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「空いてるから」はNG!NEXCOが注意喚起…高速SAでの“軽い気持ち”が招く“深刻な事故”

  • 2026.1.26
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

年始や成人の日など、帰省や旅行で高速道路を利用した方も多いのではないでしょうか?長距離ドライブの休憩に、サービスエリアやパーキングエリアを活用された方もいることと思います。駐車の際、「空いているスペースならどこでもいいや」と何気なく車を停めていませんでしたか?

NEXCO中日本 東京支社の公式X(旧Twitter)アカウントが「駐車について注意喚起」について投稿。ポストでは、「休憩施設内の駐車場には『普通車』『大型車』『二輪車』『バス』用などの駐車マスが配置されています。案内指示に従って正しい位置での駐車をお願いします」と呼びかけが。さらに、「加減速車線やゼブラゾーンに駐停車されますと事故の原因(追突事故など)となることや、他の車両の妨げになります」とも警告しています。

「車種専用マス」を守ること、そして「停めてはいけないエリア」に駐車しないこと。これらが、なぜそれほど重要なのでしょうか?今回は、正しい駐車について詳しく紹介します。

なぜ「車種専用マス」を守る必要があるの?

サービスエリアやパーキングエリアの駐車場が車種ごとに区分されているのには、次のような理由があります。

  • より多くの車両が休憩施設を利用できるようにするため
  • 大型車ドライバーの休憩機会を確保するため
  • 身体の不自由な方が安全に施設を利用できるようにするため

特に輸送トラックを始めとする大型車のドライバーは、長距離運転による疲労を回復するために休憩が欠かせません。しかし、普通車が大型車用の駐車マスに停めてしまうと、大型車は停めることができず、休憩の機会を奪われてしまいます。

限られたスペースを、みんなが気持ちよく使えるように。そのために、車種専用マスを守ることが求められています。

「駐車マス」はどのように区切られている?

サービスエリアやパーキングエリアの駐車場は、車種ごとに駐車マスが配置されています。

  • 普通車
  • 大型車
  • トレーラー
  • 二輪車
  • バス

駐車エリアに入る際は、案内標識や路面標示をよく確認し、自分の車種に合った駐車マスを選びましょう。混雑時には、交通整理員が車種と異なる駐車マスに案内する場合もありますが、基本的には指示に従って駐車することが大切です。

「兼用マス」の正しい使い方

一部のサービスエリアやパーキングエリアの駐車場には、普通車と大型車のどちらでも利用できる「兼用マス」が設置されています。兼用マスは、路面に破線で標示されているのが特徴です。ただし、兼用マスを使う際にもルールがあります。

  1. まず、普通車・大型車それぞれの専用マスを優先的に利用する
  2. 該当する専用マスが満車の場合のみ、兼用マスを利用する
  3. 普通車は縦列駐車に協力する

この順序を守ることで、より多くの車両が駐車できるようになります。お互いに譲り合いの心を持つことが大切です。

身体の不自由な方の専用駐車スペースについて

サービスエリアやパーキングエリアには、車椅子マークのある駐車スペースが設置されています。このスペースを利用できるのは、下記の方たちです。

  • 車椅子を使用される方
  • 視覚・聴覚に障がいのある方
  • 高齢の方
  • 妊婦の方
  • けがをしている方

このスペースは、駐車場内を横断することなく、トイレ等の施設に安全にアクセスできる位置に配置されていることが特徴です。「施設に近いから」という理由だけで健常者の方が利用するのは控えましょう。本当に必要としている方のために、スペースを空けておくことが大切です。

ここは車を停めないで!駐車すると危険なエリア

サービスエリアやパーキングエリアで、駐車マス以外に空いているスペースが目に入ったことはありませんか?「駐車マスはすべて満車だし、ここなら空いているから」と停めてしまいたくなるかもしれません。しかし、そのスペースは「駐車してはいけないエリア」である可能性が高いのです。

車を停めてはいけないエリア

以下の場所は、駐車スペースではありません。

  • 加減速車線
  • 路肩
  • ゼブラゾーン(導流帯)

加減速車線は、本線へ入る際や出る際に速度を調整するためのエリアです。ここに車が停まっていると、後ろから来るドライバーは想定外の障害物に直面し、とっさの判断を迫られることになります。衝突事故の大きな原因となるため、絶対駐車しないようにしましょう。

また、路肩は車両の故障や緊急の際に使うためのスペースであり、休憩のための駐車場所ではありません。

そして、ゼブラゾーン(導流帯)は車の流れを整えるために設けられた場所で、白い斜線が引かれています。ここに車が進入してしまうと、交通の流れが乱れ、渋滞や危険な状況を生み出す原因となります。

「ちょっとの時間だけ」「空いているスペースだから」という軽い気持ちが、深刻な事故を招く可能性があるのです。駐車マスに空きがない場合は、次のサービスエリアやパーキングエリアへ向かうか、空くまで待機するようにしましょう。

正しい駐車で、安全なドライブを

今回は、NEXCOが注意を呼びかけている「正しい駐車方法」についてご紹介しました。

車種専用マスを守ることは、大型車ドライバーの休憩機会を確保し、身体の不自由な方が安全に施設を利用するために欠かせません。また、加減速車線や路肩、ゼブラゾーンへの駐車は、重大な事故につながる危険な行為です。絶対にやめましょう。

「空いているから」「少しの時間だけなら」という軽い気持ちが、誰かの休憩を奪い、事故を招く可能性があります。限られたスペースを、みんなが気持ちよく使えるように。次にサービスエリアやパーキングエリアを利用する際は、ぜひ正しい駐車を心がけてくださいね。


参考:
NEXCO中日本 東京支社(@c_nexco_tokyo)公式Xアカウント2026年1月8日投稿
SAPA駐車場利用マナー(NEXCO東日本)
高速道路 マナーガイド(NEXCO中日本)
こんな所に車を停めたことありませんか?(NEXCO中日本)
駐車場でのマナーについて(NEXCO西日本)


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