第1回 “眠れない”時こそ “わたし”を愛してあげて【わたしのrytmi（リトミ） vol.1】

今日からスタートするkiitos.の新連載【わたしのrytmi（リトミ）】〜未来を奏でるひとり会議〜。
「私らしさ＝自分のリズムを生きること」をテーマに、心と身体を整えるための小さなヒントをお届けしていきます。

案内役を務めるのは、文筆家・起業家であり、文具店「文具ブランド「Self0(セルフレイ)」の店主として“書くこと”と日々向き合う山口恵理香さん。
ジャーナリングの入り口としても寄り添えるよう、やさしく綴っていただきます。

眠れない夜、頭の中でいろんな声がふいに騒ぎだすことってありますよね。
そんなときこそ、自分のリズムにそっと触れられる絶好のタイミングなのかもしれません。

眠れないあなたも、つい夜更かししてしまうあなたも。
今夜は一緒に、少しだけ“わたし”に向き合ってみませんか？

明日のために、今日はフラットな気持ちでいたい。

「前もって」が苦手な私なりに、ごはんもお風呂も終わって、ベッドに入る。

けれど、人生はそんなに甘くないみたいで、気づけば脳の中で、もうひとりの自分がしゃべりだす。朝が苦手な私は、なぜこの活発なモードが朝ではなく夜に発動するのかと疑問符が浮かぶ。次第に目はギラギラで、脳のおしゃべりもマシンガントーク。

眠れないとき、私たちは瞬間的に不安を感じます。
心の中は汗をかくように焦りだす。焦れば、焦るほど、眠れないモードの覚醒。

焦る理由は、ただひとつ。

睡眠不足の日、身体が悲鳴を上げたままでは、自分が一番きついから。睡眠時間が足りていない日は、なんだか、ずっとフラフラの状態。小さなことでカチンときて、人にやさしくできない自分にまた落ち込む。そのうち涙があふれだす日もある。

最近、眠れない人が増えているように思います。
仕事の打ち合わせで「私も眠れないんですよね」と妙な意気投合がうまれる瞬間もあります。

サプリメントに、ドリンクにと、あれこれと頼ったり、夜に眠れるように無理やり身体を動かしてみたり。1日に江戸時代の1年分の情報量を受け取ると言われている私たちは、ただでさえ脳が忙しいのに、眠れないことにも悩まなければいけません。

 

眠れないとき、私は3つの方法を試します。

・ぬいぐるみを抱きしめる
・少し起きて、脳の中のおしゃべりを紙に書きだす
・窓を少し開けて、外の音に耳を傾ける

「眠れない！」と焦らずに、そのまま、ゆったり過ごすことを心がけています。
ベッドから一度起き上がって、水を1杯飲むだけで心の平穏が戻ります。
どうしても眠れないときはお薬の力も借ります。

眠れないときの対処法を考えてみる。

さぁ、今度はあなたの番です。
眠れないときの対処法を一緒に考えてみましょう。

Q1 眠れないとき、自分自身にかけてあげたい言葉は？
Q2 少しでも眠りやすいように自分のために用意できる入眠儀式は？
Q3 睡眠の質を高めるために新しく取り入れたいアイテムは？

眠れないときこそ、「わたし」を愛してあげて。
「明けない夜はない」と昔からいうように、朝は必ず絶対来るから。
太陽が昇るその瞬間を、ゆっくり待ってみよう。

眠れないときこそ「わたし」を愛してあげて。

「明けない夜はない」と昔からいうように、朝は必ず絶対来るから。
太陽が昇るその瞬間を、ゆっくり待ってみよう。

山口恵理香
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X：@Ericactive811

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