム宮殿のバルコニーへ移動。英国空軍による伝統の儀礼飛行(フライパスト)を同じポーズで見上げる、ロイヤルファミリーらしい姿を披露した。

WPA Pool / Getty Images

2025年5月6日

強風のなかカミラ王妃がロンドン塔を訪れ、陶器でできたポピーのインスタレーションを鑑賞した後、ゲストブックに記帳。

この展示には、もともと2014年のインスタレーション『Blood Swept Lands and Seas of Red』のために制作されたおよそ3万本もの陶器製ポピーが使用された。第二次世界大戦の犠牲者を追悼するため、再びロンドン塔に設置されたとのこと。

この投稿をInstagramで見る

The Royal Family(@theroyalfamily)がシェアした投稿

2025年5月19日

バッキンガム宮殿が、カミラ王妃と子犬のモーリーが触れ合う初のショットをシェア。王妃は今年に入り、生後8週間のモーリーを迎えたことを明かしている。

2024年11月にジャック・ラッセル・テリアの愛犬ベスを亡くした王妃は、その後「バタシー・ドッグス&キャッツ・ホーム」からこのモーリーを引き取ったそう。王妃はブルーベルという名のジャック・ラッセル・テリアも飼っており、3匹はいずれも保護犬だ。

WPA Pool / Getty Images

2025年5月20日

毎年春に行われるチェルシー・フラワー・ショーは、ロイヤルのカレンダーにおいて最も重要な恒例行事のひとつ。1804年設立の王立園芸協会(RHS)が主催するこの歴史的なショーのパトロンに、昨年チャールズ国王が新たに就任している。

この役割は、2022年に逝去するまで、70年間にわたりエリザベス女王が務めていたことでも知られている。

WPA Pool / Getty Images

2025年5月22日

スコットランドでは「ロスシー公爵夫妻」としても知られるウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、グラスゴーのスコッツタウンにある英航空宇宙メーカー、「BAEシステムズ」の造船所を訪問。英国海軍の艦船「グラスゴー」の命名式に出席した。

皇太子妃はこの日、ダイアナ妃のサファイアとダイヤモンドのドロップイヤリングを身につけ、装いにエレガントな輝きを添えていた。

Pool / Getty Images

2025年5月27日

チャールズ国王とカミラ王妃が、2日間の日程でカナダを訪問し、首都オタワで執り行われたカナダ議会の開会式に出席した。チャールズ国王はここで、英国君主としては1977年以来初めて、政策方針を示す国王演説を行っている。

Karwai Tang / Getty Images

2025年6月14日

国王の公式誕生日を祝う恒例の祝賀イベント、トゥルーピング・ザ・カラー。2025年も伝統と格式にあふれた華やかな式典が行われたが、やはり話題をさらったのはロイヤルキッズたち。

一日を通して愛らしいスマイルやお茶目な表情をたくさん披露してみせ、またしても世界中の視線を独占した。

Chris Jackson / Getty Images

2025年6月16日

毎年6月には、1348年に創設された、イギリスにおける最高位の栄誉であるガーター勲章の授与式を祝うため、受勲メンバーたちがローブ姿でウィンザー城に集結。今年の式典にも、ロイヤルファミリーが数多く出席した。

ガーター騎士団の一員ではないキャサリン皇太子妃は、2024年の式典こそ欠席したものの今年は姿を見せ、同じくメンバーではないエディンバラ公爵夫人ソフィー妃と共に会場入りしていた。

Samir Hussein / Getty Images

2025年6月17日

競馬の祭典ロイヤルアスコットにて行われる名物行事のひとつ、ロイヤル・プロセッション(ロイヤルファミリーの馬車での入場)が200周年を迎えた今年。

会期中の会場では、つねに個性的でアイキャッチーなハットやファシネーターが注目を集めているが、今回はカミラ王妃が身につけた数々のブローチも負けていなかった。

Chris Jackson / Getty Images

2025年6月18日

ロイヤルアスコットの常連である、アン王女の娘ザラ・ティンダル。装いとマッチさせたサングラスをかけ、いつもどおり華やかでスタイリッシュなオーラを振りまいていた。

Kate Green / Getty Images

2025年6月21日

ジェントルマンなジャック・ブルックスバンクは、レースコースを見つめる妻ユージェニー王女のため、傘を差し出してエスコート。

2025年のロイヤルアスコットは一週間を通じて晴天に恵まれていたものの、最終日はあいにくの雨模様となってしまった。

WPA Pool / Getty Images

2025年7月1日

夏の伝統として、君主は通常バッキンガム宮殿で平均3回、スコットランドのホリールードハウス宮殿で1回のガーデンパーティを主催する。

エディンバラで開かれたガーデンパーティには8000人以上のゲストが招待され、連隊バンドやロイヤル・スコティッシュ・パイパーズ・ソサエティの音楽を楽しみながら、宮殿の敷地内で優雅なひとときを過ごした。

