英ロイヤルレディが着こなす、最高のリトル・ブラック・ドレス32

カラフルなファッションで知られる英国ロイヤルだが、「リトル・ブラック・ドレス（LBD）」のクラシックでタイムレスな魅力に心を動かされてしまうのは私たちと同じ。地味でダークなトーンの服を着ることは比較的少ないものの、それでも必要な時には、クローゼットに1枚はあるリトル・ブラック・ドレスに袖を通すのだ。そしてもちろん、その着こなしは常にスタイリッシュ！

もしあなたが自分のリトル・ブラック・ドレスをアップデートしたいと思っているなら、最高にスタイリッシュなロイヤルレディたちを参考にしてみては？ きっと、あなたのワードローブにプラスするべきものがわかるはず。

※肩書は当時のものです

From TOWN&COUNTRY

キャサリン皇太子妃／2022年5月19日

映画『トップガン マーヴェリック』のロンドンプレミアにやってきたキャサリン皇太子妃は、白の切り替え部分が目を引くタイトな「ローラン ムレ」のオフショルダードレスをチョイス。ヘアもストレートに後ろに長し、スリークなスタイルで注目を浴びた。

ダイアナ妃／1994年6月29日

ロイヤルのリトル・ブラック・ドレスを語る上で、ダイアナ妃がまとった“リベンジ・ドレス”は外せない。

チャールズ皇太子がカミラ・パーカー・ボウルズとの不倫を全国放送のテレビ番組で認めたその夜、ダイアナ妃はクリスティーナ・スタンボリアンがデザインしたドレスに身を包み、サーペンタイン・ギャラリーで開かれたパーティに颯爽と現れた。

ダイアナ妃／1991年7月22日

映画『バックドラフト』のプレミアに来場したダイアナ妃。お気に入りだった英国のクチュールブランド「ベルヴィル・サスーン」による、ストラップに装飾を施したドレスをエフォートレスにまとって。

ベアトリス王女／2025年5月15日

ベアトリス王女は、ロンドン発のブランド「セルフ ポートレート」のセパレート風LBDに身を包んで授賞式イベントに参加。このブランドは、キャサリン皇太子妃やメーガン妃も愛用していることで知られている。

ベアトリス王女／2025年5月20日

その数日後に参加したイベントでも、ベアトリス王女はリトル・ブラック・ドレスを着用。きらめくリボンのアップリケが胸元にあしらわれたパフスリーブのミディ丈ドレスは、オーストラリアのブランド、「レベッカ・ヴァランス」のもの。

キャサリン皇太子妃／2022年9月10日

エリザベス女王が亡くなったことを受け、ウィンザー城に集まったロイヤルファンたちのもとに挨拶にやってきたキャサリン皇太子妃たち。

このとき皇太子妃は、ウエストにあしらわれたベルベットのトリムがポイントの、「ジェニー・パッカム」のものとみられるシンプルなドレスをシックに着こなしていた。

メーガン妃／2022年9月10日

いっぽうメーガン妃も、キャサリン皇太子妃やヘンリー王子たちと一緒にファンのもとに登場。無駄を削ぎ落としたボートネックのLBDに、黒いストッキングとパンプスをプラスしていた。

ダイアナ妃／1995年9月7日

映画『アポロ13』の上映会には、御用達ブランドのひとつだった「ヴェルサーチェ」のミニマルでグラマラスなタンクドレスをセレクト。大ぶりのパールのイヤリングを加えたところがダイアナ妃らしい。

レディ・キティ・スペンサー／2020年2月21日

ダイアナ妃の“美しすぎる姪”として有名なレディ・キティ・スペンサーを、「ブルガリ」のパーティ会場でキャッチ。スパンコールが全面にあしらわれたきらびやかなミディ丈ドレスを、サラリと着こなしてみせている。

メーガン妃／2019年11月9日

第一次世界大戦終結を記念するリメンブランス・デーにちなんだ恒例行事「フェスティバル・オブ・リメンブランス」が催され、メーガン妃も会場へ。「アーデム」のベルト付きドレスで上品なオーラを放っていた。

キャサリン妃／2014年4月10日

ウィリアム王子とニュージーランドを訪れたキャサリン妃は、肩に装飾が施されたドレスで、LBDが秘める美しさと可能性をアピールした。

カミラ夫人／2001年2月7日

ロンドンのサマセット・ハウスでのレセプションにて、未来の王妃となるカミラ夫人は、クラシックな細身のドレスをシアーな袖でアップデート。

キャサリン妃／2018年11月10日

戦没者追悼行事「フェスティバル・オブ・リメンブランス」に出席したキャサリン妃。ミニマルなシルエットのLBDは、「ローラン ムレ」の一着。これに「ジミー チュウ」の小ぶりなクラッチバッグを合わせ、慎ましやかな美しさを放った。

