老後に住みたい「岡山県の自治体」ランキング！ 2位「岡山市」を抑えた1位は？ 【2025年調査】

コロナ禍を経て、改めて地域とのつながりや趣味を楽しむ時間の大切さが再認識されています。厳しい寒さで家にこもりがちな今こそ、将来のセカンドライフで豊かな地域交流が期待できる場所を探し、明るい春に向けて計画を練りましょう。

All About ニュース編集部では、2025年12月3〜4日の期間、全国10〜70代の男女250人を対象に、「老後に住みたい岡山県の自治体に関するアンケート」を実施しました。その中から、老後に住みたい「岡山県の自治体」ランキングの結果をご紹介します。

2位：岡山市／97票

岡山県の南東部に位置する岡山市。県の県庁所在地であり、政令指定都市として中四国地方における重要な拠点都市の1つです。山陽新幹線や主要高速道路が通り、交通の利便性が非常に高いのが魅力です。市内には後楽園や岡山城といった歴史的な観光名所があります。医療機関や大規模な商業施設など都市機能が充実していて、生活の利便性は抜群。自然豊かで安心感があるという点で票を集めました。

回答者からは「都会だし観光地だし、毎日のウォーキングとか楽しそうだから」（50代男性／大阪府）、「温暖な気候で災害が比較的少ないうえ、新幹線停車駅がありアクセスも良く、中四国地方の拠点都市として医療や商業機能が非常に充実しているから」（30代男性／滋賀県）、「晴れの日が多く気候が穏やかなので老後に住むのに良い、瀬戸大橋を渡って気軽に四国に遊びに行けるのも魅力的」（40代男性／岩手県）といった声が集まりました。

1位：倉敷市／123票

岡山県の南部にある倉敷市は、江戸時代の街並みが残る倉敷美観地区が有名な街。白壁の蔵や柳並木が美しい運河沿いの風景で知られ、たくさんの観光客を惹きつけています。大原美術館などの文化施設もあり、歴史と芸術に触れる機会が豊富。都市機能も充実しており、生活の利便性と歴史的な情緒を兼ね備えた環境が、老後の生活を豊かにしたいというニーズに応え、票を集めました。

回答者からは「文化都市なので住んでいて飽きなさそうだからです」（40代女性／青森県）、「若い頃に倉敷美観地区の街並みが、大好きで何度も訪れていますので。こんなに好きな場所に住めれば、嬉しいです」（50代女性／大阪府）、「美観地区など観光地が多く、文化的な刺激を受けながらボランティア活動などで地域と関われるから」（30代女性／北海道）といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです

文：綾乃岬