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子どものころの夢は叶いましたか?「なりたい職業」と大人の選択のリアルとは

  • 2025.12.9

子どものころの将来の夢は何でしたか?
なりたかった職業と現在の職業…実際どうなのかキニナル!
まずは、子どもたちに将来の夢を聞きました。

9歳
「水族館でみんな楽しんで、楽しい水族館を作りたいです。僕は魚が好きでみんなが魚を見てうれしいかもしれないからです」

7歳
「パティシエになりたい。ケーキが好きだから」

12歳
「ゲルマニウムという元素の研究者です。お父さんの友だちがその会社に勤めていていいなと思ったから」

子どもたちが思い描く将来の自分の姿。
ベネッセ教育総合研究所と東大社会科学研究所が共同で行った調査では、2024年の小学校高学年でのなりたい職業トップ3は以下の通りでした。

Sitakke

3位「教員」
2位「パン屋や花屋などの店員」
1位「スポーツ選手」

1位のスポーツ選手は10年連続の1位です。
一方、高校生になると結果が全然違います!

Sitakke

3位「医師」
2位「看護師」
1位「教員」

こちらも教員は10年連続の1位でした。
そこで大人のみなさんにも聞いてみました。「なりたかった職業はなんですか」?## あのころなりたかったものになっている?

Sitakke

20代 夢「病院で働く」⇒現在「SES営業」

「幼稚園に通っているときに、入院して手術を受けたりしたので、看護師さんが近くにいる存在で、親がいないとき助けてもらった」と話す女性。

高校を卒業してからも夢は変わらず臨床工学技士の学校に通っていました。
しかし、家庭の事情であきらめなくてはいけなかったそうです。

そのあとに出会ったのが現在の仕事。「システムエンジニアと仕事をつなぐ仕事」だということです。

Sitakke

20代 夢「パティシエール」⇒現在「事務」

「一時期いろいろなお菓子、ケーキとか挑戦していた」という女性。

「最初は『パティシエ』って言っていたけれど、同じクラスの女の子に、女の子は『パティシエール』だよと話を聞いてそうなんだと思って、そこからパティシエールという名前を知りました」

今お菓子作りをするのかたずねてみると…

「全然料理とかしない。実家暮らしなので。今はもう考えていなくて普通に事務職をやっていた」

あきらめなければよかった

60代 夢「レコーディングエンジニア」⇒現在「家電修理サービスマン→設備管理(ビル)」

「レコーディングエンジニアになりたかった。『YMO』の影響も大きかった。『YMO』をマネして家で多重録音もやっていましたから」と教えてくれた男性。

高校を出てすぐに社会人になりましたが、たまたま憧れの業界にいた人と知り合いになったそうです。

「そしたら開口一番『やめたほうがいい』と言われて、時間も不規則だし徹夜もあるし、労働条件は劣悪という話もあり、それだったら堅実にいったほうがいいのかなと」

Sitakke

50代 夢「歌手」⇒現在「事務職」

「歌がずっと好きで歌手になりたかった。子どものころからピンク・レディーが好きでよく歌っていた。テレビ番組のアニメソングも歌ったり、ピンク・レディーのレコードをしょっちゅう買っていた。聴いて歌っていたのを覚えている」と話す女性も。

歌手になりたいけれどあきらめてしまった今について「あきらめない方がよかったなと思う」と話してくれました。

HBC「今日ドキッ!」のスタジオでは

HBC「今日ドキッ!」のスタジオのみなさんにも、子どものころになりたかった職業を書いてもらいました。

コメンテーターの鶴岡慎也さんは、夢「プロ野球選手OR社会科教師」⇒現在「プロ野球選手→野球解説者」

「プロ野球選手という夢と、もう一つが社会科だけずば抜けてできたので社会科の教師になりたかったです」とのこと!

「高校卒業する時点で、社会人野球に行ったので、そこで教師の道を断って自分にプレッシャーをかけました。高校3年生の時に、プロ野球選手になろうと本気で目指しました」

コメンテーターの平野龍一さんは、夢「医師」⇒現在「企業コンサルタント」

「小さいころ体が弱かったので、よく病院に行き、治療してもらったというのがあったので、医師に憧れていました」と話します。

「いまは会社を元気にする仕事に就いているので。高校生ぐらいまでは、医師を目指して勉強していました。自分としては、理系脳より文系脳だったので、現役でだめだったときに進路を変えました。全力でがんばったので、仕方ないかな」

高校生のなりたい職業では10年連続で教員が1位という結果でした。
最近ではなり手不足ともいわれますが、身近で頼れる大人の存在は重要なのかもしれません。

Sitakke

トップ3以外では、小学校高学年では10年前には圏外だった「YouTuber、VTuber」が4位に、高校生世代では「システムエンジニア、プログラマー」が6位に入るなど、時代を表す職業の人気も高まっています。

スタジオでは、「今の子どもたちは様々な職業の情報を得ることができるのでうらやましい」という意見もありました。

これから私たちがまだ知らない職業、新しい職業も生まれていくのかもしれませんね。

堀啓知キャスターは「なりたいものも、自分が年を重ねていくにつれて、視野が広がってどんどん変わっていくかもしれない」と話します。

憧れと現実、なりたい職業についてのキニナルでした。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年11月20日)の情報に基づきます。

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