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これどうやって計算するか覚えてる?「12÷0.2」→10秒でチャレンジ

  • 2026.2.7
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割り算の中でも「小数で割る」割り算は少し難易度が上がります。

大人になった今では計算ルールを忘れてしまっている人も多いかもしれませんね。

今回の問題にチャレンジして、小数で割る割り算の計算方法を思い出してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
12÷0.2

※制限時間は10です。

解答

正解は、「60」です。

割られる数12よりも答えの方が大きくなりましたね。

なお、6や0.6という答えは不正解です。

どうしてこの答えが出てくるのかは、次の「ポイント」を見ると分かりますよ。

ポイント

この問題のポイントは、「割る数を整数にすること」です。

割る数が小数の形のままでは、計算がしづらいので式を変形して割る数を整数にするわけです。

小数を整数にするには、小数点を右に移動すればよいですね。今回の割る数0.2であれば、小数点を右に一桁分移動すれば2になります。

ただし、割る数だけを整数にしてしまっては、式のイコール関係が崩れてしまいます。

12÷0.2
≠12÷2

そこで、割られる数の方の小数点も右に一桁分移動します。

実は、割り算では、割られる数と割る数の小数点を同じ方向に同じ桁数分動かせば、答えは元の式と変わらなくなるのです。

12の小数点が分からないという人は、12=12.0と考えてみましょう。12.0の小数点を右に一桁分動かせば、120になります。

これで式は120÷2になるので、「整数で割る割り算」として計算が可能です。この式であれば、10秒以内に答えを出すこともできそうですね。

12÷0.2
=120÷2割られる数と割る数の小数点を右に一桁分移動する
=60

正解の60にたどり着きました。

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なお、12÷0.2と120÷2の答えが同じになる理由は、12÷0.2を12/0.2という分数にすると分かります(bが0でないときa÷bはa/bに変形できます)。

ここで小数点を右に一桁分動かすことを「10を掛けている」と考えます。分数では、分子と分母に同じ数を掛けても大きさは変わりませんでした。よって、分子と分母に10を掛けて、12/0.2を120/2の形に変形することができます。

12÷0.2
=12/0.2
=(12×10)/(0.2×10)分子と分母に10を掛ける
=120/2

120/2=120÷2なので、12÷0.2と120÷2がイコール関係になることが分かりますね。

まとめ

今回の問題では、小数で割る割り算の計算方法を復習しました。

この計算方法をまとめると、次のようになります。

<小数の割り算(割る数が小数の場合)の計算ルール>

ステップ1:割る数が整数になるまで小数点を右に移動する。
ステップ2:ステップ1と同じ桁数分割られる数の小数点も右に移動する。
ステップ3:割り算をする。

今回は小数点を右に一桁分移動しましたが、割る数が0.02のときは二桁分、0.002のときは三桁分移動しましょう。

割る数だけでなく、「割られる数の小数点を移動すること」も忘れないようにしてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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