メーガン妃／2018年9月25日

メーガン妃は、「ジバンシィ」のLBDをまとい、国立美術学校ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツを訪問。シアーな袖や上半身のV字の切り替え、ベルトがモードでグラフィカルなアクセントを添えている。

メーガン妃／2018年10月20日

ヘンリー王子との初のロイヤルツアーで、オーストラリアを訪問したメーガン妃。フォーマルな公務で選んだのは、ボタンがアクセントになった「エミリア・ウィックステッド」の一着だった。

そこに、「フィリップ トレーシー」のファシネーター、「ジバンシィ」のクラッチバッグ、「タビサ・シモンズ」のパンプスを合わせて。

キャサリン妃／2017年11月17日

2017年のリメンブランス・デーの追悼行事では、ベルベットで仕立てられた「キャサリン・ウォーカー」のコートドレスをチョイス。クリスタルがあしらわれたボタンが輝きを添えている。

メーガン妃／2019年7月14日

アーチー王子を出産したばかりだったメーガン妃は、この日ヘンリー王子とともに映画『ライオン・キング』のロンドンプレミアへ。デコルテや袖部分にシアー素材を用いた「ジェイソン ウー」のドレスで、ほどよくセンシュアルに。

メーガン妃／2018年12月10日

ファッション・アワードの授賞式に、アーチー王子を妊娠中だったメーガン妃が、「ジバンシィ」のワンショルダードレスを優雅にまといサプライズ登場。当時同ブランドのアーティスティック・ディレクターを務め、メーガン妃のウエディングドレスのデザインも手がけたクレア・ワイト・ケラーの功績を称えた。

キャサリン妃／2017年3月17日

在仏イギリス大使館を訪問したキャサリン妃は、「マックイーン」のノースリーブドレスを着用。パールジュエリーとの相性もばっちり。

ソフィー妃／2014年3月27日

ウェセックス伯爵夫人ソフィー妃は、夫のエドワード王子とチャリティイベントに出席。どんなシーンでも活躍しそうなスクエアネックのドレスは、5分丈の袖と膝が隠れるほどのスカート丈が特徴。

メーガン妃／2018年4月19日

ロンドンで行われた女性のエンパワーメント・イベントでメーガン妃が着用していたのは、芸術的なアシンメトリーデザインが美しい「ブラックヘイロー（Black Halo）」のリトル・ブラック・ドレス。ネック部分のデザインが、モダンな遊び心を加えている。

ベアトリス王女／2015年3月12日

ベアトリス王女は、ロンドンのヴィクトリア＆アルバート博物館で開催されたアレキサンダー・マックイーンの回顧展『Alexander McQueen: Savage Beauty』に合わせ、タキシードを優雅かつフェミニンにアレンジしたドレスを選んだ。

ユージェニー王女／2016年1月26日

ロンドンでのイベントに姿を見せたユージェニー王女は、ツヤのあるレザー素材のリトル・ブラック・ドレスを着用。

キャサリン妃／2015年11月7日

キャサリン妃は、ロイヤル・アルバート・ホールでの恒例行事「フェスティバル・オブ・リメンブランス」に出席。この着こなしを見れば、レース素材が常に素晴らしい選択肢であることがわかるはず。こちらは「ドルチェ＆ガッバーナ」の一着。

ダイアナ妃／1990年12月13日

映画のプレミアに姿を見せたダイアナ妃は、金のボタンをあしらったLBDで90年代スタイルを体現。

ユージェニー王女／2013年1月18日

ユージェニー王女がドイツ訪問のために選んだのは、シースルーの袖部分がアクセントになったドレス。

メーガン妃／2018年7月10日

アイルランド訪問中にグレンケアン・ハウスで開催されたサマーパーティに参加したメーガン妃。リトル・ブラック・ドレスもサンドレスとして着られることを証明してくれた。

レディ・アメリア・ウィンザー／2022年11月17日

スタイリッシュなヤングロイヤルとして知られるレディ・アメリア・ウィンザー。この日はミニ丈のドレスに、タイツ、ロングブーツはすべて黒でまとめ、カラフルな巾着バッグを持ってワントーンコーデのポイントに。

ダイアナ妃／1995年6月16日

ダイアナ妃がモスクワのタシンカヤ病院訪問時にまとったのは、ボートネックのLBD。ここにパールのジュエリーをコーディネートしていた。

キャサリン妃／2013年3月19日

自身がパトロンを務めるチャリティ団体を訪れたキャサリン妃。この「トップショップ」の白い丸襟付きドレスは、1万円以下のプチプラアイテムだったことでも話題になった。

レディ・アメリア・ウィンザー／2018年10月30日

UK版『ハーパーズ バザー』誌主催のイベントにやってきたレディ・アメリア。大きなラッフルが付いたワンショルダーのブラックドレスで、華やかなオーラを放って。

レディ・キティ・スペンサー／2019年11月21日

レディ・キティ・スペンサーは、ロンドンの高級ホテル「クラリッジス」で行われたイベントに、「シモーネ ロシャ」のドレスで参加。