ブローチ好きで知られるカミラ王妃がこの機会のために選んだのは、「ダイヤモンド・シスル・ブローチ」。シスル(アザミ)はスコットランドの国花=シンボルであり、開催地への想いが込められたチョイスだった。

Max Mumby/Indigo / Getty Images

2025年7月8日

7月に行われたフランスのマクロン大統領夫妻の公式訪問においても、重要な役割を担ったウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃。この特別な機会のため、皇太子妃は「ディオール」による見事なくすみピンクのアンサンブルを選び、巧みな“外交ファッション”の技を披露した。

キャサリン皇太子妃が公の場で「ディオール」を着用したのは、今回が初めてのこととなった。

Leon Neal / Getty Images

2025年7月9日

ここ1年、国賓訪問の場でひときわ存在感を放っているのが、グロスター公爵夫人バージット妃。彼女が着用する、王室の宝物庫から選び抜かれた特別なジュエリーも見逃せない。

マクロン大統領の国賓訪英の2日目には、大きなピンクのクンツァイトをあしらった「ハニーサックル・ティアラ」とネックレスを着用し、その輝きで視線を集めていた。

Karwai Tang / Getty Images

2025年7月12日

キャサリン皇太子妃がウィンブルドン選手権の女子決勝戦に姿を見せ、今大会初の来場を果たした(なお、同大会の女子決勝戦への出席は今回が初めてのこと)。

ロイヤルボックスでは、アメリカテニス界のレジェンド、ビリー・ジーン・キングと並んで観戦する姿がキャッチされた。

Handout / Getty Images

2025年7月13日

翌日、ジョージ王子とシャーロット王女が、両親と共にウィンブルドン選手権の男子シングルス決勝を観戦すべく会場に登場。試合後、一家はクラブハウスで優勝者のヤニック・シナー選手と対面し、サイン入りテニスボールを受け取るという素敵なひとコマも。

また、シャーロット王女が、映画『ライオン・キング』モチーフのキュートなチャームブレスレットをつけた愛らしい姿も確認された。

Crystal Pix/MB Media / Getty Images

2025年7月27日

イングランド女子代表チーム「ライオネス」の大ファンであるシャーロット王女が、父ウィリアム皇太子とともに、欧州チャンピオンのタイトル防衛に挑むチームへ声援を送った。

試合中は何度もそっくりなポーズを見せ、ロイヤルファンを喜ばせた。

この投稿をInstagramで見る

HELLO! Magazine(@hellomag)がシェアした投稿

2025年8月1日

2024年から交際していたとされる、ピーター・フィリップスとハリエット・スパーリングが、婚約を発表。幸せいっぱいの2人が初めて公の場に揃って登場したのは、ちょうど1年ほど前のことだった。

アン王女と最初の夫マーク・フィリップス陸軍大尉の長男であるピーターは、以前オータム・ケリーという女性と結婚しており、2008年に結婚するが2020年に別居、その後2021年に離婚が成立。2人の間にはサバンナとアイラという娘がいる。

いっぽうのハリエットにも、以前の結婚でもうけた娘ジョージアがいる。

WPA Pool / Getty Images

2025年8月12日

第二次世界大戦終結から80年という節目を前に、ソフィー妃がひとりの“英雄”のもとを訪れた。

元捕虜たちを支援する団体「ジャワ・極東捕虜クラブ1942」のパトロンを務めるソフィー妃は、英ソールズベリーにある介護施設「セーラム・マナー・ケアホーム」へ。105歳の元英国海兵隊員、ジェームズ・レン氏らと、和やかなティータイムを過ごした。

レン氏が歩んできた道のりは、歴史の重みを感じさせるもの――乗っていた艦船が日本の魚雷を被弾て沈没した後、シンガポールで捕らえられた彼は、1945年8月の終戦まで、3年半も収容所で捕虜として過酷な日々に耐え抜いたという。

Global Images Ukraine / Getty Images

2025年9月12日

イギリスでの4日間の旅を終えたのち、ヘンリー王子が「インビクタス・ゲームズ財団」とともにウクライナへの電撃訪問を果たした。

王子が同国を訪れるのは、ロシアによる侵攻が始まって以来2度目のこと。4月には西部の都市リヴィウを訪れていたが、首都キーウへの訪問はこれが初めてとなった。

JEFF J MITCHELL / Getty Images

2025年9月15日

エディンバラで行われた歴史的イベント「ライディング・オブ・ザ・マーチズ」にアン王女が参加。数百名の騎手たちと共に、馬にまたがって颯爽と街を行進した。今年のイベントは、アン王女の登場によりさらに特別な意味を持つものとなった。

馬術の元オリンピック選手であり、熟練の乗り手としても知られる王女は2024年、グロスターシャーのガトコム・パークで馬と接触し頭部に重傷を負う事故に見舞われていたが、2025年6月のトゥルーピング・ザ・カラーでは、見事に公の場で馬を乗りこなし、復帰を果たしている。

Pool / Getty Images

2025年9月16日

ロイヤルファミリーがロンドンのウェストミンスター大聖堂に集い、9月4日に92歳でこの世を去ったケント公爵夫人キャサリン妃へ最後のお別れを告げた。

このセレモニーは、近代英国史において、王室メンバーのために執り行われた初のカトリック式礼拝としても歴史的な意味を持つものとなった(キャサリン妃は1994年にカトリックに改宗している)。

WPA Pool / Getty Images

2025年9月17日

トランプ大統領が、異例となる2度目の国賓訪英を実施し、イギリス王室は総出となってウィンザー城で一行を迎えた。晩さん会で大統領の隣に座ったのは、キャサリン皇太子妃とチャールズ国王だった。

WPA Pool / Getty Images

2025年9月23日

ウィリアム皇太子夫妻が英中西部の街サウスポートを訪問。2024年にここのダンス教室で起きた悲劇的な襲撃事件で犠牲となった2人の少女を追悼して作られた、新しいプレイグラウンドを視察した。

地元にあるチャーチタウン・プライマリー・スクールが呼びかけを行ったこのプロジェクトは、少女たちへの敬意を示すだけでなく、残された子どもたちが悲しみを乗り越え、心の傷を癒やす手助けをすることも目的としている。

Pool / Getty Images

2025年9月30日

アン王女とウクライナのオレナ・ゼレンスカ大統領夫人は、首都キーウへの訪問中、ロシアによる全面侵攻で犠牲となった子どもたちのための追悼碑に立ち寄った。

WPA Pool / Getty Images

2025年10月2日

キャサリン皇太子妃は、名誉職就任後初めてとなるRAF(英国王室空軍)コニングスビー基地への訪問を行い、戦闘機「タイフーン」の機体を視察した。

2023年、チャールズ国王はロイヤルファミリーの新たな“人事”を発表しており、キャサリン皇太子妃には海軍の艦隊航空隊の名誉准将、第1女王竜騎兵連隊の名誉大佐、そしてここコニングスビー基地の名誉准将という3つの重要な役職が託されている。

この投稿をInstagramで見る

Apple TV(@appletv)がシェアした投稿

2025年10月3日

カナダ人俳優のユージン・レビィがウィンザー城を訪れた当初、ウィリアム皇太子へのインタビューは予定されていなかったという。彼が未来の国王と対面することを知らされたのは、自身が主演するApple TV+の番組『旅嫌いユージン・レビィのトラベルガイド』シーズン3の撮影でイギリス入りしたあとのこと。

ところが、気付けばウィリアム皇太子本人がガイド役となり、955年の歴史を誇るウィンザー城を案内してくれていたそう。

Arnold Jerocki / Getty Images

2025年10月4日

メーガン妃が、10年以上ぶりにファッションウィークにカムバック。「バレンシアガ」のクリエイティブ・ディレクターに就任した長年の友人であるピエールパオロ・ピッチョーリを応援するため、パリのショー会場に登場し話題をさらった。

Ilya S. Savenok / Getty Images

2025年10月9日

ヘンリー王子とメーガン妃が、NYで開催された「プロジェクト・ヘルシー・マインズ」のガラで「ヒューマニタリアン・オブ・ジ・イヤー」を受賞。

今回の受賞は、オンラインにおける家族の安全を守るための取り組みが評価されてのこと。メーガン妃は受賞スピーチで、コミュニティの重要性について語った。

この投稿をInstagramで見る

Al Hussein bin Abdullah II(@alhusseinjo)がシェアした投稿

2025年10月15日

ウィリアム皇太子夫妻が、ウィンザー城でヨルダンのフセイン皇太子&ラジワ皇太子妃をお出迎え。

英王室とヨルダン王室は、かねてより親密な関係にあることで知られており、2023年にはウィリアム皇太子夫妻がフセイン皇太子とラジワ妃のロイヤルウエディングに参列したほか、2021年のクリスマスには一家でヨルダンを訪問している。とりわけキャサリン皇太子妃にとっては、同国は長年にわたり深い縁のある場所だ。

Pool / Getty Images

2025年10月23日

チャールズ国王とカミラ王妃がバチカン市国を訪れ、歴史的な2日間の滞在を果たした。2人は、史上初のアメリカ人教皇であるレオ14世と謁見。

WPA Pool / Getty Images

2025年11月8日

ジョージ王子が、戦没者を追悼するために毎年11月に開催される記念コンサート、「フェスティバル・オブ・リメンブランス」に初出席。母キャサリン皇太子妃と共に会場入りし、ほかのロイヤルメンバーたちと合流した。

Pool / Getty Images

2025年11月11日

11月、アン王女は夫ティモシー・ローレンス海軍中将と共にオーストラリアを訪れ、短いながらも充実したロイヤルツアーを行った。

ツアー中、夫妻はオーストラリア王立通信隊の創設100周年を祝うガーデンパーティに出席し、数百名の関係者と交流。会場では、王立オーストラリア連隊協会(RARA)の会長ジェームズ・ソープ氏との間でこんなやりとりがあったという。

ソープ氏が王女に「あなたの兄弟に会ったことがある」と伝えると、王女は「どれでしょう?私には3人いるので」と返答。ソープ氏が「メインの方です」と答えたところ、王女は笑ったそう。

――王女の兄弟といえば、元アンドルー王子ことアンドルー・マウントバッテン=ウィンザーの動向も要注目。チャールズ国王により称号を剥奪され、住まいだったロイヤル・ロッジからの立ち退きを迫られた彼は、いまだに世間の視線を浴び続けている。

Pool / Getty Images

2025年11月18日

英王室が各国の外交団を招く恒例のレセプションが、24年ぶりにウィンザー城で開催され、カミラ王妃がロイヤルの歴史を物語るスペシャルなジュエリーを着用して登場。

この日選ばれたのは、ユージェニー王女が結婚式で着用した「グレヴィル・エメラルド・ココシュニック・ティアラ」だった。これは、デイム・マーガレット・グレヴィルのために「ブシュロン」が制作したもので、後にクイーンマザーが受け継ぎ、さらにエリザベス女王が譲り受けたもの。

Chris Jackson / Getty Images

2025年11月19日

ウィリアム皇太子夫妻が、ロイヤルを代表してチェリティイベント「ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス」に出席した。2人がこのイベントに参加するのはこれで6度目となり、初出席は2014年にさかのぼる。

なお皇太子妃がまとっているのは、アメリカ人デザイナーとドイツ人デザイナーのデュオが手がけるブランド「タルボット ランホフ」のドレス。ブランド側にはなんと、自分たちのドレスが選ばれたという連絡はイベント開始の直前までなかったのだとか。

CBS Photo Archive / Getty Images

2025年12月3日

ヘンリー王子が、スティーヴン・コルベアがホストを務める人気トーク番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』にサプライズ出演。

スティーヴンがクリスマス映画について話しているところへ、王子がオーディション会場を探しているうちに迷子になってしまったフリをして登場し、会場を大いに沸かせた。

Pool / Getty Images

2025年12月3日

英王室は、2025年の最後を飾る公式晩さん会を催し、ウィンザー城にドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領とエルケ・ビューデンベンダー夫人を迎えた。

ドイツによる英国への国賓訪問は、実に27年ぶりのこと。前回は1998年12月で、当時のローマン・ヘルツォーク大統領による訪問だった。彼は、1992年の城の火災後、初めてウィンザー城を訪れた大統領としても知られている。

Pool / Getty Images

2025年12月5日

ロンドンのウェストミンスター寺院にて、キャサリン皇太子妃が主催する5回目のクリスマス・キャロル・サービス(礼拝)が開催された。

当日は、ロイヤルメンバーに加え、英国を代表する俳優ケイト・ウィンスレットやキウェテル・イジョフォーらスターたちも集結し、皇太子妃をサポート。さらにジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子ら3人の子どもたちが、この夜も記憶に残る愛らしい瞬間を届けてくれた。

元記事で読む
の記事をもっとみる